Golden Time

時はお金で買えません

【カムカムエヴリバディ】第16週 1983


ひなたの人生で大切な年なので、1週間で1年のというより、一夏のエピソードを描く。確かに高校三年生の夏休みは、多くの視聴者にとっても大切でドラマティックな年である/であったはずである。

episode 073 (2月14日)

お母ちゃんは、ひなたのために言うてんの

るいは、ジョーの夢を応援したが、自分が夢を見ると言うことをしない。だからか、ひなたが夢を持つことに対しては懐疑的。ただ、ひなたは特に女優の勉強をしたり準備をしていたわけではなく、単なる時代劇ファンであった。一方でジョーは、トランペット一筋で生きてきて、さらなるステップアップのチャンスとしてのコンテストであったから、「コンテスト」という言葉で一括りにはできないのは、ジョーも分かっていて、その上で、家のことを考えて、コンテスト応募を言ってくれているひなたを応援するために、るいを説得しようとしているように見える。

ひなたは、大月家のために言っている

ジョーは気づいたが、ひなたは、桃太郎を進学させるために、自らは進学せず就職し、自立しようと考えている。そして、進路を自分のこととして考えた上で、賞金も出るし時代劇も好きだから、これが進みたい道だと決めた。コンテストに応募したいと言うのは、現実を見ていない発想かもしれないが、論理的におかしくはない。

るいのもどかしさ

るいは、本心ではひなたを進学させたいのかもしれない。ただ家計がそれを許さない。そのもどかしい感情が、ひなたに向かっている気がする。ジョーは、その点を言語化した上で、るいを導いたように見えるが、そこでジョー働けよとならないのが大月家。

コンテストと言えば、ジョーも出ていた

コンテストと言えば、ジョーも出ていたわ…もう忘れていたけれど、第12週の話であり、放送日レベルでも1ヶ月前の話か…。徹底してジョーが何も仕事をしていないことを描いていたので、ドラマなのに昔感が出てる。

吉之丞のポジション

何となくひなたとは、"喧嘩するほど仲が良い"的な関係ではないか?ひなたのことを貧乏とからかっていることも共通するから、安子における勇ポジションなのかな?るいの時にはこういうポジションの人はいなかった。るいはかろうじて子供時代にジョーに会っているが幼馴染ではない。片桐は、幼馴染でもないし、からかうこともしないから違う。単純に勇も吉之丞も幼馴染ポジションということなのだろうが…幼馴染はストーリーに長く絡んでくる可能性があるからな。しかし、吉之丞については、勇と違い恋心的なものは、今のところ描かれていない。これは逆に勇と違う結果が生まれることを意味するのかもしれない。

コンテスト発表…の夢オチ

普通の夢オチではなく、日中の夢想の映像化。ちょっとなぜ入れられたのか意味をつかみかねるシーン。短ければ単に想像しているだけと考えず流せば良いが、意外に長めで詳細に描写されているので、意味があるのかなと思ってしまう。しかし、まあ、あまり意味はなくて、ブレイク的な遊びを入れたと言うことかな。今後登場するコンテストシーンを撮影した際に、ついでに撮影し、オマケとして入れた程度の意味のシーンなのだろう。

東宝シンデレラ的なコンテスト

1984年開催の第1回東宝シンデレラが元ネタかな。この時は沢口靖子氏が選ばれた。発表時の赤いガウンやティアラが重なる。条映の方は、1983年とほぼ同時期。しかし、「条映城のお姫様を探せ!」と言う割に、ひなたの想像イメージが、ガウンにティアラとシンデレラなのはご愛嬌。ここは振袖とかじゃないとね。本家に気を遣ったか?

