Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(55)週末として綺麗な両者が引き合うラスト


勇んで釣書を印刷所の工場主に渡すと言う慌ただしさだが…観ている側は演出に騙されそうになるけど、高藤、白川が寿恵子にプレッシャーをかけてからもかなり日数が経過してるよね。現実ならば、寿恵子に会いに行かないと言う誓いがうまく行くとは限らないシチュエーションだろうな。ただ、逆にその時間が寿恵子に高藤に対するフラストレーションを貯めることになっていたことが明かされるのは中々の演出。

オープニング曲からスタート!

まあ、ただそれだけだけど。本編にブレイクがないと制作が考えているということだからね。そして実際、今回は怒涛の展開だった。省略されていた部分も逆に味わい深い感じ、充実の15分!

お佳代が『白梅堂』に来たか…

ここがあの女のハウスね

って言ったぞ!

これは勝てない…

…ってお佳代は思っただろうな。ドレスの寿恵子だから。しかし逆に、万太郎にも不釣り合いとも思っただろうな。対比的な演出良いなぁ。

仏滅タイミング…そして翌日は大安"発足式"の日

早朝から工場主が釣書を持参!菓子職人は"時が来ましたか!"と全て分かってるしね。

西洋に追いつけ…と言うも、高藤も仏滅を避け大安の日を選んでるのかな?

発足式に出る寿恵子

あれ?時系列が分からない。寿恵子は釣書見てないの?

寿恵子が取った行動は、釣書を見たから…とは思えるけど、見てなくてあの行動取れたなら大した人物かも。

クララ先生満足そう

私が寿恵子を育て上げたという顔してる。高藤、やりかた完全に間違えたな。これと田邊教授の高笑いは共鳴しているのだろうな。

この時から、高遠の復讐が始まるのだった…ってナレーションないけど。まあ、高藤さん、より高みに行ってくれ。

高藤の暴走と寿恵子の反発

あらら、暴走のツケが回ったな。ただ、高藤は高藤なりに頑張ってはいるのだよなぁ。描き方で滑稽に見えるけれど。

生まれ変わる必要があるのは高藤だった

この完璧なオチよ…。

しかし、寿恵子が、わざわざ発足式で高藤に対しあんなに強く出るのは、何というかキャラ違いに見えなくもない。相手の立場も考えた上で行動できる人のような気がするが…高藤妻へ直接話しかけたりしてるから、そうでもないか。

クララ先生は人生の初めての先生

寿恵子…馬琴先生から卒業できたのね。というか、ラストレッスンという言葉の意味は、こういうことか。もう会うことも無いのだろう。

どうぞお好きなだけお仲間と踊ってらしたら?

"お仲間と踊ったらしたら"って、高藤の妻、比喩がキツい。

田邊は田邊だった

この人は徹底している。個人的には好き。自己責任という概念を徹底している。

寿恵子どうやって万太郎の長屋に来たの?

馬車…は今日まで乗れるのかな?ん?走って来たとしたら…

夕顔

日が暮れてくると、この真っ白なユウガオが、よう目立つ。まるで光を集めちゅうみたいに。それに澄んだ香りがして夕闇を明るくしゆう

太陽が傾くと目立つ、日が沈んで光がなくなっても、澄んだ香りで明るくすると言っている。中々難しいが、寿恵子のことを言っていることになるのだろう。太陽は何を表すのだろう。

高藤…恥をかいただけ

これ、寿恵子を単にダンス教師要員として育ててきたのなら、寿恵子が責められるべきなのだが、発足式に集まった誰もが、高藤が寿恵子を愛人にしようとしていることを知っているみたいだから、単に高藤がフラれただけの話になるのだろうな。だから高藤は少なくとも表立って寿恵子に嫌がらせはできないし、手を切らねばならないのだろうな。田邊に高笑いさせたのも上手い演出。

寿恵子に一言…

断るならもっと早くね…と言いたい。1つではなく色々なことについて。

金曜日、週のラストにふさわしいラスト!

いや、良いね。『らんまん』の大きなストーリーの流れの一旦の区切りになった。これから本格的に植物学研究とそのドタバタが観られるかな?