Golden Time

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【ブギウギ】(48)梅吉は内向き、スズ子は外向き


『ブギウギ』当初からそうであったが、梅吉はあくまで自分の周りの小さな輪の中で生きることを選んでいた。映画界に入ることを望んだ若い頃はともかく、スズ子が物心ついた時には妻と風呂屋の客が梅吉の世界だった。一方、スズ子は梅丸少女歌劇団入団辺りから次から次へと外の世界を拡大している。そんな2人が同居しているのは、正反対の思考ということで逆にうまく行く可能性もあるが、破綻する可能性もある。

結局、梅吉は生まれ故郷の香川に帰りたいと望み、スズ子はステージに立つ道を選ぼうとする。梅吉とスズ子、内と外のそれぞれの志向が徹底している。

真珠湾攻撃で盛り上がる中でスズ子を喫茶店に誘い出す羽鳥

仮にどこに行ってもこんなだろうね。

葬式とお祭りがいっぺんに来たみたいですわ

状況を客観視してこれを言えるのがスズ子。ただこれを強いといえるのか脆いと言えるのかは未だわからない。

"福来君、来週うちに来なさい"

羽鳥、スズ子を誘う。師として弟子のことを気にかけるということか。

それぐらいしかしてやれないが

流石の羽鳥もこれしか言ってあげられないか。

香川に帰ると言いだす

幼馴染、繊維工場を手伝えという手紙をよこす。そしてそれを受けると言う梅吉は、

わしが行きたいねん

と言い切る。請われたから仕方なしではなく、自分が行きたいと言い切る。ここの理解難しい。言われたスズ子にとっては、当然身内より幼馴染かとなる。しかし梅吉にとっては、スズ子以外場所も含めてアウェー感あるわけで。小夜やおでん屋のオヤジと少ないながら話し相手もできたようだが、しかし幼馴染に請われて行くというのとは違う。東京では生きる力が湧かないと言えばスズ子に伝わるのかもしれない。

東京には何もない。大阪の家もない。生まれ故郷しか残っていないから、一からやり直したいと。

それにスズ子突っ込む。スズ子がいるから一からではないと…スズ子は、ほんまの娘ではないからかとまで言ってしまう。それに特に返すことなくおでん屋へ行ってしまう梅吉。

ほんまの娘ではないからかというスズ子の問い…これ、本当にそれが当たりの気がする。梅吉はいつもスズ子ではなくツヤを見ていて、ツヤは自分が死んでも実母にスズ子は渡したくないと言っていたから梅吉はスズ子に父親として接していたように思えなくないのだよなぁ。

羽鳥家でのもてなし

りつ子までいる。梅吉と一つ有った後に羽鳥家のもてなしは…心の整理ができずキツイな。

音楽会…合同コンサート開催?

二大歌手による銃後を鼓舞する大音楽会

羽鳥、企画を提示するためのスズ子自宅招待だったのか。歌わせることで元気づけようとしているのかな。ただ、スズ子のダメージは梅吉のことも加わっているからこれだけで元気付けるのは無理かも。

また『ラッパと娘』歌おうとしてる

🎵楽しいお方も 悲しいお方も🎵

歌い出そうとして、またも止まってしまう。いやだから他の曲歌えよ…と思うよ。

"お父ちゃんには逃げる田舎があるか知らんけどワテにはない"

歌をまともに歌えない、気持ちが入らない。またもやないのはワテも同じや…そしてスズ子は部屋を出ていく。これは、親に甘えたいと言っているな。だから小夜が遂に飲んでても寝てても良いからスズ子のそばにいろと梅吉に言う。梅吉でないと、父ちゃんでないとダメだと。

羽鳥妻「あなた、お客様」

なぜ、スズ子の名前を出さなかったのだろう。いつもそうなのかな。これ変だよね。羽鳥の部屋の前まで来てなのは変だよね。

『大空の弟』

羽鳥…羽鳥ができるのはこれしかない。これしかないことを羽鳥はやった。

六郎君の歌だ。これなら歌えるんじゃないか?

スズ子の気持ちだから、歌えるだろうと。羽鳥、徹底している。これ以外無い羽鳥ができるスズ子への対応だが…今のスズ子にこれが響くかはわからない。