追い込まれたら、余計に前向きになって自分から行動していく万太郎と、焦ってしまい自分では何もせず、周りに当たり散らす方向に行く田邊教授。キャラの対比がキラキラしてる。
田邊教授の生き方
田邊教授、ポジションを誰かに用意してもらって座ることしかできない人ではないかな?自分に回ってくると思っていたポジションが他の人に渡ることに尋常でない嫉妬をしているの見ると、田邊教授は破滅に向かうのか?という感じがする。大窪講師を叱責する時の表情が、これまで見たことないくらい余裕がない。万太郎にマウント取った時とは全く違う表情だった。
植物採集に行かない朝
味噌汁の具という、どうでも良い話を万太郎とする朝。寿恵子にとっては楽しい朝。しかし、その場で万太郎は、そんな朝はしばらく無くなるという提案をする。万太郎、寿恵子から、夜も朝も奪うのか。
新種と思われる植物についての取り組みについて理詰めで寿恵子に話す万太郎、理詰めで話されて納得する寿恵子。理屈じゃ無い部分、蓄積してそう
身分がないから、新種と発表する手段が無い。それを以前語っていた八犬伝方式で本を出すことで対応しようと万太郎は言う。博物館の里中のアドバイスを採用したか。万太郎の状況への対応力高い。高いが、お金のことはあまり考えてないな。
日本植物誌図譜を出す
…ということは、昼は大学で研究、夜はずっと印刷所で、家に帰らないと言うこと。寿恵子は万太郎には応援する姿勢を見せるが…本心はガッカリしてる感じ。
人生で頑張らなければならないときは今!
だからやらせてくれと寿恵子に頼む万太郎…これを勢いで寿恵子認めたけれど、1人になったらブルーになってる。それはそうだろうなぁ。寿恵子の気持ち理解できる。
2年生の考え
あらら、新しい考えの人たち。手に負えないわけだが、これ、どういう方向に繋がる話なのだろう。2年生の植物学に向き合わない態度は、植物学教室のメンバーでは万太郎と田邊教授は未だ知らないということになっているのかな。田邊教授の逆鱗に触れそう、そして田邊教授にとっての万太郎の重要性がますます上がりそう。田邊教授、これは苦しむことになるなぁ。
"どうやってここに来たかは問わない"
徳永助教授…田邊教授より植物学教室の円滑な運営を考えているようだな。ただでさえ田邊教授のキャラ対応で大変なのに、2年生のことまで考えなければならなくなってこれは頭痛いな。腹心的な大窪講師も田邊教授の攻撃を受けて弱っているし。
動物学者 美作
要らんこと言うなぁ…笑うしかない。
田邊教授のライバル…?田邊教授、尋常ではない焦りを見せてるな。この焦り、万太郎を破滅させるか、田邊教授を破滅させるかの焦りになるんじゃないかな。
万太郎の功名心
伊藤孝光と田邊教授のトガクシソウを巡る発見者争いを描くことで、万太郎の功名心も描いているのだよなぁ。
万太郎は植物学の進歩、植物学に関わって生きていくことだけで生きているわけではない
名をなしたいという気持ちも強く持っているということを描いている。