Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ブギウギ】(31)スイングの女王の日常


売れっ子になってもスズ子と秋山の周りの日常は等身大。スズ子の売れっ子状態のシーンと日常シーンにギャップがあって同一人物に見えない。ただ確実に大阪時代より垢抜けている感じがする。こうやって少しずつスズ子は変わっていくのかな。

旗揚げから1年経過…人気爆発!

昭和14年(1939)4月。

東京の初ステージから1年超えた。この人気はどれくらい続くのかな。スイングはアメリカ由来の音楽…まだアメリカとの戦争は始まっていない。

真珠湾攻撃まであと2年半か。

スズ子のステージ

観てみたいなと思わせるに十分刺激的。刺激を欲しがる人はいつの時代にもいるだろうし、羽鳥のスズ子のために使った曲は当時としてはかなり激しい曲だろうから。

スズ子にシンディローパーが重なって見える。

林部長の頼みごと

秋山、スズ子のどちらかに大阪に戻って欲しいと。スズ子は即答で断るが、秋山はそもそも話を聞いてない。しかし秋山は東京で恋に悩んでいるわけで、今のところは大阪に帰るつもりはないだろうが…中山との関係次第で、大阪に帰る可能性はあるな。

コロンコロンレコード

コロムビアレコードのことか?面白い変名だけど…軽快な感じになってしまって、コロムビアレコードの持つ威厳みたいなイメージが全く無いな。

作詞家藤村先生

羽鳥、藤村御大にスイングの女王スズ子がいるところに、そこにブルースの女王茨田が入ってくる。藤村も茨田も個性が強くて、キャラの数も情報量も多すぎる。

ブルースの女王茨田

あまりに作り込んだキャラという感じ。これ、売れてもあまり変わらない感じのスズ子との対比なのだろうなぁ。しかし、スズ子も変わっているのよ。まだ『ブギウギ』は前段も前段。それで人気が出るところまで描かれているのだから、スズ子が変わっていく姿がだんだん描かれるのではないかな。

茨田はスズ子を芋扱い

茨田の性格が悪いというより、ライバルを芽の内からつぶそうという感じに見えた。茨田は他者を寄せ付けない系だな。しかしスズ子が東京で活動を始めて1年間、会うことなかったのかぁ。同じレコード会社で、作曲家が羽鳥と共通しているのでもう少し会えそうに思うけれど、当時の音楽業界の仕掛けを知らないからなんとも言えない。

秋山、晩御飯食べないのは珍しいのか

中山との関係の葛藤で食事が喉を通らないと。理由はないけど、秋山は悩み事あってもご飯だきちんと食べる人だと思っていたから、これは納得。

おでん屋のオヤジ

身内の話をしちゃう隙を見せ始めた。初登場時の理不尽さがなくなって自虐ギャグのみになってる。しかもオチはいつもヤケド。適当な扱いになっているな。制作にとって便利なんだろうけど、安易さが透けちゃってるんだよなぁ。

有名人だとわかって態度を変えたようにも思えるけれど、まあそれほどの変化ではないから、相変わらずスズ子も秋山も通うのだろうな。1年以上通ってるとはなかなかだと思う。

松永はナイショの話をするために紅茶を飲みに誘う

これで今回は終わり。次回松永の気持ちが分かるのかな。