Golden Time

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【正直不動産】第1話 流れるように物語は展開するが盛り上がりがない


しっかり、そつなくストーリーは展開していき、第1話で設定も大体理解できた。よくできたドラマ。祟りがライアー永瀬に嘘をつけなくするという一番基軸となる設定だけが無理があるというのが、コメディらしい。しかし、本当によくできたドラマだ。ただ、逆にストーリーに遊びがなくて、抽象的に称賛する以外書くべきことが他に無い。つまり、盛り上がりが弱い。連続ドラマは、1話毎に盛り上がりが必要。特に第1話は、視聴者を惹きつけるためにインパクトある盛り上がりが大切なのだが…話が上手く流れ過ぎて、また、嘘がつかないと言う設定にインパクトがありすぎて、ストーリーの盛り上がりが弱かった。

1話の中に、一人暮らしの女性が家を探す話と、お菓子屋の主人が店をたたみアパート経営に乗り出す2つの話を入れたのも、盛り上がらない感じになった理由だろう。2つともストーリーをうまく進めて決着まで持っていき、かつ永瀬と月下のキャラを、ちゃんと説明するエピソードとなっているのに、いつの間にか終わってたみたいになってしまっている。

 

まとめると、

第1話で2組の父娘の不動産話を盛り込むのみならず、嘘つき社員と新入社員の設定説明までしてるのに、観やすい脚本と演出が逆に働いて、頭に残らないの制作も視聴者も不幸

ということ。

 

とはいえ、第2話も観るべきドラマと思っている。

不動産販売って、扱うものが不動産と言うくらいだから、仕事自体にはアクションないからなぁ。