最終回、ストーリー自体がムチャブリ。酷すぎる。感覚的には、小学生が考えたビジネスドラマの最終回という感じ。もうダメ。何が何だかさっぱりわからなかった。そもそもラブコメなのかビジネスものなのかさえ分からない。制作に当たって色々考えていたけれど、表現するために必要な何かが、1つではなく複数足りなかったのだろうなぁ…という感じ。
『ムチャブリ!』というタイトルの意味は、制作から製作へのムチャブリ、または製作から視聴者へのムチャブリということだったのね。
浅海社長51%の株を集める
え?え?え?
もう一度、
え?え?え?
僕の考えたサイキョーの必勝法!ということ?
株式の大量保有報告書ルールからみて、1週間以内で51%保有したということか?元々創業者だからある程度持っていたとしても、上場企業の株式を1週間以内で買い集めるには、相場がかなり高騰したのじゃないか?そもそも上場企業の株を個人で買い集めるなんてどんだけの資産持ちなんだよ、浅海社長。
それとも上場してないのかな?それなら余計に買い集めてるのバレると思うが。
元々の持分が分からないからなんとも言えないか。
大牙のキャラ
全くキャラが掴めなくなっている大牙だが、キャラがコロコロ変わるの逆にリアル感ある気もする…のは、このドラマだからこそ、そう思えるムチャブリマジック。
結局、会社存続の危機でも雛子は何もしなかった
浅海社長に助けられただけ。雛子は、何かあったときに浅海や社員にムチャブリしていただけだった。ドラマのタイトルの『ムチャブリ』は、雛子がムチャブリされるのではなくて、ムチャブリする側だったと。
雛子のどこが社長としてふさわしいの?
この一番大切な部分が結局分からなかったので、浅海社長は、本当に、ただ社員にムチャブリして、社員が必死になるのを眺めていただけの人間にしか見えなかった。
野上フーズ御曹司の使い方
これも酷い。敵の敵は味方として葛原専務と組んだはずなのに、味方認定した葛原に騙されたと知ったら、今度は元々敵だった浅海側につくなんて、なんだこれな感じ。寝返るなら寝返るで、もっと丁寧に描かないと。
ビジネスドラマとしても成り立っていない
1人の個人が、株を過半数買い集めたから社長復帰って、それを浅海のセリフだけで語っておしまいって…いや、これは酷い。