Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ブギウギ】(38)暗雲が覆い尽くすがラストは華やかなステージ


六郎がスズ子の下宿で夕食を食べる穏やかなシーンから始まり、姉弟の別れ、スズ子ははの病について描き全体のトーンが暗くなったところで、歌手としての自覚に目覚め『センチメンタル・ダイナ』の華やかなステージで終わる。強弱はついていたしラストは華やかなはずだけれど…視聴後の感想はやはり暗さが残る。

六郎、下宿でご飯食べさせてもらう

演出上、ここはおでん屋では無いよね。ただ、おでん屋はお金払えばご飯を食べさせてもらえるところだけれど、下宿は六郎にご飯を食べさせるところではないから、微妙な気はする。

六郎、母の体のことを話してしまう

母が隠していることを話してしまう。それでどうということもないけれど、これにより電報が来ても寝耳に水ということはなくて、スズ子は東京に止まる決意をできることになったのかもしれない。

敵をたくさんやっつける話をまたする

これフラグなんだよなぁ。敵から見たら六郎が敵だからね。

ワイ、死ぬ時に一人はいやや

死を想像して恐れている気持ちをこう表現するのか。人は皆死ぬと一般化して怖さを語る。

そして、怖いの好かんねん…と、昨日父に大声を出された時と似たことを言う。最後には死にとうないわと言う。翌朝はしっかりしている感じだけれど、やはり昨夜のことを引きずるよなぁ。スズ子の気持ち、六郎の気持ち

罰の意識

スズ子母は、病で死期が近いことを、スズ子を生母に会わせなかったことに対するバチだと。

しかし自分の知らないスズ子を生母が知るのは耐えられないから、生母に会わせたくないと言う。このシーン、どう言う意味なのだろう。もう死ぬから罪を重ねても良いからこのようなことを言ったと理解して良いのだろうか。このシーン、必要だったのかな。

電報

シーンの展開早く「ハハキトク」が来た。舞台と帰省の挟み撃ちになるのは視聴者にもすぐ分かる。スズ子がまず向かったのは会社だけれど…会社での話し合いの場ではすでにメイクしてる。この日は舞台に立つ覚悟はあると言うことか。

羽鳥の言い方

結局、東京に残れとしか言ってないよなぁ。羽鳥そういうところある。羽鳥、スズ子に選ばせてるようで結果的には会社側に話を持っていっちゃうんだよね。移籍騒動の時にもそう感じた。

ラストのステージシーン

華やかなのに華やかでない感じがちゃんと出てた気がする。映像というより、今回のオープニングからステージシーンまで積み重ねたことにより観ている側の感情がそうさせたのかもしれない。

華やかだけれど華やかではないステージ

これをラストに持ってきて今週の半ばを終える。今週残り2日どうなるのだろと思わせるに十分。

スズ子母の臨終

六郎は軍隊に入った後で、結局、血縁者はスズ子父のみが見守ったことになるのかな。

単なる予感なのだけれど…

スズ子と父親の関係がこれからクローズアップされる気がする。これまで母親の思いのおまけみたいな役回りだったから。ひょっとして、スズ子の父親はスズ子の母親のみを愛していて、スズ子のことは母親が愛するから愛していたという間接的な愛情ということはないだろうか。そうたとして、もしさんが残されるのがこの2人だとしたら…どうなるのだろうか。