何か万太郎にとって必要がある度に十徳長屋は都合よく空いている。そもそも入居の時もそうだし、研究室拡張の必要があると倉木らが出ていき、今回、竹雄が上京するのに合わせて九兵衛が出ていく。もうこの長屋、既に長屋というより万太郎の家になっている。これ、家賃的には別に借りた方が良い気がするが…あ、印刷機や標本を大量に持ち込むことができる貸家がそもそも無かったんだっけ。万太郎が長屋を占領した形になったことに納得するしかないか。
九兵衛、真打昇進
まあこの辺りは、ドラマ進行上の都合ね。上京した竹雄のための部屋を空けないといけないからね…いや、長屋に関するご都合主義は、もはや芸の域に達している。ただ、子供の面倒見る人が1人減るよ!
とりあえずは仮の宿泊場所
竹雄と綾は"とりあえず"長屋に泊まるだけなのか。今回のラストでは店を開いていたから、上京からしばらく時間が経過していると思うけど、竹雄と綾は結局どこに住んでいるのだろうか。
寿恵子の覚悟
寿恵子は綾に万太郎のことが分かったと言うが、それは、自分では入り込めない植物と万太郎の関係。これは精神的な話になるので、本当に寿恵子が入り込めない領域。
売り切れるが、版元は自費出版を求める
300部では売り切れてもそんな扱いということか。そもそもすぐ売り切れる程度を見越して作っていて、それが300部ということなら、版元にとっては魅力がないと思われても仕方がないのかな。
新しいやり方が必要
綾と寿恵子は分かっている。寿恵子、何かするのかな?新しい印刷技術を導入とかそんな感じかな。それとも、印刷技術の話ではなく、出版資金を得る方法について新しいやり方を考え始めたのか?…うん、後者っぽいな。
時間がないと
万太郎も竹雄も言う。2人とも壮大な夢を持っているからね。
もう一度酒蔵を営むという夢
これは途方もない夢なのではないか。殿様に献上するような峰屋はあれだけ権勢を誇ったわけで、それに及ばないにしても、初期投資等多額の費用がかかると思う。あと、峰屋にこだわるなら、元の場所を手に入れないといけないだろうが、できるのだろうか。この夢は…何か特別なことなくして叶ったらおかしいと思う。ありうるとすれば、岩崎弥之助かな。土佐出身なら峰屋のことを知っているかもしれないからね。知らなくても尽力する可能性はある。
竹雄の新しい商いに触発される寿恵子
ああ、竹雄と綾は、寿恵子に渋谷での商いを決心させる役割か。
先週からのストーリーの流れ
竹雄と綾、再登場は良いのだけれど、万太郎のメインストーリーに何か影響を与える役割として登場するのかなと前回思った。まだ最終回に向けた登場人物再登場!とかいうタイミングではないから。ストーリーに影響を与える役割となるはずだと思ったら、寿恵子が自分の店を持つことを促す役割だったか。