Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

2021秋ドラマ

【カムカムエヴリバディ】振り返り

カムカムの3世代ヒロインは、仕事面ではあまり挫折なく成功を収めるが、恋愛面では、想いは成就しながらも、それぞれが異なった苦しみを味わっている。 安子と稔の子孫は自らの道で成功する るいは回転焼屋で一家を支え、ひなたはハリウッドで映画のキャステ…

【カムカムエヴリバディ】最終週 2003-2025

ついに最後の週。クリスマスフェスティバル以外の何かをクライマックスとして終わるのか、クライマックスの後にクールダウン的な後日談があるのかと思ったが、後日談ぽいのが最終週のオープニング曲が流れる前に毎回出てきて面食らうことになる。最終回のみ…

【カムカムエヴリバディ】第22週 2001-2003

五十嵐がめちゃくちゃカッコ良くなって(但しひなた目線)、再登場したけれど…な感じで、もう五十嵐の登場は終わりかなになった。 一方、アニーの安子度が少しずつではあるが回を追うごとに高まっている。今週の最後第107話には、ほぼ確定と言える状況。 epi…

【カムカムエヴリバディ】第21週 1994-2001

ストーリーはどんどん先に進む。 『ディッパーマウスブルース』で、トミーに会い、ジョーがステージに再度立つ覚悟を示し、トミーのステージのポスターにジョーの名前も出る。そして、あっという間にるいとジョーは、トミーのバンドに伴ってアメリカへ行き……

【カムカムエヴリバディ】第20週 1993-1994

先週からの続き。ジョーがトランペットを構えるも吹けないところから始まり、るいがアメリカに行きたいと言うところで終わるこの流れ。『カムカム』が閉幕に向かって怒涛のクロージングモードに入った。まだ放送予定時間はある。最終回までに五十嵐との再会…

【カムカムエヴリバディ】第19週 1992-1993

週の頭は、恋に愛に登場人物の色々な話が出て来る。ひなたと五十嵐、桃太郎と小夜子、破天荒将軍と美咲すみれ、榊原と美咲すみれ、小夜子と吉之丞、一恵と榊原もかな?月曜日は、『愛は勝つ』も流れていたのに、週が進むにつれ、ひなたも桃太郎も榊原までも…

【カムカムエヴリバディ】第18週 1984-1992

今週は、一気に1984年から1992年までと8年間飛ばす週。しかし、最初の第83話は、1話使って1日も描いていない。何という時間配分なのだ。続く第84話も相変わらずの1984年夏を描き余り進まない。 結局、第18週は、五十嵐が、オーディションで大役ではないがセ…

【カムカムエヴリバディ】第17週 1983-1984

週の初めの月曜回から、五十嵐とひなたが対立から並走に変わった。先週金曜の回で打ち解ける気配があったが、週が明けたらもう確実に氷解モード。ドラマの流れの切り替えに、土日を間に挟む技を効果的に使うという、連続テレビ小説ならではの演出。ついでに…

【カムカムエヴリバディ】職業の選択、家の事情

三世代が描かれているため、そこに何らかの共通点、差異を探したくなるのは、考察好きなら仕方がない。ここでは、3人の職業の選択とそれに影響を及ぼしたと思われる家の事情を見てみたい。 職業選択の動機 安子 当初は生きるために芋飴から始まり、後に家業…

【カムカムエヴリバディ】第16週 1983

ひなたの人生で大切な年なので、1週間で1年のというより、一夏のエピソードを描く。確かに高校三年生の夏休みは、多くの視聴者にとっても大切でドラマティックな年である/であったはずである。 episode 073 (2月14日) お母ちゃんは、ひなたのために言うてん…

【カムカムエヴリバディ】第15週 1976-1983

るいは英語再開?ひなたは初挑戦!…な感じでのスタートだったが、結局、英語は添え物で終わった感じ。るいが積極的に英語学習に関わる感じでもなかったし。3世代が同じものに興味を持つ訳では無いだろうし、そもそも世代間で20年程度ずつ離れていれば、時代…

【カムカムエヴリバディ】第14週 1965-1976

高度成長真っ只中…というか、今週は、11年分か。ひなた誕生年の1965年は一瞬で通過して、既に小学生になっている。ジョーは京都に来た頃と変わらない感じだが、直接的なトランペットのストーリーはなく、思いついたメロディーを書き留めるシーンと『およげ!…

【カムカムエヴリバディ】第13週 1964-1965

卒業がテーマの週かな。ベリーさんは、卒論仕上げたり、卒業式用のスーツをクリーニングとして持ってきたり、実家に帰り、挙げ句の果てに結婚式の話まで出てくる。ジョーの方は、相変わらずトランペットが吹けない内に、ビートルズが台頭して、ジャズが衰退…

【カムカムエヴリバディ】第12週 1963-1964

るいの人生を変える年だからか、第8週から続く1962年からの出来事は、第12週になってもまだ1963-1964年と濃く描かれている。ジョーとの出会いの与えるインパクトはそれだけ大きいということか。 episode 053 (1月17日) 希望フラグ ジョーの夢の中身と実現可…

【カムカムエヴリバディ】第11週 1962-1963

まだまだ続く1963年。長い夏、長い夏祭り。この1年の重要さは、るいが大阪で安子と暮らした日々より濃いのかもしれない。 1963年はルイ・アームストロングが来日している年であるし、翌1964年にも来日している。ジョーが上京することになり、るいが付いて行…

