今週の前半は万太郎がなんやかやと東京大学植物学教室というか植物学の世界で研究者として居場所を得たことを描き、後半はプライベートでの生き方を確立したことが描かれたということかな。ただ、プライベートと言っても、植物学中心で、寿恵子が身重でも採集旅行に行ってしまうようなプライベートなんだけど。
万太郎の寿恵子宛ての手紙
とにかく思うのは、その文字の美しさ。見やすく綺麗。植物画の正確さと同じ文字の端正さが見て取れる。達筆というより読む人の見やすさを極めた美しさ。
質入れ
まだやってるのか。夏だから火鉢を入れるか。寿恵子の明るい顔からは貸し倉庫感覚に見えるな。長屋の部屋は狭いし。
スミレ
最初に思いついた名前の候補か。次はナズナか。ユキノシタのユキ。男だと、イカリだと。シノブ。スギナ、リンドウ、レンゲ、ムラサキ、キキョウ、ハコベ。候補は多い。選べないぞと思ったら、結局、命名「園子」!え?ありとあらゆる草花が咲き誇るようにって、あらら…としか思えない。名前候補を挙げる手紙は、万太郎なりのコミュニケーションだったのかもね。
早う、2人に会いたいき
…とか手紙に書いてるだけじゃダメだろ。と思ったら、出産に間に合った。間に合った?え?分からん演出。
出産が迫った時に帰ってくる万太郎
これ、ドラマの演出的には劇的感あるんだけど、現実として考えると、余裕を持たずにギリギリになるまで帰ってこない選択をしたということ。万太郎は「早う、2人に会いたいき」と言いながら、あくまで植物採集が中心なのよね。
藤丸がいない
寿恵子出産の際、始まるがいなかったけれど…藤丸は植物採集旅行に同行しているのだよね?違うのかな?そして今回長屋には来てないよね?藤丸はどうしているのだろう。1人で採集旅行続けるのかな?
内職
そういえば、内職だけじゃなく、採集した草花の乾燥もやってるんだよね。重労働すぎる。植物誌図譜の収入で一発見込めるならともかく、需要限られてて、そんなのないだろうからね。
鳥居
下宿の部屋からは正面に見えるのね。
今週まとめ
田邊教授に認められることで植物学者としての居場所を得て、かつ寿恵子との研究中心の日常生活も確立させた週。今後、植物学教室の構成も変わっていくだろうし、家族も増えたしで、来週からまた色々ドラマが生まれるのかな。