グレーのスラックスに派手なシャツのジョーとジーンズにシンプルなシャツのるい

1983年も、ジョーは相変わらずとんがった服装だが、時代に合わせている感じかな。しかし、ジョーは、ジーンズが一般に広まって以来、一切履かないの徹底しているし、るいはジーンズばかり。あと、吉之丞が体格に合わせ、かつ時流に合わせた感じ?の服装…なのかな?よくわからないけど、シャツにブランドっぽいワンポイントついているし、一人っ子で自由にできているのだなぁと。

episode 074 (2月15日)

お姫様コンテストからスタート

前話ラストのお姫様コンテストの続きからスタートする連続ドラマらしいスタート。伴虚無蔵が微妙な表情で見ている。これが何かにつながるのかなと思わせといて、演技審査で、回転焼1個の感じの悪いやつが出てくる。コメディタッチの展開。

やる気のない娘役ひなた

回転焼買いに来た男を見ていきなりやる気を無くすひなた。ただし、友人、家族の評価は、なぜか良好。

だてに「ガラスの仮面」読んでへんな

と一恵に言われ、ジョーには、

だてに「黍之丞」シリーズ見続けてへんな

と評価されている。なかなか良い感じ。

やる気あり過ぎな娘役ひなた

ひなたの意外性のアドリブ。これは相手役も一瞬呆気に取られる。ここのポイントは、相手の刀をさっと抜く所作。短い脇差でなく長い太刀の方を抜いている。意外に長いことと、反ってもいることから相手の太刀を抜くのは難しい。それだけではなくその後の斬りつけ方も腰が入ってカッコ良い。ジョーの言う通り、だてに「黍之丞」シリーズ見続けてなかった。伴虚無蔵が一番着目したのはココじゃないかな。

コンテストで余りショックを受けなかったことがショック

まあ、そういうものだ。時代はバブル景気に入る直前、モラトリアムとしての進学という道を選ぶ人も多かったはず。人生の岐路にはいるが、誰も将来のことなんて分からない。分からないけれど選んで行く。ひなたが悩むのも普通のこと。

伴虚無蔵来店!

伴虚無蔵来店!気づけよ!何故気づかない!こういうところシビアに描く。モモケン来店時はすぐ分かったのに。ひなたは、時代劇ファンなら押さえておくべきはずだけどね。世代が違うから先代モモケンの敵役までは無理なのかなぁ。それにしてもねぇ。生まれてからずっと家にポスター貼ってあるでしょ。

店に自分も映るポスターが貼ってあるのに気づかれない…伴虚無蔵が回転焼を頼む時、虚無感を伴っただろうなぁ。

新之助

演技審査の相手役の役名。これは『暴れん坊将軍』から取ったのかな。ただ、徳田新之助はプロポーズすることは無いな。

るいは夢を追わなかったが…

しかし、雉真家を頼ることもなかった。生き方として筋が通っている。一方の安子は、夢というかやりたいことを追う代わりに、結果的に雉真の家を利用しまくっていた。そういう対比が、『カムカム』の恐ろしいところ。そして、今、ひなたは夢もなく、覚悟もない。時代もまあ、バブル景気前であり、そういう時代になりつつあった。

episode 075 (2月16日)

やはり覚えられていなかった伴虚無蔵

ひなたもるいも気づくの遅いわ!という視聴者の声を期待するかのような展開。これはこれでドラマ演出として楽しい。

バイトのチャンス!

時代劇を救うアルバイト。なんだこれ、時給も仕事内容も不明、勤務時間も不明。バブル前とはいえ、酷い。しかも、いざバイトに来てみると、虚無蔵はいないし、誰かが待っているわけでもない。普通なら戸惑うはずだが、あまり焦ることもなくそこに立っているひなたは大物。待合室に入れたということは、色々手続きは整っていたのであろうが、色々ルーズすぎる。

バイト期間が終わってみたら、バイト代は無し、その代わり勉強になったでしょと言われておしまいになりそうな予感。確かに普通では見ることができない世界を見ることができたことには変わらないのだが。特に、何かあると自腹で映画村に通っていたひなたにとっては、願ったり叶ったりではあろうが、しかしやはり対価は…と、今の感覚だと思ってしまう。あ、年間パスポートがあるなら、入場料云々は関係ないな、当時年パスあったのかな?

