ピストルが必要な植物調査…これは寿恵子でなくても止めたくなる。しかし弥之助、良かれと思って口利きしてくれたのだろうが、万太郎にとっては良し悪しの仕事だね。
- 細田助教授、万太郎の岩崎弥之助との繋がりを不思議がる
- 岩崎弥之助の口利き理由
- 出発を遅らせたい
- ピストルの用意が必要と
- 国力増強のための調査、国益
- 懐中時計分解エピソード
- 泣かないホトトギス
- 波多野、野宮、万太郎3人のシーン
- 寿恵子、引き留めたいだろうなぁ
- 隙あらば台湾の言葉を話そうとする万太郎
- 案内人 陳志明
- 小学校中退という万太郎の生き方が貫徹されている
- 台湾行きの意味
細田助教授、万太郎の岩崎弥之助との繋がりを不思議がる
それは分かるけど。依頼側の客もいる場で直接そんなこと聞くか?終わってから聞かないと。
細田助教授の器の小ささと空気の読めなさが何とも言えない場の雰囲気を出してた。
岩崎弥之助の口利き理由
徳永教授:岩崎さんからも推薦があったそうだ
細田助教授:どういうつながりなんだ?
万太郎:いや…前にノジギクを通して、その…援助をしていただきました
細田助教授:なぜ岩崎家がお前を援助する!?
このやりとりよ!しかし万太郎の説明は確かに理解不能だな。ノジギクを通して援助をしてもらったって言われたら、は?てなるよね。しかし、細田助教授は学者ゆえの間違いを起こしている。なぜ岩崎家が万太郎を援助したかは問題ではない。岩崎家が万太郎を援助した事実が大切なのだ。弥之助が万太郎を推薦したことに対し、細田助教授が口を出せることではないのは明らか…細田助教授の家が岩崎家に匹敵する家柄ではないならばだけど。
出発を遅らせたい
なぜなら現地の言葉ができないからとゴネる。
岩崎弥之助の口添えとは言え、ゴネてはダメだね。
ピストルの用意が必要と
もう万太郎の想像する植物採集旅行とは全く違うものだろうね、これ。
国力増強のための調査、国益
国に対する仕事…帝国大学に勤務するということは"国のために働けと言われ続ける"ということだと博物館の里中に諭される。更に徳永教授に、「お前はもう個人じゃない。帝国大学…国家の機関に属する人間なんだ」とも。これ、万太郎が一番理解できてないことだよなぁ。
懐中時計分解エピソード
波多野もか…って、万太郎だけでなく視聴者も思ったセリフだ!単なる言葉のやり取りなのに面白いシーンになってる。上手いなぁ。
泣かないホトトギス
波多野:時をつかさどる仕組み知りたかった
万太郎:ただ、どういて動くか不思議じゃった
藤丸(予想):分解するより眺めてそう
確かにこう並べると、波多野、万太郎、藤丸が植物学にどう向きあっているかが出てる。
波多野、野宮、万太郎3人のシーン
楽しく語り合っていたのだが、最後のあたり、セリフはなくなって音楽になって、動画もスローモーションになって…何かの演出。もう戻らない幸せな日々みたいなやつか?
そう言えば、今週から?野宮も洋服着てる。時代の流れなのか、講師となったからなのかは分からないけれど。
寿恵子、引き留めたいだろうなぁ
そんな感じだけど、ギリギリ引き留めない感じの会話をしている。最後は、分かりましたと言って認める。ピストルではなく植物学雑誌?を持って行けと言う。書物を持って行けと言うのは、『八犬伝』オタクの寿恵子らしい。しかし、これが役にたつ日が来るのかな?想像ほぼ無理。
隙あらば台湾の言葉を話そうとする万太郎
これ、ヤバくないかなぁ。やりたいことは分かるけれど、性善説すぎるんだよなぁ。それと、日本軍の方針に反しているのもまずいよね。これまでそれでやってこれたから…あ、長屋の倉木に百円取られてたよね。ただその後、倉木良い人になっちゃったから、万太郎は学習していないか。ま、今回もあまりの性善説ぶりに相手が折れるのだろうけれど。
案内人 陳志明
この人、短いシーンの中で度々何かありそうな顔をしている。最初は悪いこと考えるけど、万太郎の人柄に触れて改心する感じの役だね、きっと。悪さをしようとするも、言葉を覚え、かつピストルさえ所持せずに台湾の人たちに接してくれた万太郎の心に触れて改心…というパターンを予想。
今後は、陳志明が出てくるシーンは頬に注目する。微弱な電気が流れたかのようにピクッとするのがたまらん。
小学校中退という万太郎の生き方が貫徹されている
帝国大学に属しながら、万太郎は自分のことしか考えないのだよなぁ。これ、小学校を中退した時からそう。台湾旅行さえ、国の利益のためより、今のありのままの台湾の植物を見てくることがずっと大切だと考えている。とにかく自分が最優先。徹底してるなぁ。
台湾行きの意味
台湾行きの話は、ドラマ全体にどういう意味を持つのだろう。寿恵子の活躍の話は描かれるけれど、子供達の話は表に出なくなってきたが、子育て的にはもう破綻していないかと気になる。台湾出張中は、差配人りんと落語家九兵衛の2人だけでは流石に無理でしょ。寿恵子の母が来るしかないかな。
ところで、日本の植物を全て図鑑にするという目標を持つ万太郎にとって、台湾への出張命令は、どういう意味を持つのだろう。未知の土地の植物を見たいという欲求もあれば、日本のことに専念したいという気持ちもあるのかな。後者なんてないほど前者の欲求が強いのかな。