【カムカムエヴリバディ】コーヒーの結ぶ縁いろいろ

『カムカム』では、英語と並び重要なキーアイテムとなっているのがコーヒー。このコーヒーについて現時点で気づいたことをまとめてみた。 「ディッパーマウスブルース」は定一が戦中戦後守った喫茶店 ここは安子が初めてコーヒーを飲んだ店であり、るいが初…

【カムカムエヴリバディ】第10週 1962

放送日は年が明けて、本命?のジョーが本気出してきた。しかしドラマの中では1962年はまだまだ続く。るいにとって、母と別れてからこれまでの人生の中で一、二を争う濃い年なのだろう。しかし、るいの人生で一番大切な年は、本人は覚えていないだろうが、生…

【カムカムエヴリバディ】女性が学ぶことの物語

『カムカム』は、三世代、100年間の歴史を通じた女性の教育機会・環境の変化をテーマにしているのではないだろうか。安子の英語熱、るいの読書熱に着目してみると、知的好奇心の強い女性が時代に応じて生きていく姿を描いていると言えそう。そして三世代…

【カムカムエヴリバディ】第9週 1962

なんとなく、カムカムは三世代のヒロインを軸に女性の教育問題、特に自ら学ぼうとする好奇心に対する世間の反応を扱う物語ではないかと思えている。稔と安子の学びの血を引くるいが何をしていくのだろうという視点でこれから見ていこうと考えています。 今週…

【カムカムエヴリバディ】第8週 1951-1962

第8週開始前:安子が、ちょっとどころではなく自分のことしか考えない人間であることが遂に露呈する週なのかな? 第8週終了後:想像以上にそうだった。 episode 036 (12月20日) 野球に絡め過ぎる勇 察しの良過ぎるきぬちゃん 算太が信用金庫に行くための背広…

【SUPER RICH】第11話 最終回

さあ、ショッキングな出来事を詰め込むだけ詰め込んで破綻しないかという勢いのスーパーリッチと言いたいが、既に破綻していたのでこれ以上はないのではというところからスタート。案の定、セリフだけでバンバン問題が解決していきます。結局、衛と優には、…

【婚姻届に判を捺しただけですが】第10話 最終回 いまさらマウントを取りに励む明葉

めでたしめでたしみたいなオープニングで面食らった。これ、普通ならラストシーンじゃん。何で最終回の冒頭でこれやるの?…と思ったら、相思相愛を確認した途端に主人公明葉が百瀬に対しマウントを取りにかかるのか。そういえば第一話の時の明葉のキャラはこ…

【アバランチ】第10話 最終回 打本鉄治は二度死ぬ

何というか、率直な感想は、「最終回で一気に物足りなさが湧いてきた」というもの。なんで最終回の結末のクオリティが、それまでの回の品質と相対的に低いと感じたのか。多分、悪役である大山の怖さが消えて退場してすぐ終わりではなく、後日譚が「だらだら…

【最愛】第10話 最終回 加瀬の最後の晩餐

ドラマのオチ的には、タイトルの『最愛』は、加瀬の梨央への思いという意味なのだろうが、個人的には後藤の梓への思いの方がピュアさがあるので、こちらを上に評価している。 頭を打った人を働かせる真田ウェルネス 後藤は入院中なのに働いているよ。自主的…

【カムカムエヴリバディ】第7週 1948-1951

クリスマスと言えばサンタ。算太が岡山の街にやってきた。 episode 031 (12月13日) いきなりの算太 人の悪い雪衣さん 戦地のシーン 千吉に兵役を労われる真面目な口調の算太 本心を美都里に看破される軽いノリの算太 美都里の優しさ ダンスの仕事を探すのか…

【SUPER RICH】第10話 本当についていけなくなったストーリー

このドラマのタイトルが『SUPER RICH』であることの意味は何なのだろう。最終回直前まで分からない。何がどうスーパーでリッチなのだろう。どちらかと言えば、色々な面でプアだと思うが。 ひょっとして、上場したから創業者の衛はスーパーリッチということな…

【ドクターX】最終回 延々と続く大門と蜂須賀のラブシーン

何か蜂須賀のキャラが全く掴めなくなった。初登場時のイメージとは大違いになった。というか、こちらが受けるイメージではなく、明らかにキャラ変している。ストイックさの描写が、ネガティブに見えるものからポジティブに見えるものに変わっただけなのだろ…

【婚姻届に判を捺しただけですが】第9話 観てる方も疲れる百瀬の遠回りの告白

コメディなのに最終回近くになるとシリアス展開になるのは何故なのか…と大抵のラブコメでは思うのだが、『ハンオシ』のシリアス展開はちゃんとコメディを保ったままのシリアス。交通事故になったり、病に倒れたりしない。これはクオリティの高いコメディにお…

【アバランチ】第9話 最終回前としての準備は万端な回

最終回前だなぁ…そんな感想の回。その意味では完璧すぎる盛り上がりで終わった。しかし、羽生は、ネットでもテレビでも晒されすぎて、仮に大山との対決に勝ったとしても、その後の人生が大きく変わってしまったはず。 アバランチのジョーカー 念のためこの計…

【日本沈没-希望のひと-】最終話 ご都合主義でも何でもストーリーを強引に閉じたもん勝ち

最終回2時間スペシャル。最終話はもうご都合主義のオンパレードでストーリーを力技で閉じて行く。天変地異と戦う話であり、物語を閉じないといけないから仕方がない面はあるというか、これで良い。 関東沈没後の東京 相変わらず東京に多くの人がいるな。マ…