Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【らんまん】(100)寿恵子と聡子、万太郎と田邊


金曜日。万太郎と田邊教授、寿恵子と聡子、佑一郎と森有礼という対比構造で描かれた週だった。寿恵子と聡子以外は世代交代の面もある。

とにかく、田邊教授役は、要潤氏で良かったと思う週だった。

日本の植物学は日本人自らが学名を与え発表すると宣言

やはり田邊教授は、妻の聡子の言う通り"日本の植物学を始めた"人だ。新種を見つけるという才能ではなく、植物学を発展させるための枠組を作る才能がある。これぞ才能。

仮称、キレンゲショウマ

え?新種ぽい植物について、万太郎と田邊教授で同じ発想で進めていくのか?同じ植物を研究し始める偶然も大概なのに、加えて名称まで同じって、そんなことあるのか?命名ルールがあるから、自然とそうなるのかな?うーん、知識がないとこういうところが楽しめないな。逆に知識があると楽しめないこともあるとは思うけれど。

果実の標本が必要

こんなことまで万太郎と田邊教授で共通するのか。これぞドラマだぁ?

親属新種

遂に見つけたか!万太郎とのスピード勝負に田邊教授は勝った。ドラマ展開的には、田邊教授が万太郎に一矢報いた形を上手く演出している。上手いなぁ。

聡子に心から感謝する田邊

こう言うことをちゃんとできるのが田邊教授なんだよなぁ。万太郎にはできないと思う。

誕生祝いの希望

1日だけあなたをください

家族で海に行きたいと。凄いな聡子。まあ、モノには恵まれているからな。

田邊教授、帝国大学追放

え?徳永…え?徳永教授が裏切り者みたいに見えるのだが、田邊教授は手を握ってお帰りと言う。田邊教授、綺麗に美しく退場するな。徳永教授が、世界を見てきた留学帰りのはずなのに、登場当初の時のような俗っぽさを増してきた感じなのも不気味。ただ、これで万太郎は植物学教室に復帰する芽が出てきたということなのかも。

週末の結末

田邊教授と万太郎の対比構造で描かれた今週だったが、金曜日は結末に相応しい回だった。ただ、なぜ非職になったのか分からないまま終わった。