Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【となりのチカラ】第7話 チカラの言葉が荒くなっている


無茶苦茶な展開になってきた。これまではチカラというキャラは無茶苦茶だったが、ストーリー展開はちゃんとしていたような気がする。しかし、灯もチカラもこれまでとは別人格が出て来て、それが何故なのか分からない。

ただし、事故や病気で最終回近くを盛り上げようとする安易な展開にはしていない点は非常に良かった。このまま事故や病気に向かうことなく最終回を終えることを願っている。

子供たちのご飯の用意

食事をレトルトのカレーにするのも良いけれど、結局、子供達に作らせている。翌日も夕食の準備をせず出歩いていた。それについてまずい事態だとも思っていなさそう。これは、隣人のことは気にかけることはできるのに、まず気にかけるべき家族のことはチカラは後回しにしていることを意味するのではないか。

チカラはそもそも料理そのたの家事はどの程度できるのか?

灯は本当に怒ると何も言わなくなる

何となくわかるのだが、今回を見ていても、本当に怒っていても饒舌だった気がする。あれはまだ本気でなかったということか?何も言わなくなるのは、本気で怒っただけではなくそれにプラスアルファの何かがあった場合なのではないか。

灯が怒っている本当の理由

分からない。ただ、灯がラストで言った「家族の問題」と言う言葉と、チカラの人助けに対し木次学が言った「メッキ」がヒントになっているのではないか。

チカラの人助けの理由

チカラが近所の人のことに首を突っ込んでいた理由は、承認欲求なのかもしれない。チカラはゴーストライターで自分名義で作品を発表している訳ではないし、近所以外での人付き合いもほとんどなさそう。そんな状況のチカラが承認欲求を満たすには、隣人の問題に首を突っ込んで感謝されれば良いと直感的に考え、それで近所の方に首を突っ込んでいたのではないかと。

灯はそれを看破して、承認欲求を満たすために妻に家のことの負担を被せたまま、人助けするのは違うだろ、まずは家族を助けろと言っているのではないかな。

忙しい職場で働き収入も得ながら家事もほぼ全てこなす灯を見ると、それほどには忙しくないし、全くの他人に気を配ることができる段階で、チカラにはもっとやることがあるだろうというのは観ていて説得力がある。

居酒屋で1人で飲むチカラ

これまで見て来たイメージと違う。上条とのエピソードのためだけというのかもしれないが、チカラが居酒屋に1人で行く行動には違和感。何か意味があるのだろうか。

言葉が荒いチカラ

今回のチカラの口調がかなり荒い。灯に対してだけではなく、居酒屋でバイトをしている上条に対しても口調が荒い。

チューハイ おかわり

や、

それより チューハイくれる?

などと言っている。普段はデスマス調なのに客だからこんな命令口調になるというのなら、ちょっと使い分けが怖い。酔っ払っているからとしても、それはそれで怖い。

怒ると黙ってトイレに逃げる夫と怒ると何も言わなくなる妻

似た者夫婦。行動の方向性がほぼ同じ。