Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(72)寿恵子、動く!


寿恵子、やるときはやる人間!万太郎の妻というよりパートナーでいたいという願いがかなり強い。強すぎる。

滝沢馬琴と万太郎を重ねる

万太郎の覚悟を馬琴の八犬伝眺めながら思う寿恵子。精神的にキツイね。しかし、ここで恐らく寿恵子は覚悟を決めた模様。

"思ってたのと違う"

結婚生活について、2人で万太郎の夢を追うことを考えたのに、自分ができることは何かと思うのか。日々の暮らしの維持では足りないと。寿恵子、気張りすぎ。福治の自分語りで、身の丈に合わない話は不幸になる、無茶するなというアドバイス。これ、活かされるのかな。

それにしても、"思ってたのと違う"が、甘い新婚生活を思い描いていたわけではなく、自分も万太郎の夢にピッタリついていくことだったとは、さすが八犬伝を信奉し、作者の滝沢馬琴と万太郎を重ねて考えているだけある。

手ぶらで印刷所訪問

菓子は持ってないというのが、もう客として来ているのではないということ。

…と思ったら、万太郎は知らないが、寿恵子が何か手土産持ってやって来る。

政府からの注文の手紙

印刷所のおかみさんのセリフが聞き逃せない。印刷所に政府から注文の手紙が来ているのか…ん?このルートでも田邊教授と万太郎に接点ができるのか?そうだとすると、やれやれだな。2人の関係は切ることはできない。

寿恵子…やる気みせる

石板印刷機を手に入れるつもりか?いや、それは流石に金かかりすぎるだろ?と、観ていた流れから思ったが、買いたいって言っちゃったよ。そして、

私、本気です

と寿恵子が言い切って今回は終わり。万太郎を支えるにはどうすればと悩んだところから始まり、ラストで石版印刷機を買いたいというので覚悟を見せることで、寿恵子が迷いを吹っ切ったことを描いているのかな。

ホップステップジャンプ

今回の寿恵子のシーンは、井戸端での福治とのやりとりで自分の気持ちの整理をし、馬琴の本を眺めて踏み出すことを決め、印刷所に行き石板印刷機を買いたいと宣言するという3段階構成。寿恵子飛躍回。