今回は矢木がコメディリリーフの役なのだろうけれど、その代わりそれ以外の男のゲスト俳優が皆ヤクザ映画から出てきたみたいな犯人顔。その中では優しそうな顔の老舗の親父が犯人だったと。個人的感想としては、クライマックスまで期待値上がったのに、肩透かしだった。
矢木殴られただけ?
殺されなかったのは尾行していた亀山のおかげかぁ。矢木を尾行していたのは亀山だけでなく殺人未遂犯人もということなので、矢木…ダブル尾行に気づかなかったのか。これは確かに探偵失格だな。
ただこの矢木に対する殺人未遂も里紗の身代わりだったとかストーリーがめんどくさいことになっている。矢木襲撃犯は、本来里紗を殺そうとした訳で、やってきたのが体格や服装から里紗ではないと容易に分かったはずで、そうなると矢木だと分かった時点で一旦退却すれば良いのに矢木を殺そうとしてしまうの、犯罪心理として正しいものなの?
義父怪しいと思ったが…犯人とは違う意味で怪しかった
しかし20:30過ぎに一人語り始めたので犯人から除外。そこから一気に…行くのではなくウロウロして解決へ。竜頭蛇尾…という感じに終わってしまった。
謎解き直前までは面白かったのに…
トリックが…トリッキーすぎる。加えて小さな謎も入れているから謎解き部分が説明過多になって結末がグチャグチャな印象。その意味では矢木と里紗がつるんでいることを最初に見せたのはよかったのかもしれない。ここまで謎にしたらもう訳がわからなかったかもと思い直した。
アバンタイトル観なければ…
より楽しめた気がする。矢木と里紗がグルということを隠されていたら前半はもっと楽しめたと思う。ただその反動でラストのフラストレーションはもっと高まったかもしれないけど。
結局、小さな謎をたくさん詰め込んだからといって楽しめたと満足できるとは限らない…というのが今回の感想。矢木らしい回と言ってしまえばそうなんだけど。