Golden Time

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【らんまん】(6)第二週 ウチとソトにおける自分の立場を強制的に理解させられる


万太郎の性格の背景や植物研究に入っていくきっかけになる出来事は先週で終わり。今回は、自分を守ってくれない者との遭遇回。

今まで自分を立ててくれた人達が、なぜ自分を立ててくれたのか理解する週になるのかな。ならなくてコジらせてしまう気もするが。

万太郎の俳優が代替わり

顔つきキリッとしてる。目力が出てきて年齢対比しっかりした感じが出てしまって、先週までのイメージと印象は少し違う。ただ、その後の言動を見ると、あまり変わってはいなかった。

万太郎の俳優代替わりに合わせ、姉と竹雄の俳優も代替わり。姉は強い連続性を感じるけれど、竹雄は初代より顔の濃さが少なくなって戸惑う。しかし志尊淳氏に繋がるにはこれが良いという気もする。

分家との対立は相変わらず

これ、実話なのかな。まあ、実話としても、誰による記録かで、同じ出来事を描いても立場で評価は変わるけど。ドラマとして、万太郎が幼い今の段階でこれだけ本家と分家が対立するのは、今後大きなトラブルの種になるはず。

植物観察の時、姉との時は相変わらず、これまでのキャラのまま

顔つきというか眼光は変わったが、植物見たり姉と話す時は、前回と変わらない。同じ人間が育ったという感じ出てる。しかし、キャラが変わっていないのは、今後ハードな人生になることは予想できる。

せっかく仕立て上がってまいりましたのに!

この竹雄のセリフ、今着ている服が新しくできたばかりの着物という意味と、万太郎が峰屋の当主としてそれらしくなってきたという意味もあるのだろうなぁ。

名教館でのアウェイ感

しかし幼馴染がいた!安心感…と思いきや、この幼馴染とんでもねぇやつだったけど。

いや、それ以前に、万太郎に幼馴染がいたのね。

弁当の差は、身分の差ではなく資産の格差を視覚化する

視聴者にとっても、離れて食べる武士の子にとっても分かりやすい格差演出。

塩むすびとご馳走。武士と豊かな町人との経済格差。大人の世界での格差を描かず、ここで描く。しかし、塩むすびと重箱の弁当…差が有りすぎ。祖母はその辺り調べとけと思ったよ。

峰屋当主としての万太郎、名教館での町人受講者としての万太郎

生まれにより持ち上げられていた万太郎が、生まれにより差別される。ドラマとして採り上げ甲斐のあるシチュエーションだから、生かさないわけにはいかない。ただ、幼少期を早く終わらせたいからか、展開早いな。

懲らしめをしようとする武士の子

武士の子佑一郎。一旦は血気にはやる仲間を制しているんだよなぁ。それが、稽古という名で虐めるという狡賢さなのか、ある程度の公正さによる行動なのかは、未だ分からない。

佑一郎…どうするのだろう。これ、佑一郎が試されているのだよね。

ミチニココロザシテ アクイアクショクヲ ハズルモノハ イマダトモニ ハカルニタラズ

うーん、これを学んだ後に、ご馳走のお弁当かぁ。確かにこれはあかんわ。

蘭光大先生

まあ、万太郎の危機をこの蘭光大先生が救うというのだろうな。ただ、救い方には色々ありそうだが。蘭光大先生が次回のオープニングに出てくるか、それとも万太郎が稽古と称した懲らしめの途中なのか、もしくは打ちのめされた後に出てくるかで、展開は変わるので、待ち遠しい感ある。