無自覚の無邪気さで意図せず他人を傷つけていることに気づかない。万太郎、それは竹雄にはやってもまだ許されるが、他人にそれをやってはダメだ…。今回は少し自覚したようだが、これ、今後、竹雄以外にもやりそうだな。万太郎の無自覚さをまず竹雄で繰り返しているのは悪い予感。
滞在最終日
流石に万太郎と竹雄は博覧会期間中ずっといるわけではないのか。まあ、それはそうか。
かるやきの白梅堂
東京中の菓子屋が入れ替わる。これは盲点…と思いたいが、しかし気になるなら最終日まで一度もまた行かないなんてあるのだろうか。ちょっと演出過多感ある。
わしは若にお仕えしゆうわけじゃありません。「峰屋のご当主」にお仕えしゆうがじゃき
昨日の竹雄逃走の顛末を描かないなぁと思ったら、再度似たようなシチュエーション出してきた。しかし万太郎、流石にこんなこと竹雄に言わせるな。
金ピカの顕微鏡
流石にこれは高価すぎるんじゃないのか?
昔っから大店の旦那衆は、そりゃあ羽振りよう遊んだもんじゃと
なるほど。万太郎は飲む打つ買うどれもやらない。確かに顕微鏡買う程度は、考えようによったら大したことないのかもしれない。
牛鍋屋で隣の客らに酒の追加
しかしそれは峰の月ではないんだよなぁ。そういうとこ面白い。
竹雄のトラウマ
万太郎のかくれんぼイタズラで、竹雄の脳裏で幼少期の万太郎がいなくなったことがフラッシュバックする。これ、酔った勢いのイタズラか…と思ったが、万太郎、酒飲めないじゃないの、シラフであれをやったんか!
ちゃんとした当主になれなくて謝る万太郎
とりあえず本音と本音のぶつかり合いはあった。そして、万太郎だけでなく、竹雄にとってもこの上京は良かった。万太郎との関係だけでなく、竹雄自身の視野を広げるためにも。
白梅堂
ご縁があった!しかし向こうはなんとも思ってなかった感じか…と思わせて、後を追ってきてお土産くれる。お土産くれるだけ。それだけなのに後を引くなこれは。
東京は遠すぎる、もう来ることもないき
ラストの竹雄とのやり取り。この同じ回で、
万太郎:あとは…まあ、足りんなったら、また来たらえいか
竹雄:東京はそんなに気軽に来られる場所じゃありません
というやりとりがあったわけで…竹雄に従ったということ。竹雄のちょっとだけ"しまった"という感じも出ている表情が絶妙。そこで2人の会話がどうなるかと期待したところで、白梅堂の娘が割り込んでくる。その後、「帰ろう…佐川へ」「はい」とだけ万太郎と竹雄は言葉を交わす。
竹雄の役割
竹雄の描写をすることで、基本的にいつもニコニコしている万太郎が良い人というわけではないことを、しつこく描写してきている。これはこれまでも一貫している。