bushido cola

コカコーラ風の自動販売機に書いてあるブランド名。映画村に合わせての名称だろうが、現実的に考えると、映画村オリジナル名称はあり得ないので、ちょっと遊びすぎな感じ。

道端で寝ている男、五十嵐

口調は伴虚無蔵と変わらない。しかし、五十嵐は、アラカンの50倍とか言っている…ん?一恵は百恵の100分の1だったな。しかし、偉そうなことを言っているが、道端で寝ているというのはどういうことなのか?これ、宇宙人エピソードに違いない。

破天荒将軍、江戸を蹴る、金太郎侍

なんだこれ!笑うしかないやつだ。暴れん坊より破天荒な方が好感持てるし、斬るのは残酷だが、蹴鞠で勝負するなら穏やかで良い。桃太郎は見方を変えれば、鬼ヶ島で略奪を働いただけの人間だから、現行犯的に暴れていた酒呑童子を倒した金太郎の方がまだマシだし。良い時代劇が撮影されてそう。

夏だからやかんの麦茶

時代と季節を感じる。

大部屋俳優

斬られ役の追加募集に、奥のテーブルの3人はすぐ手を上げたが、座卓についていた3人は手を上げなかった。これ、衣装の違いなのかな。テーブル組は有象無象の浪人風だが、座卓組は町人や役人風だったのでニーズに合わないと分かっているのだろう。細かい描写。

映画村の広葉樹が色づいている

夏休み設定だが、撮影は秋ということか。季節感の演出はなかなか難しい。

見解の相違

ひなたのコンテストでの振る舞いに対して、虚無蔵は時代劇を救う人材だと評価するが、五十嵐は時代劇に対する冒涜だと評価する。この見解の相違は、後々の展開を期待させてくれる。あと、司会をした条映社員は助かったと言ってもいる。同じ行為に対する見方は、人により違うということ。

相手の腰から太刀を抜き、直ちに袈裟斬りする技術

どこの居合の達人かという技術を見ているのに、時代劇に対する冒涜とか言う五十嵐は見る目がなくてダメだな。youtuberの時代になれば尚更分かる。虚無蔵、先見の明あり。

初代モモケンと椿三十郎

様式美とリアルさの話は、るいの時代に、既に初代モモケンの棗黍之丞と三船敏郎の椿三十郎の対比で描かれていた。当時時代遅れとされたモモケンの様式美に対し、しかしジョーはミュージシャンとして、何らかの意味を感じ取っていた。今、時代劇が斜陽に向かう時、二代目モモケンフォロワーらしき五十嵐が、ジョーの娘であり根っからの時代劇ファン故に身につけたリアルな抜刀術を見せるひなたと反目するのは仕方がないのかもしれない。その意味で、初代モモケンの「日本の映画史上まれにみる駄作」に敵役として出演した伴虚無蔵が、ひなたの素質を見抜くのは、運命の巡り合わせと言える。

ひなたのTシャツ

当時ものっぽい感じがするが…当時ものなのかな、それとも当時風に作ったものなのかな。気になる。

episode 076 (2月17日)

撮影現場見学!

これは、もはやバイトではない。たとえお金をもらえなくとも、いや、逆にお金を払ってでも体験したいもの。ただ、それで夢が壊されるリスクもあるけれど。

加えて、"顔を売る"という大切なことも、休憩室のお茶汲みで果たしていた。これも大きい。

次につながる財産となるバイトだ。伴虚無蔵ナイス!

