Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【相棒22】(10)タイトルを今回の事件の背景を表す『サイレント・タトゥ』にしてるの良すぎる!


元日SPの初っ端から『まだらのひも』とか言ってるの何というか地味というか、そこか?みたいなのある…『相棒』は22シーズンまでいってるからだろうけれど何でもありで素敵。

タイトルを今回の物語を直接表すものではなく、その根っこにあるものを指している『サイレント・タトゥ』にしたの良いな!

甲斐峯秋・社・衣笠までの範囲で収まったストーリーが良かった

スペシャルだから大きな話になるかと思ったけれど、海外領事館まで巻き込んでの騒ぎになるけれど、話はそれほど大きなものにならなくてよかった。政治家とか出てくる話は、個人的に相棒って感じがせず、あまり好きではないので。

小学生の演劇の出し物が『まだらのひも』なのか

いやいやいや…享の息子、よく企画通せたな。地味な話じゃん。

家族でない者を多人数呼んで、場所取りする甲斐峯秋

…最悪な人間。申し訳ない気はあるのでオドオドしてるのは峯秋のキャラ。小学校の演劇ということでは権威は学校にあるからね。

姉小路先生

謎キャラで話に絡んでくるんだろうなぁ…と思っていたら、いきなりの殺人事件の被害者。ヒッチコックの『サイコ』並の展開!(流石に言い過ぎ)

ただ事ではありませんよ、亀山くん

殺人現場となったの舞台に上がろうとする際の右京のこのセリフ、別に普通なんだけど良いなぁ。

殺人事件が起きているのに"いつまで足止め食うんですか?"と言う母親たち

観てて勘違いして、早く劇を再開しろと言っているのかと思ってしまった。そうではなく会場内から出ることを禁止されていたのね。麗音この対応は是々非々でやってるね。

"甲斐享さんの兄"秋徳

秋の字は峯秋から取ってるのね。

今日ケリつけてやる

とか言っちゃってるのかぁ。甲斐享の兄も犯罪者になったら…甲斐峯秋、もうもたないな。

"ああ、僕も同感ですよ。こんな僕にカイトくんは、よく3年も…"

これが右京の甲斐享評か。まあ右京と一緒にいるのはどう考えても大変だよね。

社の娘とカイトの息子

父親がいないことで共通という感じで子供どうしの会話をしている。長く続くシリーズだからこその取り合わせ。しかもラスト近くで、峯秋と社で貸し借りの話で今度は大人の側でも会話してて素晴らしい対比。

パパみたいなの

何か物凄い表現だけど、これ甲斐享のこと分かった上で言ってるわけではないんだよね。しかしカイトの兄秋徳かわいそすぎる…いや、秋徳、自分で自分の幸せを見つけるんだ!

カイトくんの息子、なんか目撃してるのか

あらら。それを聞く前にステージの上で亀山がカモン!とかやって右京が変な解説することで時間かけてる。これ、正月スペシャルでやらずとも1時間内でできるんじゃないかな。

スカート履いてた

享の息子の目撃証言。観察眼あるな。たったこれだけなんだけど、これは重要情報。享の兄秋徳が犯人の線が消えることになるから。

ただ、息子本人が物語の鍵となるのはここまで。少し残念。

美和子からの電話

姉小路を恨んでいた女がいたと。うーん、美和子と同行している同僚の女先生も怪しい感じに描かれている。新しい情報が出てくると同時に、別な怪しい情報も付随してくる王道の展開。

それにしても美和子からの情報が鍵になるというのは…『相棒』が、そんなことで良いのか?

防犯カメラ

いや、文明の利器あるならもっと早くから出してよ。情報小出しの演出、クラシカル。

姉小路…いや、成宮寛貴の子、新納慎也の甥、石坂浩二の孫の親になるのは無理ね

全員個性強すぎだぞ。確かに姉小路の個性も強いけど、個性のベクトルがなんか違う。

栗原志津子

むっちゃ犯人感ある人。なんだけれど、『相棒』顔している。

結平くん…怖がる

あんなに事件直後は社の娘に絡んだりハイな感じを保っていたのに、夜、自宅で落ち着いてみると途端に恐怖が来たのかな。この演出、どういう意味なのだろうな。結構見せ場があった。

黒須

誰?ただの宅配業者?…と思ったら、バイトしながらの浪人生で容疑者の教え子なのか。微妙な立場の人だな。

桔平くんのお父さんのこと言いませんから

容疑者栗原、これをわざわざ言うか?言うか?

黙ってます。安心してください

これ、強迫か…で、お願いとか言い始めて。断って良いと言いながら、ずいずい迫ってくる。この「お願い」の話が出た後に、ようやく再び享の兄秋徳が出てくる。待ってた!新納慎也氏、もっと絡んで!

栗原、壁を隔てた強迫

この状況は確かに元日SPで使うべきネタだ。

土師っち

右京、土師っちをイジメているようにしか見えない。これを正月に見せられるの嫌だなぁ。

脅迫には脅迫で返すということ?

右京のやってること、カイトの恋人悦子を脅した栗原志津子を逆に脅す結果になるなこれ。親が子を思う気持ちに乗じて脅すことを殺人の容疑者のみならず、右京もやるのか。志津子は動じていないようだけれど。

中園参事官

ヤバい!ヤバい!ヤバイ!中園参事官の頭脳でそれはヤバイ。内村刑事部長がダブルスパイとか、衣笠副総監に言ってるけど、それはヤバイ。絶対行き詰まるやつだこれ。

みんなお酒飲んでる

右京と亀山は領事から出されたウイスキーストレートか何かを。甲斐峯秋は多分ウイスキーロックを、社は赤ワインを、甲斐秋徳も多分ウイスキーロックを。何でみんな酒飲んでるの?秋徳以外はホッとした酒だけど、秋徳のは違うみたいというのを描きたかったのかな。

年内は絶望的だ

あら、お正月は海外の領事館で迎えるのか。ゆっくりしてね。

カイト揚げたりして楽しそう…と思いきや、そんなに木が生えているところでやったら、絶対糸が引っかかるからダメだって!

子供の父親が甲斐享ということを隠そうとしているはずの悦子

それなのに甲斐峯秋が最前列で学芸会を観にくることを許す愚かさ。リムジンで迎えにくるし。これは愚かだろ!直ぐにバレるじゃん。というか、マスコミとかはそんなには暇じゃないか。

女優の顔というか雰囲気

今回の犯人として逮捕された女優、甲斐享恋人笛吹、週刊フォトス記者風間、亀山の妻…顔の雰囲気が似てると思うのだけれど。

今回の右京

言動に下品な印象があるシーンがちょくちょくある。土師に調査を依頼するときとか、捜査第一課の面々に護衛を依頼するときとか、社に無理な願い事をする際の口調とか。いやらしい感じがする。右京、こんなだったっけ。というか、外国でのドタバタな立ち回りもかなり滑稽。これは元日SPということで意図的な気もするけど。ちゃんと描くには予算足りないから、ああなったということはあるかもしれない。