少しずつ小さな話が出てくる。雑誌創刊の諸々の雑事や、日本の酒蔵の危機とか。そんな中、今回最大の話は、寿恵子がダンスに一歩踏み出すこと。これは大イベント。今週は、寿恵子メインで万太郎はサブなのかな…少なくとも週の前半はそうなのだろうな。どんなスピードて展開するかな。
寿恵子が歩み始めた亜流のシンデレラストーリー
万太郎を抜きにしてというか、客観的に状況を見れば、寿恵子はシンデレラストーリーに乗った形なんだよなぁ。王子様に見初められて…みたいな感じなのだから。これ、寿恵子が万太郎に全く気がない時ならそのままなのだけれど、今は、寿恵子は万太郎のことが多少は気になっている描写が度々挟まれているので…単純なシンデレラストーリーではなくなってしまっているのだよなぁ。
"共に歩ける勇気あるご婦人"
高藤、中々の口説き上手だな。寿恵子、段々高まってきてるんじゃないか?
田邊教授
"ユーシー"ってあだ名ひどいな。それはともかく、教室にいる以上、確かに田邊教授のコントロールにないことをやるのは御法度だな。
田邊教授、ワンポイントしか出てこなかった。田邊教授好きにはフラストレーション溜まるな。
ドレスあつらえ
ドレスを着てみないかという軽いノリの高藤の提案を、単に着替えの感じで受けたら、ドレスを一からあつらえる感じになって焦ってる寿恵子可愛い。ただ、本人にしてみれば、まさか自分がドレスを着るなどと思って訪問していないだろうから、あつらえるなどとなったら驚きは半端ないの分かる。
寿恵子の夢
世界を見たいというだけで、見た後、どうしたいというのはない。そんな中、万太郎は今、自分のペースで強引に進めようとする一方で、寿恵子は、完全に周りのペースで話が進む。いや、周りというより高藤のペース。この高藤の怪しいキャラ具合いが良いね。英国留学の話を方言で話すの何とも怪しい感じする。クララも単に高藤の指示で動いてる感じで怪しいんだよなぁ。
で、なんだかんだあって寿恵子はダンスをしたくなっちゃう。ちょっと飛ばしすぎな気はするが。
寿恵子の父の死因
無理矢理西洋式の乗馬法を教えられて落馬が原因で死んだだと?え?もっと因縁のある話かと思ったのだが。事故死だったか。何というか、物語の展開ために消費されている感じがするな。
"自信家!万さん自信家!"
丈之助のこの発言、もっともだ。雑誌創刊などと気張るな、冊子で行けと。小さくスタートというのは新しいことをやる際の定石でもある。ただ、どうせなるなら最初から小さくまとまらず大きくやれというのもまた言われるからなぁ。万太郎自身の考えも間違ってはいない。
内容が決まっていない万太郎の植物雑誌
丈之助、何故か真っ当なことを言う。
お…ふわっふわだな
ねえ…何かやめたら?
いやあの…「雑誌創刊!」なんて大見得切るんじゃなくて、もっとちまっと手書きの冊子でも書けば?
「お…」「ねえ…」「いやあの…」みたいに、自分がこれから発言するよという発声してから発言する丈之助可愛い。これまで他者に話を聞いてもらえないことが長かったのかな。
藤丸、酒問屋の子
日本中の酒蔵が軒並み潰れるという話を持ってくる。え?こうやって酒蔵存続の危機の話を出してくるの?