らすたち

「ラス殺」は、ひらがなにすると、可愛らしい感じ。何か聞いたことのある感じがすると思ったが、アニメに似たような感じの可愛らしいタイトルがありましたね。『らき☆すた』と言うのですが。

20年経ったとさらっと言うジョー

るいと2人で観に行ったモモケン映画のポスターを見て、ジョーはどういう思いでこう言ったのかな。色々あったようで何も無かったとも言える20年。もうひなた編なので、余り描かれることは無いだろうが、るいとジョーの間にも、今後、何かドラマが展開するのかな。やはり少しは見たいけれど。

またも出てきた謎Tシャツ

「Young」って書いてある。young?謎すぎるわ。何となくだけれど、『PUMA』のTシャツ感がある気がする。あくまで何となくだけれど。あと、貝とか書いてあるTシャツまた着てたの良い。そんなにたくさん服持ってないだろうからね。

ひなたの嫌味と五十嵐の返しという口撃の応酬

ひなたは大部屋の下っ端の中の下っ端と五十嵐に対し散々マウントを取って、その挙げ句、明日第1スタジオに来いと五十嵐に言われる。なんだこのお約束的なやりとり。そして翌朝、第1スタジオには立派な侍の格好をした五十嵐が立っているところで第76話は終わり。さて、五十嵐の役はどんななのかなとちょっと期待させるのが良い感じの終わり方。ひなた編はヘビィな終わり方が無いエピソードが続くが、これから荒れるのかな?るい編も安子編に比べたら穏やかだったし、世代が下るごとに穏やかになるのかな。

五十嵐はひねくれているが、夢に向かい真面目に役者の勉強はしている

これはひなたとは真逆。今は五十嵐のひねくれた性格に巻き込まれて、売り言葉に買い言葉になっているが、後々、ひなたは五十嵐の陰の努力に気づき、考えを改めるのだろう。コテコテではあるが、流れとしてはこれしかない感じ。

るいがひなたと五十嵐のやりとりに触れない

これが良い。聞き耳は立てているのだろうが、何も口を挟まない。ひなたを1人の人格として認めているということだろう。また、五十嵐を『大月』の客として扱っていることにもなる。るいは流石である。

しかし、この夏の初め、るいはお姫様コンテストに出ると言うひなたに反対し、その際、

お母ちゃんは、ひなたのために言うてんの

と言っていた。るいも変わっている…のか、ひょっとして、以前のように、他者が意外なことをし出すと逃避する癖がまた出たのかもしれない。桃太郎が小夜子に恋心のようなものを見せた時はからかっていたが、ひなたと五十嵐の関係はただならぬ雰囲気であったので、単にフリーズしただけとも考えられる。その後、るいとひなたのシーンはなかったので真相は不明。るいはひなたと五十嵐の関係をどのように思ったのだろうか。よく回転焼を買いにくる男がひなたと知り合いと分かったら、普通はひなた目当てで買いに来ているなとるいは思っていそうなのだが、実はるい目当てなところが予断を許さない。それとも、実は店の奥に貼られている、初代モモケンと伴虚無蔵の映画ポスターを見に来ているのかもしれない。なぜそのポスターを貼っているのかを五十嵐はるいに聞きたい、もしくはポスターを譲ってほしいと言いたいが言えないということかもしれない。

五十嵐のひなたに対する感情

最初のるいが不在の際の出会いからして五十嵐は挑発的だった。これ、五十嵐がひなたの境遇を誤解しているのではないかな。つまり、ひなたを家計的に裕福ではないまでも不自由しておらず、家の手伝いもする必要がなく、進学することが当然と考えている女子高生と考えているのではないかな。お姫様コンテストも夏のイベントの1つのように気軽に参加し、今度は映画村に好奇心を満たすためにバイトをしていると。恐らく、五十嵐は、生きることに必死で、小さい時から家の手伝いをし、早く一人前にならなければという人生を歩んできたのではないだろうか。そうであれば、モラトリアムに見えるひなたは嫉妬と共に口撃したい相手になるのだろうと言える。ただ、重要な部分で五十嵐の誤解が入っているため、いずれひなたとは打ち解けるのだろう。

焼きたての回転焼を望む気持ち

これ、"自分のために"という感情に飢えているのではないかな。これはつまり、ひなたとの皮肉言い合いも、たとえ悪意でも、ひなたが自分だけに向けた感情である限り、嬉しいということになる。ある意味、ジョーに通じるものがあるのかもしれないと思う。るいの性格ではあるが、それより、直接的には"自分のために焼いてくれる"ことのみが、五十嵐の心に刺さっているような気がする。

