Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(79)植物学教室を窒息させる万太郎


万太郎が窒息させた人たちは、それぞれ空気のある場所を探そうと這い上がっていくことを描く。皆、前向きだ!

変にヤマトグサについて共同研究した大窪講師が、窒息の洗礼を十分に浴びないので、今後、微妙な立ち位置になりそう。

ホントに寿恵子を置いて植物採集に行っちゃうんか

あ、タキの墓参りにも行くのか。まあ、合理的…と言えるのか?長屋に住んでいるということは、妊娠中の寿恵子を置いて万太郎が家を長期間空けるという点で良かったと言えるところかな。しかしねぇ…

身重の寿恵子を1人残し、お金も持って採集旅行に行っちゃう万太郎には、なんやかやと後妻を気遣う田邊教授では勝てんよ。万太郎の前では、田邊教授も常識人に見えるということ。

そういえば、藤丸とはどこで合流するのだろ?

博物館、植物誌図譜に大喜び

高評価。単に新種発見ということではなく、正確な記録が評価されるのか。なるほど。

よく出来た絵画だ

"絵画"…これは褒め言葉ではないのだと。

画家野宮…万太郎を恨むことになるのかな。生活がかかっているが、能力的に無理だとなると恨むしかないのか、と思ったが、そうではなかった。野宮は前向きに、要求に応えようとする。

個人の事情と仕事の話は別

ビジネス的にはおかしなことは言っていない。

田邊教授と野宮のやりとりは、発注者のニーズに応えられるか否かの話であるという立場を田邊教授が徹底したおかげで、野宮が変わる覚悟を決めるきっかけとなったということ。そして、波多野からの発注を野宮は受けるわけで、結局、収益拡大に繋がる展開になるのかな?

落ち込んでいるようにみえる波多野

万太郎の能力が周りを窒息させる感じだが、しかし、落ち込んでいるのではなく、息をするためにもがこうと、空気のある場所に行こうとしているのか!波多野は野宮と組もうと情熱的に言い出す。ああ、野宮と波多野の組み合わせ、すごい。これ、凄い展開だ!

波多野:いい日です。さっきまで、さみしすぎて死にそうだったのに…

野宮:そうなんですか?あ…お、俺も割と死にそうな気分でしたよ

感動的!

しかし、波多野が浮かない感じだったのは、藤丸かいなくなったからなのかぁ。ムードメーカーの一面があったからね。

お盆だから仕方ないけど

墓参りは、仕方ないのか!なるほどねぇ。

長屋の人に助けられまくってるじゃん!

大量の採集した草花の乾燥は寿恵子の仕事なの?

え?

なんか手紙入ってた

万太郎からっぽいけどなんだろというところで次回へ。こういう続き方は好き。

田邊教授

万太郎の植物画の素晴らしさをちゃんと認めている。この人、本当に客観的に物事を見ることができる人だ。野宮に対する言動も、客観的に要求であり、やはり言動は徹底している。

田邊教授は、華々しい学術的成果は万太郎より見劣るとしても、学生を育成すると言う教授職はちゃんと使命感を持って行っているように見えるし、政府関係の仕事もこなしている。田邊教授は、全体として見れば立派な業績を上げていると言える。その意味で、田邊教授は、植物学教室を出て、さらにポジションの高いところに行く算段つけることは可能なはず。しかし他の植物学教室メンバーは、万太郎と単純な競争をしなければならない。これ、キツい。藤丸が窒息しそうだと言うのは、藤丸が"炭鉱のカナリア"なだけであると言えそう。