Golden Time

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【婚姻届に判を捺しただけですが】第7話 ジェネリックとはよく言った


今回は主人公を放っておいて話が展開する回。これにはドラマの外のおめでたい大人の事情があるから仕方ないけれど、ドラマ全体のストーリーが何か妙な方向に向かっている感じがしないでもない。しかし最終回が近づいたからといってラブコメなのに変なシリアス路線になってしまうドラマが多い中、これぞラブコメという気もする。主役を演じる清野菜名氏の妊娠が吉と出ている可能性が高い。

いきなり夢オチからの離婚話

正確には夢オチではなく、理想パターンの想像からの現実パターンでの百瀬からの離婚届。結構急展開なのだが、あっさり進行している。なんというかテンポ感と起きている事態の間に差があるというか。そういうタイプのドラマだということだろうが、個人的にはよくわからないテンポで進む。

攻めてくる麻宮…ではなく義姉ソックリさん

秀伝堂受付麻宮や動物看護師牧原の上を行きそうな義姉美春のジェネリック香菜。そんなに似ている人がいたとしても、このタイミングで簡単に現れるかなと他のドラマなら思ってしまうが、このドラマなら許せる。悪い意味でなくそう思える。そういうドラマだからと言えるドラマ。

牧原の本心

明葉のことを好きということになっているが、百瀬に対する言動は、結果として百瀬の気持ちを明葉の方に向けることばかりなのが良い。牧原は本当に明葉と付き合いたいのだろうか。ただ、明葉と「友達」になりたいだけなのではないだろうか。

ここなら暮らしやすそう

まんまと百瀬の自宅に侵入することに成功した偽美春こと香菜のセリフ。これは自分の家を選ぶときに不動産屋に対して言うセリフ。この第7話タイトルに「寄生女」というタイトルがついているがまさにそれなセリフ。というか自分で明葉に対し「寄生先探している」と言うし、普通にキッチンに立っているし。もうなんというか、ドラマだなと。もっと正体隠せよと言いたい。

スマホ窃取

百瀬のスマホを資料で隠して盗む。こんなこと思いつくのか寄生女は。というか、百瀬の資料も一緒に盗んでいることにならないか?これは逆に百瀬も不注意ということになるな。それだけでなく自らを傷つけて百瀬を引き止める。なんだこの無茶な展開…なんだけれど、そう言うドラマなのだよね。

親切心に付け込むが出遅れた感ある香菜

第1話で出会っていればチャンスはあったが、明葉だけでなく百瀬にも情が湧いた後に登場して、「相手から情とか湧かれたら煩わしくありません?」なんて言ったら逆効果。出会いってタイミングなのだなということを教えてくれる人。

インフルエンサー

SNSの反応を見ると、もう末期という感じ。アンチばかりがメッセージ返している。

ジェネリック

明葉が偽美春である香菜のことを「ジェネリック」と例えているの良い。まさに後発医薬品だし、ディスるニュアンスが上手く出てる。

プライベートのパートナーは無理だが、仕事のパートナーとして付き合いたい

百瀬、香菜に上手い返しをする。結局、結婚も仕事も寄生ではダメだと。これで香菜は落ちる。香菜がこれまで明葉を「偽装妻」と言っていたが「奥さん」と言ったことで百瀬というか明葉の勝ちが確定。上手い展開。