Golden Time

時はお金で買えません

【ムチャブリ! わたしが社長になるなんて】第7話 ラブコメで労働環境問題を採り上げたのか?


前回第6話で急にラブコメ要素が強まって、というか強まり過ぎて別のドラマになっている、いや、登場人物が別人キャラになっている…そんな感じがして来た。ツンがデレたと言うだけでは無い何かが、少なくとも浅海と大牙に起きているように見えた。しかしこの第7話で再度方向転換が起きたみたいなの不思議。

親友 佐々川知美

いきなりハードモードな生活になって来たぞ!家事はそのまま仕事時間を増やした感じだから。知美の夫は家事を手伝おうとするのだが、ガサツというかやり方が知美と違うので、知美は気になって仕方がなくて…口出しすることになる。こういうの重なると互いに不幸。

一方の雛子は自宅で浅海のことで悶々としてるだけ。だけと言うか、別にそれで悪いわけでは無いのだけれど。この2人の人生は、対比になっているのかな。そこまで描くようなドラマなのか不明なのだけれど。

観れば観るほど、雛子のどこに惚れたのだろう

観れば観るほど、浅海も大牙も、雛子のどこに惚れたのだろうか分からない。主人公である雛子のことを描けば描くほど、どこに魅力があるのか分からなくなるという不思議なドラマ。

わざとらしさというか何というか

大牙の雛子への近づき方もよく分からない。ムチャブリが過ぎる。

知美の抱える問題の描き方

段取りも何も考えていなさそうな雛子の仕事ぶりと、全て計画的かつ自分の理想を求めて生きようとする知美を対比した上で、知美の抱える問題を描くのは良い。ラブコメが後半シリアスになるパターンは多いが、サブキャラに閉じた話でシリアスに持ってくるのは珍しい。安易に人が倒れたり事故に遭ったりしないのも良い。これは新鮮。雛子が社長として初めてまともに機能したことをこう描くのかと目から鱗。やはりこのドラマは、ラブコメではなく、オフィス話の方が面白いのだと思う。

なお、雛子は知美の抱える問題に理解を示すが、それを踏まえて自分の生活を振り返ることはしてなさそうなところが、何を意味するのか、分からなかった。単なる知美の中で閉じた問題だったのだろうか。それであると、せっかく比較的丁寧に描いたテーマが勿体無い感じ。

臨機応変さは、さすが大牙

知美捜索に冷静に行動する大牙。こういうところは流石だ。ただし、知美を見つけて話を聞いてあげるという美味しいところは、やはり雛子に取られた。これがこのドラマなんだよな。ナチュラルに大牙は報われない。

帰らない知美と雛子

母親を心配する子供のこともあるし、一刻も早く帰るべきではなかったのか。ここで、雛子と知美が飲みに行って話し合うというのは、大人の世界では理解できる。だから夫は承知すると思う。しかし、子供はそうではないと思う。まず家に帰って顔を見せるべきではないかな。乾杯している場合ではないと思うが。せっかく仕事と家庭の話を描いているのに、友情に持っていくの、順番がおかしいのよ。なんというか、このドラマは大化けの予感がしたが、ツメが甘く感じてしまい非常に残念。

皆、PCを持ち帰っている!

大牙と2人きりの夜のオフィス。社内の皆の机を映すが、全てのPCが持ち帰られている。これ、家で仕事をしているということ。大牙とのキスシーンで誤魔化されてしまったが、知美の過労の話を描いた回の中で、これを描いたことは重要なポイントだと思う。労働時間の問題をはらんでいる。どうも雛子は、知美の問題があっても、これに無頓着なままのようだ。

不自然さと自然さ

浅海と大牙が雛子に惹かれていくのは、全く理解ができない一方、知美が自分自身に追い込まれ、失踪?までに至る経過とその後の事態回収は、知美は雛子と思い出の店で乾杯なんかしてないで、まずは家に帰って子供を抱きしめろ、と言いたい点を除いては、ストーリーは、自然に流れていた。やはりビジネスモノなのだよね。タイトルの「ムチャブリ!」からして、ラブコメじゃないから。これからクライマックスに向かうようだが、野上フーズとの対決もあり、内部の裏切り、善意を利用された人達と、完全にビジネスドラマネタが山積。恋愛要素は、やはり適当に流されるのは仕方ないか。そこまで求めるのは贅沢かな。