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時はお金で買えません

【婚姻届に判を捺しただけですが】第10話 最終回 いまさらマウントを取りに励む明葉


めでたしめでたしみたいなオープニングで面食らった。これ、普通ならラストシーンじゃん。何で最終回の冒頭でこれやるの?…と思ったら、相思相愛を確認した途端に主人公明葉が百瀬に対しマウントを取りにかかるのか。そういえば第一話の時の明葉のキャラはこんなだったわ。百瀬に対し明葉が一方的に近寄っていく時期だけが特殊だったと。何というか、人は変わらないということね。

ビールで乾杯

ドラマの筋と全く関係ないが、何故かこのシーンを見たら無性にビールが飲みたくなった。何かサブリミナル効果を生じさせる演出が入ってないか?…と思っていたら、百瀬は寝ていた。そう来るか…そうだよね。寝るよね、アルコール入ったら、分かるわ。最近のラブコメにおけるかっこいい男が酒に弱い率高い気がする。『彼女はキレイだった』の宗介とか。

明葉に婚姻届を再度出す意思なし

何という展開。これは想定外。偽装結婚前の元に戻ってるよこの人の思考回路。歪んでるなぁ、百瀬だけでなく明葉も。元々そうだった。明葉は、そもそも偽装結婚受けてしまうようなドライな人だった。

私のことわかってくれてますかと言う明葉

百瀬さん私のことわかってくれてますか?私のことどれだけ知ってるんですか?

この手のことを言う人は、大抵相手のことをわかっていないか、分かってても自分を押し通したいとかに言う言葉。明葉が百瀬に強く惹かれていながら百瀬の気持ちを知らなかったこれまでだったら、こんなことは言わない。これは両思いを確信したから出た言葉。これが健全なのか傲慢なのかは程度による。しかしここでの明葉の口調からは、残念ながらマウントを取ろうとしているように見える。相手も自分のことを好きでいてくれるなら、マウントを取ろうとする感覚。結婚相手にするにはあまり良くないかもしれない。

しかも一人になった際、何でこうなっちゃうのと言っている。その理由は簡単、明葉が百瀬のことわかってあげてないからである。完全に自分のセリフがブーメランになっている。

つきものが落ちたかのような百瀬

明葉とは対照的に、もう完全に恋愛脳だわこの人。しかも、その勢いに乗じて、遠回しにだが、美晴に好きだったと伝わるようなことを言ってしまう。しかし美晴も大人、うまく話を切り上げる。ここ、美晴の出方次第な面があったが、最終回だからめんどくさい演出はなく、あっさり進行する。

結婚という安定を求めたくない

この言葉が明葉の口から出る。これは価値観に関わる言葉。これを受け入れるか否かは、百瀬次第。さらに、明葉のこの言葉は難解で、正確な意味は明葉しか分からない。これを口にしながら結婚を前提にして付き合いたいという気持ちは明葉にはあるということを百瀬に理解させるには、もっと言葉を尽くすべきである。「百瀬さん私のことわかってくれてますか?」と言いながら、この言葉を口にするのは自分なことを分かってもらおうという努力が足りない。

自分のことを話す百瀬

自分のことを分かれと要求する明葉に対し、百瀬は、自分のことを説明しようとする。これは、良いカウンター。百瀬なりに自分のことを説明する姿は明葉を動かし、歩み寄るのだが、では「私のことどれだけ知ってるんですか?」とキレていた明葉は何が言いたかったのか。やはりマウントを取りたかっただけか?

まとめ方

これまでドラマに登場した夫婦カップルを登場させて、色々な夫婦の形があると明葉のナレーションを入れるまとめ方はラブコメのオチとして良かった。ただ、最終回の冒頭からラストシーンに至るまでの、明葉のマウント取りからの妥協の流れがちょっとグダグダで今ひとつ分からなかったが。中途半端に時間が余ったとか?