シルバープランの1つ目は『人脈』らしい。謎のオープニング設定では、劇中登場人物である原田先生も何故かいることになっているが、ここで原田先生が学んだことを後に書籍化するということなのだろう。この前の話を聞いて僕なりに考えてみたんだけどと原田先生が言うのがその証拠。小百合に導かれている。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティがオールディズと言って弾いた曲を、チャックベリーが電話越しに聴いて名曲『ジョニー・B. グッド』が生まれた感じか。
自分の教室直結のエレベーター
逆に面倒な気がするが。それくらい歩けばという発想は貧しいということか?…笑うところなのだろうけれど、なんか的外れなところが微妙で良い。
賞味期限近いキャビアを捨てる
まあ、賞味期限切れてないなら大丈夫。
小百合の非日常と慎二の日常
小百合にとっては始まったばかりのJK生活だが慎二にとってはこれまでの日常の延長。このギャップをいくつか描いた後に、白石がチャチャ入れてくる流れは、不自然なのにナチュラル。
30年後には身にしみてわかるよ
なんかこう、慎二的にはこのセリフは、30年間離れないぞという粘着に取ることができなくもない。こういうすれ違いは定番だけれど、さりげなく沢山入れてくるのが良い。
簡単に言わないでよ
これから変われば良いという発想は、強いからできると慎二が言う。正論かな。しかし、30年後の小百合は全然強くなかった。弱い立場もわかっている。だから、一人では何もできないことを時間がかかって分かったと言える。しかし慎二にとっては「時間かかったけど」の意味がそもそも分からない。
心開くの早過ぎる慎二
そもそも小百合は近くにいたから慎二に声をかけたっぽいから、慎二は何か危うい友達関係になると感じないのかな。しかも小百合は生涯の友達を作るという自分の望みを託している。なんというか慎二には荷が重そう。原田先生もそこを的確についてくる。
3人のJKにまとわりつかれる慎二
これは容姿が良いと辛いなとしか思わない。ただ、よく分かるのは、自分の容姿に自信のある白石が一番慎二のことが好きということ。いじめながらも見つめる瞳は完全に恋してる。小学生男児かよ!
とりあえず守ったから守られた
白石の暴行行為から、最初に小百合が慎二をかばい、次は慎二が小百合をかばう。利害関係を考えず、自分がしてもらいたいことを相手にせよとの原田先生に諭された言葉をそのまま実践したところで第2話はおしまい。講義形式のドラマとして、ちゃんとオチが付いている。