差配人りんのお別れ回に続き、今回は徳永教授のお別れ回かな。
ツチトリモチ発表
徳永教授は、「それで?どうしろと?」と言う。それはもっとも。徳永は、
言ったはずだ、もうかばえないと
と言う。徳永教授はやはり良い人。
"槙野、残念ながら、今学期限りで…"
徳永教授、優しいなぁ。今すぐじゃないのか。
そういう徳永だからこそ、万太郎は自分から辞表を出したのかと思ったら、万太郎は直ぐに活動を始めたいから辞表を出したいと言うのか。
この後に及んでも徳永教授は、
本当にいいのか?合祀令から目を背ければいい。植物学者として働きたいなら今は満州がある!
とまで言ってくれる。まあ、言ってることは的外れなのだが、万太郎のことを本当に心配している感じはする。ただ、徳永教授は、学者としての万太郎の才能というより、人情的に語っている気はする。徳永教授、登場初期から一貫している。田邊教授とは違う。
この雪の消残る時にいざ行かな山橘の実の照るも見む
万葉集の歌出してきた。
この雪がツチトリモチを指すのかな。これを万太郎からではなく、昔は文学を志していた徳永教授から言い出したところがポイントかな。
よく描けている。こんな植物画…お前だけだ
意味難しい。特に"こんな植物画"の意味。合祀反対の意味を伴う植物画を描けるのは万太郎だけだと言う意味だと解釈したけれど…野宮に「生きてるみたいだ」と言っているので、単に画力のことだったのかな。徳永教授と野宮の話の間に、佑一郎のエピソードを入れているから紛らわしいな…というかそういう演出かな。
来年度から工科大学に着任する広瀬教授
あら、佑一郎、変なタイミングで出てきたな。
着々とキャリアを進めている。植物学と工学の違いもあるだろうが、佑一郎好青年だわあー、あら、もうだいぶ歳を取っていたな。
立ち話の後、2人は別々の道を歩むが一緒だと確認して分かれる。
千歳と虎鉄の結婚
あら、突然きたな。虎鉄が千歳に贈る花束の草花感が良い。花より草成分が優っているのがなんとも。弟子虎鉄って感じが良い。