スズ子の地元であり愛助の実家もある大阪。スズ子が大阪に寄らないはずもなく、ここで話を進めるのかと思いきや、大阪は前半で終えてしまう。愛助とも大阪では会わない。肩透かしだなと思ったら、東京で怒涛の愛助ラッシュ!愛助、今の感覚ではやり過ぎ。
まだ水曜日だけれど、今週ほのぼのモードで終わるのかな。で、来週一気に空襲来そう。
易者
大阪帰ると易者がファーストコンタクトなのはお約束かな。確かに道に座っていることが不自然ではないから良い役割か。
スズ子が冗談ぽくではあるが、
占のうてください
と言ってるのに、占いはしないのもお約束か?
真っ赤っかやないか
これは占いではなく、見たまんまの感想。
大阪の人だからもう少し面白いこと言ってよ…という視聴者からのツッコミ待ちのセリフなのかな。もしくは、せめて真っ赤っかの服装から何か読み取りなさいよ。まあ、それほど意外な帰省なのかもしれない。
ただ大阪では真っ赤っかの衣装が許されるのかとふと思った。東京ではりつ子が服装で注意されるシーンがあったから、真っ赤っかも東京ではダメな気がするけど…どうなのだろう。
梅丸歌劇団の稽古場
大阪に残った同期と後輩の3人大喜び!林さんもやってくる。梅丸歌劇団の環境は芳しくなく、ラインダンスは敵国の踊りだからできないと。ただし東京のように梅丸としてのステージ禁止までには至っていないということで、状況は同じではない。
洋食のコンビ、夜逃げ
スズ子たちが梅丸の稽古場で円陣組んでワアワアやっているけれど、夜逃げ話が挟まれていて、さりげなく時代の暗さが出ている。この夜逃げは、セリフだけで良さそうだがコミカルな動画描写もある。演出側に何か意図があるのだろう。この時代、夜逃げするって…どういうことかな。洋食というだけで閉店を余儀なくされたのか、赤紙きたから逃げるのか、他に何が考えられるかな。
大阪訪問
視聴者にとっても懐かしい思いを共有できるはな湯、梅丸歌劇団の稽古場が描かれる。スズ子が訪れたかった場所というより、空襲で無くなる場所じゃ無いかな。これで訪れることできるのは実はラストみたいな。
あっという間に東京の下宿に戻る
梅丸歌劇団で同期たちと抱き合っていたと思ったら、次のシーンでいきなり東京戻っていて少しびっくり。大阪に来た時は易者、東京に戻った時は下宿の夫婦…この人たちがスズ子がどこにいるかを表してくれる標石になっているのね。
個人情報
愛助はスズ子に気があるから気安く住所を教えてはダメだと言う小夜。その程度の心配の時代。現代とは違う。愛助は、花湯にも行ったということを手紙に書く。うーん、危険なストーカーだな。それにしても小夜は何事も被害妄想的に考える人間だ。悪い面も多いが、逆に楽観的すぎる危なっかしいスズ子には良い付き人と言えるかもしれない…いや無いな。マイナス面も大きいから。
亀を持った愛助がスズ子に亀を渡そうと迫るという変な夢
最初から夢とわかっているから夢オチではないが…そうではなく予知夢だったか。
愛助、スズ子を自宅に誘う
蓄音機…何を聴くつもりなんだろう。小夜が来ることで、聴くレコード変えるのかな。どの曲をかけるかで愛助のセンスが出るね。
愛助、怒涛の攻勢見せる…強引すぎるだろ、引くわ。でも、今の感覚でもこういう人いそうだし、これで突破しちゃうこともありそう。
小夜は愛助を警戒する
スズ子が安易に愛助に住所教えたりも戒める。しかしねえ、スズ子のそういう人をあまり疑わないところのおかげで、小夜はスズ子の弟子になれているのだよなぁ。勝手に押しかけて身近な人以上の関係になろうとしたという点では小夜も愛助も同じ。そういうことに小夜が気づいていないのも小夜らしいけど。
小夜という役の意味
小夜を受け入れたのは何か変だなぁと思っていたが、小夜さえ受け入れて一緒に住むことができるスズ子という前例を作りたかったのかも。これによりストーカーまがいの愛助を受け入れても、スズ子だからなぁになるから。
小夜、愛助を目の敵というか排除しようとするのは、自分がスズ子に対して行ったスズ子の一番近くに入り込む手法を愛助も行っているとすぐに理解したからでは無いかな。小夜も愛助も押しかけてきていきなりゼロ距離攻撃仕掛けてるところ全く同じだから。