運について

安子は生まれた時代も含め、致命的に運が悪いと言える。ただ、稔と結婚できたり、ロバートと巡り合ったり、なんというか絶体絶命で死亡フラグ立った後に、なんとか一命を取り留めている。るいの運は、アベレージ。悪くはないが、良いとは言えない。さて、ひなたはどうなのだろう。いまのところ、それほど致命的なことは起きない感じ。時代なのかな。ただ、時代劇という斜陽傾向のあるジャンルに行くことはどうなのだろうという気はする。

episode 077 (2月18日)

珠姫の棒読みなセリフ

(棒読みで)キャー!

これは素晴らしいものを見せてもらった。棒読みの演技…劇中劇の場合、こういうのたまにあるが、いつ見ても棒読みの演技は心にグッとくるものがある。何故だか分からないが。

いらんこと言うひなた

うーん、ひなたがお茶の作法の指導しちゃうか。見てて気づいたから口に出して言っちゃう。うーん、としか言えない。しかしそれに釣られて五十嵐まで勢いでいらんこと言わされている。場の雰囲気ぶっ壊しな展開。しかしその後の流れが異様。最終的に良い話みたいに持って行くの、まさに五十嵐がひなたに言ったように「ずるい」。これ、五十嵐の機転なのか。五十嵐、株を上げたな。これは、「おゆみ、命がけ」ならぬ「五十嵐、命がけ」で危機脱出する回だった。

結局、五十嵐ってどんな役だったのか?

視聴者が前回から待っていたのは、五十嵐がどんな役で登場するのかなのに…ひなたの乱入で分からずじまい。脚本ずるい。

五十嵐が突然寝てしまうこと

ひなたはこれを寝ていると捉えているが、単に低血圧からくる失神なのだろうか。それとも、何か病を抱えているのだろうか。五十嵐が今後のひなた編のキーパーソンであることは間違いないから、嫌な予感はする。

五十嵐は謎のまま今週は終わり

もっと五十嵐のことを知りたい欲にとりつかれた。

流行り廃りの中に生きる点でジョーに通じる五十嵐とひなた

テレビにおける時代劇のピークがこの頃だったのではないだろうか。ひなたは、少女時代、テレビ時代劇の黎明期に時代劇に触れ、時代劇のピークを過ぎた頃に映画村に通うことになった。その意味で、ジョーの生き方と重なってしまう。ジョーは、少年時代、日本のジャズの黎明期にジャズに触れ、ジャズのピークを過ぎた頃に頭角を表して、トランペットを吹けなくなっているうちにジャズの流行は終わっていた。時代は繰り返す。ジャズから時代劇に舞台は変わるが、ひなた、もしくは五十嵐は、この流行り廃りをなぞることになるのではないか。ただし、この2人はジョーとは別のキャラクターである。時代の流れの中のジョーの生き方を踏まえて、ひなたと五十嵐の物語を観るのは楽しそう。

ビートルズとトレンディドラマ

ジャズからビートルズへという音楽の流れは『カムカム』の中でもほのめかされていた。これと同じパターンで、時代劇からトレンディドラマへというテレビドラマの流れが描かれるのかなぁ。五十嵐はそっちの方がチャンスかもよ?

夫の協力が少ないこと

安子もひなたも生きていく際に、全くではないが余り夫を頼れないという点で共通している。稔はるい誕生を見ることなく戦死しているが、雉真家からの庇護は得られている。ジョーも家事を含めて働いてはいないが、ひなたの面倒は多少は見ている。この、全く一人というわけではない微妙さが、このドラマの特徴だと思う。だからこそ、五十嵐がひなたの夫になったとしたら、五十嵐がどのような負の要素を持つのか気になる。稔は死んでそこにいない、ジョーはそこにいても働かないときて、次は何か。ありそうなのは、病気。五十嵐がよく倒れていることがやはり気になる。