今週のタイトル「ヤッコソウ」は、宿主植物。自分では光合成をせず、木に生えて、その木から養分を取り、木が枯れたら自らも枯れる。これ、万太郎のことじゃないのか?
千歳
第二子の名前、植物関係ない。とにかく生きることを願う。万太郎が、家族を含めた周りのことも意識するように考えを変えてきた兆候と言えるかもしれない。
マキシモビッチ博士からの手紙…?
園子が亡くなり、千歳が生まれ、そしてマキシモビッチ博士?の手紙。イベントは縦に並んで発生する。
筆跡が違う
マキシモビッチ博士、万太郎がロシアに来ることを歓迎していたのか。
しかし肺炎で亡くなったと。
いっぺんでえい、お会いしたかったのう
博士の元で学ぼうと思っていたのに、一度会うことさえできなかったと。これは無念。
博士の妻から返事が来た理由
博士の妻のリップサービスということはないかな。
万太郎はロシアに行くぞと言っているのだから、博士の妻は何らかの返事はしないといけないからね。
律儀な万太郎
どこにも属さんでも、わしは続けることは続ける。一属一種ゆう植物もあるき、わし一人でもやる
この万太郎のセリフ。立ち上がる"気"に満ち溢れている。
わしのコレクションを作ったらえい
大学に寄贈する際に自分の名を冠することで名を残すと。やはり転んでもタダでは起きないというか、承認欲求というか名誉欲というか、そういうの強いよね。
しかし、お金…
どこから出てくるの?
竹雄、長屋に帰還!
綾と共に来て、長屋の皆に大歓迎を受ける。
名目は園子のために来て、峰屋が破綻し、暖簾を下ろしたことはまだ伝えてなかったか。
土地屋敷を売った…
綾:のれんを預かりながらこの不始末。申し訳ありませんでした。
竹雄:峰屋を守りきれんと、申し訳ありませんでした。
道楽しかやってこなかった万太郎に頭を下げるのは違うような気がするが、万太郎なら金は酒蔵に関係ないことに使うが、仕事は番頭以下に任せて、新しいことに無闇にチャレンジすることはなかっただろうからな。
綾の、
思いっきり挑んだ。やりたいことをやった。これは、その結果じゃ
というセリフは、やはりすべきではないことをやったがために破綻したと聞こえる。代々続く家でやってはダメなことを綾はやってしまったと制作は考えているのかな。
万太郎…わしは反対じゃ
竹雄、正面から万太郎の考えを否定してきた。
これ、何に反対なのか分かりづらい。
一人でもこの道を行く
という万太郎のセリフについてかな。そうならば、これは、竹雄は万太郎を一人にしないということになる。
ただ、この回の中で竹雄は、
これより佐川の槙野家は、おのおの生きていくことと相成りました
と言っており、バラバラで生きるのかなと思わせておいて、万太郎が一人でもこの道を行くと行ったら反対するのなかなかの演出。
これにより、竹雄が再度レストランのボーイをやってお金を万太郎に持ってくる未来が見えてきたんだけど…そんなんで良いの?
ヤッコソウ
今週のタイトル「ヤッコソウ」は、寄生植物。葉緑素を持たず寄生する木から養分をもらって生きる…まるで万太郎。そんなタイトルが付いた週なので、園子のことで立ち止まっているわけにはいかない。ただ、寄生する木が枯れるとヤッコソウも枯れる。先週の不幸な出来事は、園子のことだけではなかった。高知の峰屋の破綻もあった。さて、峰屋を当てにしていた万太郎は、峰屋破綻と共に植物の研究は行き詰まってしまうのだろうか。ああ、峰屋ではなく、竹雄を当てにすれば良いのかぁ。