今回は久しぶりの植物学教室メイン。いやぁ、多くの話が同時並行しすぎだよ…ま、現実世界はそんなもんだけど。
単純な草の印刷にしか見えないが
竹雄が見ても驚く出来なのか。というか、石版印刷というもの自体、余り見たことないのかな。
万太郎が工場を辞める話…何でそうなるの?
江戸っ子、短気すぎる。
しかし、このシーンで万太郎が印刷工場に完全に溶け込んでいることが分かる。
植物学教室
おお、久しぶり。
あれ?葉に穴の開いている標本の検定を分類しているぞ?
田邊教授の完璧主義に反してないか?あれ?勘違いか?…自分が土佐から持ってきた標本なのか?
暑苦しいぞ、徳永君。この部屋で四字熟語はやめたまえ
うーん、田邊教授、日本語苦手か?
ああ、西洋かぶれか。
『核心はただ一つ』…教授にとって利があるかどうか
これなぁ…利害関係が対立したら大変なことになるぞ、と思う間もなく、万太郎が退出した後、徳永助教授と2人になった時に、田邊教授は、あくまで自分に利があるか否かだけで、学会誌を採用するか、さもなければ全て燃やすと言う。このドライさが田邊教授の「核心」なのだけれど…多分万太郎は分かっているだろうなぁ。武家と商人の差別を味わっていたからね。
徳永助教授…結局、優しいのかぁ
というか、日本人の情けがあるのだよなぁ。
朝顔、昼顔、夕顔の例えで、夕顔は植物学的には他の2つと違うけれど、が『源氏物語』にあるから好きという話。植物学教室での自分の居場所のなさ、違和感を言っているのかな。そしてそれを万太郎の中にも見つけたと。徳永助教授は、自分と万太郎の共通点を見たからこそ、声をかけたのかもしれない。万太郎の古典の知識の深さに徳永助教授は何を思ったか。
万太郎、『万葉集』の知識もある
これは、幼少時に武家の子息と一緒に学んだことが功を奏したのだろうなぁ。
万太郎の植物画を今まさに破ろうとする寿恵子
良いところでまた次回…となった。まあ、ラストつなぐためのシーンね。
ただ、寿恵子が万太郎の植物画を2つに破ろうとするシーンは、万太郎への思いを断ち切るつもりなら、2つに破るより、燃やしたり、小さくなるまで一気に破るのではないかなと。2つに破ろうとしているのは未だ…ということなのよね。
標本の分類完了!
良かったね!というか、このあたりの苦労話は無しなのね。
ねじれが加速してきた!
それぞれが異なる夢を持ち、それぞれがパートナーを求める。高藤も含めて当時としては素直な気持ちで生きている。しかし男2人と女1人。いつまでもこのままではいられない。