パートナーに負担を押し付けることで、自分のやりたいことを長期間好き勝手にやっていたら、パートナーを追い込んでしまったという、最終週の直前に持ってくるには手に余りそうな展開を見せ始めた。
システムエンジニアの時に追い込まれたのと同様の事態に貴司が陥っていることを見抜けなかったことについて、舞はどうするのだろう。しかも、舞だけでなく、めぐみも、ばんばも、何なら『うめづ』の両親も気づかなかったということなのだよなぁ。
投資家宛てデモ前日
刈谷は舞に「俺たちだけやったら、きっとどこかで力尽きとった」と言っているが…そんなことはない。デモ機を作るには、そもそもの初期投資費用から適切な部品調達から、他の人の協力がないとできなかったはず。刈谷と玉本だけでは無理。この辺りのエピソードを飛ばして舞の力を持ち上げるのはちょっと酷い気がする。
もっと早い段階で舞が関わって資金面の支援に関わっていたら、リアル感あったかも。
お伝えした改善案…とか舞、言ってる
舞は刈谷の作ったプレゼン資料にダメ出ししていたのかぁ。舞は何でプレゼン資料のチェックする立場なの?舞の過去にそんな経歴ないのだよなぁ。
投資家、佐藤、林、あと1人
自己紹介1人セリフなし。自己紹介カットされたのは…出資する決断をしなかったからかぁ。セリフ得るのもシビアだなぁ。
投資家向けデモ
ちゃんと浮いて、ちゃんと着地。デモ、成功!お見事!投資家大満足!?…ま、最終回近いからね。
刈谷の背景が全く描かれずに、空飛ぶクルマのテスト機が最初からあって、投資家向けデモで成功するの、なかなかの端折り方だと思う。人力飛行機の設計ができることと、これは全く違う。諸田自動車で開発全般の知識を得るような仕事に就いていたということ?大企業でそんな仕事あるの?
『こんねくと』、バイト申込者も複数いる。
順調、順調…舞のやりたいことやる生活は、これまでもこれからも順調!…なのだろうなぁ。周りの人のことを気にしなければ…ね!
一方、バイト話が持ち上がるもバイトを雇わないまま何年も過ぎた『デラシネ』は、順調とはいかない模様。
こんなことにも、いつも自分のやりたいことを主張しな前進する舞と、周りのために立ち止まることも受け入れる貴司の対比が描かれているのかぁ。
めぐみから面と向かい笑顔でありがとうと言われ少し表情変える悠人
かわいいな。
何で刈谷は舞と御園に新しい事業戦略を提出してるの?
なんというか、仲介してくれたとは言え、舞も御園も投資において何もアドバイスできない素人だと思うが。
朝陽…浪速大学で航空宇宙工学の勉強中
お、久しぶりにこの名前聞いた!できれば朝陽くんには、工学系ではなく理学系に行ってほしかったな。イメージとして何かを作るのではなく真理を追求するタイプに思えるから。
しかし、朝陽くん、空飛ぶクルマに興味ありと。刈谷の開発に巻き込もうとしてるね。
一方、貴司は…
3年も第3歌集の準備ができずか。北條は辛抱強く待ってるな。一応売れっ子歌人という位置付けなのだろうなぁ…しかし、重要なのは、それからさらに1年経過したということ。しかも、そしてそれを家族の誰も気づかない。
貴司、システムエンジニアをしていた会社を突然辞めて失踪した時と同じ状況になっている可能性大。
旅をして短歌教室をするという企画は結局どうなったのだろうか。舞が自分のやりたいこと優先で爆走していたから、家の中を守るために諦めた気配。ばんばのこともあったしね。そして、そのようなことを一切気にせず自分のやりたいことをキッチリ全てやってきた舞が貴司のことに気づくわけもなく…次回へという流れかぁ。
既に短歌作りが貴司の癒しになっていないどころか…
逆に貴司を追い詰めている。こういうの描いてくるのか…と、思う一方で、舞の方は人生はお気楽モードとして描いてるんだよなぁ。
短歌が貴司を追い詰めていることのヤバさに気づいているの…ひょっとして貴司にちゃんと向き合っている北條だけだったりして。
舞がやりたいことをコロコロ変えているのに対し、貴司はソフトウェアエンジニアの仕事、短歌の2つを軸に生きてきた。貴司はどちらも最初は生き生きとしていたが、舞と違い、やりたくなくなっても良いタイミングで離れることができず、精神的に追い込まれるまでになっている。仕事、生きがいに対する舞と貴司の考え方の違いが出ている。
2019年12月
遂に、リアルの世界では新型コロナが登場する。これを舞の行動力と合わせて、どう描くのかな。緊急事態宣言は、行動するなというものだからね。
流石にコロナの無い別の世界線ということはないだろうから、これで色々流れは変わる。特に久留美の生活は激変するはず。悠人はどうサポートするのか。
刈谷と玉本のゴール
「空飛ぶクルマ」の刈谷と玉本は何を目標にしているのだろう。技術的興味や一番乗りの名誉感情なのだろうか。刈谷と玉本がどこまでビジョンを持っているのか気になる。
単に開発オタクが面白がってモノづくりしているだけなら、東大阪の町工場の人たちの思いとは明らかに違う次元の話であり、『こんねくと』が支援するコンセプトとは違うのではないかと思ったり。
下手すると投資家たちにプロジェクト乗っ取られるのではないか。
最終週を貴の苦悩について描くなら…
もう柏木を含めた航空学校の人たちが登場することはないかな。あるとしたら、最終回にモブ的にこれまでの多くの登場人物と一緒に、空飛ぶクルマの有人飛行で舞がパイロットとなるのを眺めることとかかなぁ。
ドラマ全体のテーマ?
誰かが舞い上がるためには、誰かを押し下げる必要があるというのを描いているのかな。
苦労を全くしない舞と、いつも苦労させられる貴司と久留美という対比に見える。そして苦労を全くしない舞が主人公だと。
非常に趣味の悪い直感
…なんだけど、舞を見ていると、ばんば、めぐみがそれぞれ夫を早く亡くしているの分かる気がする。ばんばもめぐみも、考えてみれば、自分のやりたいことは、ガツガツ行くのよ。夫はそのエネルギーに合わせようとして…というか、このドラマ、浩太の父親も含め、男は早く亡くなるな。あれ?舞の父方の祖母ってどうなっているのだっけ。