寿恵子、やるときはやる人間!万太郎の妻というよりパートナーでいたいという願いがかなり強い。強すぎる。
滝沢馬琴と万太郎を重ねる
万太郎の覚悟を馬琴の八犬伝眺めながら思う寿恵子。精神的にキツイね。しかし、ここで恐らく寿恵子は覚悟を決めた模様。
"思ってたのと違う"
結婚生活について、2人で万太郎の夢を追うことを考えたのに、自分ができることは何かと思うのか。日々の暮らしの維持では足りないと。寿恵子、気張りすぎ。福治の自分語りで、身の丈に合わない話は不幸になる、無茶するなというアドバイス。これ、活かされるのかな。
それにしても、"思ってたのと違う"が、甘い新婚生活を思い描いていたわけではなく、自分も万太郎の夢にピッタリついていくことだったとは、さすが八犬伝を信奉し、作者の滝沢馬琴と万太郎を重ねて考えているだけある。
手ぶらで印刷所訪問
菓子は持ってないというのが、もう客として来ているのではないということ。
…と思ったら、万太郎は知らないが、寿恵子が何か手土産持ってやって来る。
政府からの注文の手紙
印刷所のおかみさんのセリフが聞き逃せない。印刷所に政府から注文の手紙が来ているのか…ん?このルートでも田邊教授と万太郎に接点ができるのか?そうだとすると、やれやれだな。2人の関係は切ることはできない。
寿恵子…やる気みせる
石板印刷機を手に入れるつもりか?いや、それは流石に金かかりすぎるだろ?と、観ていた流れから思ったが、買いたいって言っちゃったよ。そして、
私、本気です
と寿恵子が言い切って今回は終わり。万太郎を支えるにはどうすればと悩んだところから始まり、ラストで石版印刷機を買いたいというので覚悟を見せることで、寿恵子が迷いを吹っ切ったことを描いているのかな。
ホップステップジャンプ
今回の寿恵子のシーンは、井戸端での福治とのやりとりで自分の気持ちの整理をし、馬琴の本を眺めて踏み出すことを決め、印刷所に行き石板印刷機を買いたいと宣言するという3段階構成。寿恵子飛躍回。