Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【相棒22】(9)事件に関する情報が多すぎる上でのピンポイントな謎解き


実験的すぎる22シーズン目の『相棒』。2023年の最後は、殺人事件の犯人と殺害方法は分かっているが、"どうして体格も普通の一般人が、体格の良い若頭を素手で殺せたのか"が分からない事件と来たか。殺人の過程を解き明かすのが今回の謎というのもなかなか面白いとは思うが、エンタメとしては弱いため復讐話と絡めているのだろうなぁ。あと、最後が犯人の自白頼みになってしまってるのが少し残念な気持ちになった。流石にここは証拠に基づいて理詰めで解決は難しかったか。

ナイフあったのに扼殺死?

肋骨折れていたとか、巨漢の若頭を一般市民のいわゆる青年実業家が扼殺とか、果物ナイフがこれみよがしに映っているとか、青年実業家は学生時代プロレス研究会にいたとか、訳のわからない無駄に見える情報が多すぎる殺人。肋骨骨折は心臓マッサージの結果だと。果物ナイフを使ったら殺意が認められてしまう可能性が高いから、締め殺したということなのか…と思ったら、ナイフは若頭の方が握っていたという話が出てくる。

弓生さんは特命係に拉致られた

報復を防ぐためかぁ。そこに天誅と買いた鉢巻の虎太郎が車で追っている。車内に武器の類はなく、単に脅しか尾行のためだったようなのが怖い。鉢巻して目立つところから、尾行とも言えず、襲撃の意図も無いことから、右京の言うには"挑発"らしい。

組織犯罪対策部長 浅戸

昨年着任したばかりの真面目でエリート風。角田課長、ちゃかすも通ぜず真面目でエリート風の回答で返す。

右京、(元)容疑者弓生を取調べ

弓生のオフィスでの取調べというか会話。ナイフを持った若頭に向かって行った謎を聞き出そうとしているのだが、右京、少し弓生のことを疑ってそうな表情で弓生を後ろから覗き込んだらしている。

いつまで守ってもらえるんですか?

と言う弓生に対し、やめ時が難しいんですよと答える右京。

弓生の会社の社員は全員解雇

ん?そんなに簡単に解雇はできないと思うけど。できるのか?

亀山の妻美和子

やってること怖い。夫が守る弓生に報復しないのかと若頭のいた組の者を焚き付けるかのようなインタビュー始めてる。ヤバイ。それを

報復はせず線香の一本も上がることが手打ちの条件

これ、その場で報復されるやつって観てて誰もが思うはず。しかし亀山や美和子はそう考えてなさそうで素直に手打ちと思ってそう。右京さえ、これで護衛をやめられるとか言ってる。

これは違和感。

内村刑事部長階段から転落

昏睡状態。中園参事官が桑田組長のことを聞いたタイミングらしい。そして復活し、職場復帰。

桑田組長、拳銃を構える

なぜ撃たなかったのか…弾入ってないんじゃないかな。桑田組長、色々考えた末の落とし所がこれではないかな。ならば弾は入っていながら撃たないということかもしれない。弾が入っていようがいまいが撃てなかったことから、腑抜けの批判は受けるだろうから、どちらでも同じなので弾は入ってなかったと思う。

入っている、いないで罪が変わるから。

ナイフを持つ若頭に立ち向かえた理由の種明かし

結局、最後の最後に正当防衛から殺人に…そして自首。右京の推理は証明できないからドラマとしては自首という結末しかないか。

次は元日スペシャル

甲斐享の息子…?