Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ちむどんどん】week#03『悩めるサーターアンダギー』


第3週。月曜分は、ステレオタイプ描写と借金話がなかったかのようになっていて、いくら何でも雑な展開に見えてしまう。なんといっても、長男賢秀が何も働かないままという状態が驚異的。

第11回 ステレオタイプ的描写の回

運動能力抜群の女子、暢子

何で制服で体操着の男子と走ってるのか?よく分からない男子との短距離勝負。何というか、運動能力抜群で、部活からのスカウトが殺到する…という、少女マンガ等で使い古されたステレオタイプなキャラを暢子に用意する必要はあるのかな。小学生時代だけでなく高校になってもこの描写を入れる意味がわからない。暢子はスポーツ選手になる話なのかな?

喧嘩は強いが根は優しい兄賢秀

何でこういうキャラ…これもまたステレオタイプなのだけれど。しかし、スーパーバンドをいまだに装着しているの、かなり危険人物。何故なら効果を実感していないはずだから。

暢子の就職が無かったことに

兄の喧嘩の相手が就職先と関係があったということか。うーん、どこまでもステレオタイプ的なストーリー展開。意図的にリアルさを消しているようにさえ見える。

借金の話は無かったことに

子供のうち一人を東京の叔母が引き取るという深刻な話をしていたのに、既にそんなことなかったかのように、良子は短大に行くし、賢秀は働いてさえいない。借金はどうなったのだろう。合理的説明を入れるだけでも違うのに、無かったかのように話を進めるのは酷い。

石川博夫

良子がポストに投函した手紙の宛先。恋人なのかな?帰りが遅くなるとかいう話も良子は母にしていたし。

セーラー服のリボンの結び方

暢子の親友早苗は蝶々結び、暢子はネクタイのような結び方。歌子も暢子のように結んでいることから、早苗がおしゃれなのかな。

第12回 ぽってかす

筋金入りのぽってかす

話にならない賢秀。なんというか、少年時代からの描写を見ていて、生きづらいのではと思ったが、そうでもないようで、周りが優しい環境なのだなぁと。東京に出たらダメなキャラだと思うが…賢秀は東京に出てくるのかな?

うちはどんな仕事を任されるんでしょ

と聞いたら…お茶汲み。前作『カムカムエブリバディ』でひなたもお茶汲みスタートだった。しかし、この回答が、賢秀の事件の後に会社から来たということは、暢子の就職は無かったことにはなっていないということではある。賢秀の謝罪がないことを専務からは言われていたが。

やんばるで他に条件の良い就職口…

ついに、「やんばるで」という条件を外す時が来るのか?東京進出の予感!

第13回 各人の愛する人

『翼をください』

この曲の意味するところ。歌子、賢秀が歌っているが、この歌詞の中身の心情は、暢子のそれ。その場にいない良子は、少し翼を得ている感じ。母優子は畑・売店・内職と『翼をください』を望むことなどできない感じ。

良子が歌わないのは、今、人生が充実しているからだろうなぁ。

酔っ払う比嘉家の長男

奢ってもらっているようではあるが、ぐでんぐでんに酔っ払って帰宅。客観的に見ても母優子は賢秀に甘い。賢秀、どうなっていくのだろうか。

名護のハンバーガーショップ

豆腐屋の智が働くというハンバーガーショップ。これ、良子が勉強会を名目に「石川博夫」と会ったりしているハンバーガーショップだよね。

床に伏せる歌子を見ていてと智に頼む暢子

畑に行くという理由で、責任重大なことを他人に任せるな。智と信子の関係が、というより、このドラマの時代と場所では、それに違和感ないということなのかな。

歌子の思い

歌子は智のことが好きか。しかし歌子は、智が好きなのは暢子だと思っている。但し歌子が問い詰めても、悟はどちらともつかない感じの回答のみする。

今日は愛する人を思う回

良子は「石川博夫」を、歌子は悟を、賢秀は母を。そんな中、暢子は…自分を見つめている。

喜納さん

お金と良子への愛情はある。悪人という感じではない。この人、今後どう絡むのだろう。良子は、お金があるということの重みを十分わかっているはずだから。

第14回

智が勤めるハンバーガーショップ…

暢子も行くのか。これ即ち、姉良子が喜んで出かける「勉強会」の場。これは大変なハプニングの予感…まずはフォークダンスイベントで智にバレると。良子は名前通り良子なので、嘘が付けなくて母優子に白状する。そこから、お金に囚われる心の話になっていくのちょっと純粋すぎる気もする。

しかし、良子と暢子が会うことはなく、暢子は就職予定先の社長の息子に遭遇。

ハンバーガーショップのシチュエーションは、暢子と良子がバッタリ出くわすのではなく、智視点を軸にしたエピソードの為だったのね。それはそうか、暢子は学校帰りの夕方、良子は仕事の後の夜。時間帯がずれてる。それはともかく、智がんばれ!…って何を?

下手でもいい 魂の叫び…と言いながら

次は逃さないからね

何だこの音楽の先生。指導の仕方というか、目をかけた指導とイジメの区別が付かない教え方は困るわ。イジメにしか見えなかったのに、どうも歌子の歌の才能を見込まれて鍛えようとしているらしい。ならば多少は安心して見られる。ただし、今後、結局、お金の話になっていくのかなぁ。それは厳しい。

「美味しいもの」と「就職の悩み」

オープニングで暢子は親友の早苗が作る美味しいサーターアンダギーを食べながらも、就職の話で「わじわじーする」。で、エンディングでは暢子は早苗に奢ってもらったハンバーガーを食べながらも、社長の息子とモメる。

「早苗から与えられた美味しいもの」と「就職の悩み」が第14回の最初と最後で対応関係にある。

第15回 

歌子

名前通り歌の上手さを音楽教師下地に見込まれる歌子…という設定確定。となると歌子は将来何になるのだろうか。

徒競走に負けたことと眞境名商事で啖呵を切ったことのリンク

負けた暢子。これで負けず嫌いに火をつけたわけか…それで「女のくせに」にこれまで以上に反応したのか。

眞境名商事の専務に言いたい放題言われた際に、母優子を演じる仲間由紀恵氏が一瞬、ヤンクミに見えた…気がしたが見直してみたらそうではなかった。

感情の蓄積時期

やりたいことが見つからない焦燥は、本当に行き詰まっていないからだろうなぁ。智はそんなこと言えないから。賢秀が博打で勝ったとか言ってる家庭だからこそなのかもしれない。比嘉家、どうやって暮らしているのだろうか。謎。

次週予告

今週鬱積したものが発散される期待の持てる予告だった。今週しゃがんで、来週ジャンプということね。