久住は、冷静に事を運んでいく性格に見えるが、時折、その中の冷静さが欠け落ちる時がある。ここに久住の闇がある。
冷静さを失う例
例えば、成川がエトリの私邸?から助けを求めた際、残酷に見放す言葉を浴びせるのだが、この言動は犯罪者としては要らない。分かった助けるとか適当に応えておいて、実際は無視すれば疑われないので、成川が警察の手に渡っても洗いざらい語るということにはならなかった。特派員RECに対しても同じ。パソコンを乗っ取ったことは最後まで黙っていれば良いはずだ。
ではなぜ久住は、冷静でない行動に出るのか。
久住の冷静さが欠け落ちるのは、相手の絶望を楽しむ時
これであろう。自分を信じてくれていた人間を裏切り、さらにそれにより相手が人生に絶望を感じさせること…これに大きな喜びを感じるのだろう。この相手が絶望の淵に落ちているのを楽しみたいという性格は治らないのだろう。ならばそれが原因で捕まるのが綺麗だと思うが、どうなるだろうか。
エトリの場合は違う
エトリのケースは、成川やRECのケースとは違い、どちらかというと冷静に事を運んだ例になる。エトリに対しては久住は絶望に陥らせることもなく、クローンでの襲撃から数秒で致命傷を負わせている。単に警察に色々な情報がエトリの口から漏れる事を恐れただけの行為である。