Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(14)東京を見てしまった竹雄の憂鬱


東京に来て昂る万太郎と、憂鬱になる竹雄。生まれの違いの対比が繰り返される。

この旅最大の目的、博物館

東京国立博物館のことかな。この旅最大の目的…なんだよね。博覧会の酒の競技会どうなった?

『博物図』を持参するが…

大量の押し花…いや、標本に圧倒される。万太郎も押し花は作っていたが、似て非なるものとしてちゃんと描かれてて良い。しかもこの『博物図』が爆発力を秘めていたというのがまた良い。

ときめきの話

野田先生、眠気覚ましにときめきの話をしろといきなり言うの、唐突にも程がある。

しかも、それに対し、万太郎はギンバイソウを山の中で見かけるとときめくと答えるのもどうかしてる。そこは、博覧会で見た白梅堂の娘のことを語るのが、まあ、普通の感覚。過去にときめきがなければともかく、ちゃんとドラマの中でときめき描写あるのだから。

植物の名付け親になれる

名誉欲に火をつけたか?

英語で論文を書いて雑誌に載せると名付け親になれると聞いて、激しく反応。小学校の先生に英語でイヤミに反抗していたのは、ここに繋がるのね。

竹雄の勘

東京からは遠い…小さな村ですき

これで、竹雄も新しい世界に目覚めるかと思いきや、万太郎の知識欲が爆発することを恐れたのか。確かに竹雄には佐川の酒蔵の仕事以外、人生の選択肢がないからな。

野田基善先生

話している相手が野田先生だと知ったら、ドキドキが止まらない万太郎。

わし、小学校から、ずっとずっとこれを見て、先生にお会いしとうて

とか言ってるが、"小学校から"?ん?早々に中退したはずだが。そんなことより、これで野田先生の心を鷲づかみよ!さらに、友よ!って言われちゃう。部屋で黙々と作業していた人たちはどう思ったのだろう。しかし、ひょっとして、今モブになっている人も皆、こうやってスカウトされたのかも。

『太陽がいっぱい』『リプリー』

道楽息子を連れ戻せと、金持ちの父から依頼されたお金のない者が、果たせず葛藤する話…アラン・ドロンの『太陽がいっぱい』、マット・デイモンの『リプリー』の雛形思い出した。

つまり、道楽息子万太郎を連れ戻せと、金持ちの綾から依頼されたお金のない竹雄が、果たせず葛藤する話。