戦争が進むことで、スズ子は外を向いてばかりの生活から、少し内側である梅吉の方にも目を向けるようになった感じ。スズ子とは真逆で、梅吉は未だに内ばかり見ていらような感じだが、戦争で外を見ざるを得なくなるだろうから、2人が更に歩み寄る環境にはなっている気がする。
動かずにいられない性格
スズ子は自分と向き合う時間ができたのだが…歌わずに数週間経ったら歌い方を忘れてしまうと立ち上がる。"梅丸楽劇団解散から数週間"とぼかしているのが良い。期間の長い短いについては視聴者次第で感じ方が違うだろうから、"数週間"という表現が良いのだろう。巧い。
辛島、羽鳥に相談
辛島から大阪行きを勧められ、羽鳥にそれを相談する。スズ子は相談することを知っているが、しかし、相手が限られているのが問題かも。ただもう昔のスズ子ではないと思うから良いか。
みんながみんな先生みたいに楽しめませんよ
スズ子は羽鳥が今も楽しめていると思っているようだが、やはり羽鳥には表情や勢いが無い。
そう見えるだけよ
と羽鳥妻に言われる。その通りなんだよなぁ。
りつ子の公演チケット
これは羽鳥からのメッセージ。
りつ子の公演
ゴージャスなんだけど。警察のピーっという笛が鳴らないということは、これは許容範囲ということか。確かに派手派手しさはない。しかしかなり贅沢な舞台。
りつ子の楽屋まで行く
雇われのあなたとは覚悟が違うのよ
そう言っても、ポカンとしているスズ子に対して、
こんなご時世、いつ歌えなくなるのか分からないのよ
となぜか励ましの言葉まで。りつ子、イライラしながら励ましてしまう面倒見の良いキャラ。りつ子としては災難だが、りつ子役としては美味しい。
梅吉、ついにケンカ
おでん屋のオヤジの評価は、殴っても仕方ないと。
スズ子、梅吉と飲む
近づくか…?近づくだけでなく、少なくともスズ子は今後どう生きるか決意。そして早速行動、一井の所へ。
福来スズ子とその楽団
ん?どこかで聞いた名前だ。まあ、誰々と彼のオーケストラみたいなのは、そもそもりつ子の発明では無いからね。
小夜もう出ないな
結局、週の半ばで登場し、梅吉とスズ子の心が離れていることを象徴する役で、金曜日にスズ子と梅吉が一緒に飲むことで一応の解決となったことでもう役割はないと。
何もしなかった数週間
これを描写しないのある意味ずるい。同じ部屋に梅吉とスズ子がいる時間が増えるはずだから、その段階で色々起きるはず。しかしそれを描かずおでん屋で2人が少し歩み寄るシーンを描いてる。流石にそんなことないだろと思う。
金曜日回
今週を振り返ると、弟子入り希望で登場の仕方が華々しかった小夜がワンポイントだけのキャラであったことに驚いたのが全てだったような気がする。時代は着々に進んでいるけど。