Golden Time

時はお金で買えません

【MIU404】最終回を前にした妄想


久住を捕まえるための条件を考えたい。刑事法上の細かいことは置いておいて、次の点をクリアにしないと捕まえることはできない。

①久住の居場所を突き止めること

②久住の特定をすること

これ、意外に難しい…ようで簡単では?

科捜研の涌田さんと相棒の青木くんのいない世界

科捜研の涌田さんや相棒のサイバーセキュリティ対策本部の青木くんに頼めば、足取りなんて簡単じゃないのか?出前がカレーこぼした騒動起こしたシェアオフィスでは、顔を晒して出入りしていたわけだから、あちこちの防犯カメラに映っているでしょ。他のドラマなら、1話で解決するストーリーで、とても最終回に使えるネタではないと思う。ただ、そこは、ナウチューバーRECが、メールのテキストファイルを開いてウイルス感染してしまう優しい世界。映像データ分析・解析技術は、遅れているのだろう。しかしこれは設定上、仕方ない。第四機動捜査隊の話だからだ。情報は、車に乗って足で稼ぐのが基本。本部ビルでパソコンの前に座って逃走経路等を追うサイバーセキュリティ対策本部青木くんみたいなのが活躍してもらってははストーリーが成り立たないのである。でもねぇ、時流に逆らうのもおかしいと思う。

映像データ解析はできないとして

涌田さん、青木くんがいないとして考える。しかし、シェアオフィスには、久住のたくさんの情報で溢れている。指紋・毛髪・目撃証言・室内の防犯カメラ映像。最後の映像データは、どうもシェアオフィスがエトリの所有らしいので、実質久住の支配下だから細工が加えられているとしても、オフィス周辺の防犯カメラを当たれば出てくるだろう。

声かけまくっていることがアダとなる可能性

ドーナツEPは安価であるが、そこから高価な薬に移行させるのが久住側の狙いということで、シェアオフィスで、大々的に久住はドーナツEPを配っていた。これがおそらくアダとなるだろう。目撃者多すぎであるし、渡したドーナツEPの袋や容器に指紋つけまくっているだろう。まあ、指紋については下で書くけれど。涌田・青木がいなくとも、地道な防犯カメラ追跡で、久住の痕跡は集まるはず。

尚、久住は、覚せい剤への導入としてのドーナツEPを製造販売していたが、担っているのはドーナツEP販売まで。より大きな収益をもたらす覚せい剤は扱っていない。つまり、久住は大物の様に描かれているが、犯罪組織の片隅に寄生するだけの人物ということ。この辺り、さらに巨悪が…として、シーズン2ができそう。

指紋・毛髪

まあ、指紋は消している可能性がなくもない。しかし毛髪は、あの髪型で落ちないわけがない。複数のシェアオフィスでたくさん集まることだろう。つまり…

久住はデジタルではない捜査で捕まる

まあ、これでしょうね。久住個人の特定は、古典的方法で行われるだろう。で、居場所の特定も、先に挙げた地道な捜査で追い詰め、仕上げに伊吹の超人的な勘がアクセントとして加わるという感じかな。一番楽しいのが、伊吹が電波を傍受するように久住から発せられる体臭を嗅ぎ分けシェアオフィスから歩いて移動していた久住の居場所を突き止めるとかかな。ありえないけど、ありそうなとこ攻めて欲しい。で、そこに志摩の機転が利いた先回りをもって逮捕すると。もしくは、サイバーにはサイバーで、RECが久住をハメて追い込むとかね。妄想が膨らむ。

久住の無防備さの由来

それにしても、システムを縦横無尽に扱う久住が、システム面では完璧だとしても、それ以外で無防備すぎるのが解せない。なぜ、あちこちのシェアオフィスで顔を晒し、多くの人間に声を掛け、指紋のついた容器のドーナツEPを安易に配りまくるのか。

システム社会の否定

科捜研やサイバーセキュリティ対策本部が出てこないと先に書いたが、システム社会の否定が大テーマなのかもしれない。結局、科学的に追い込むのではなく、伊吹の動物的勘に基づく昔ながらの方法で解決していくスタイルは、テレビのメイン視聴者層である、年齢の高い層の共感を呼ぶと制作側が配慮しているように見える。若い層は、出演俳優で観るのであろうが、やはりメインを軸にしているのではないかと。しかし、システムの高度な能力を使わないので、逆に伊吹に無茶なくらい期待することになり、もはや人間ではない勘と感覚を持ってしまっている。システム社会の否定をテーマにしても良いけれど、伊吹の能力は、ちょっと高く設定しすぎな感は否めない。

デジタルでない操作をする人がもう一人

それは陣馬刑事である。陣馬は、ドーナツEP製造工場から証拠隠滅のために出てくるトラックの前に大の字になって出て止めようとした。検問解除が続く中、なぜ陣馬は突き止められたのか。

第10話で次のように言っている。

ネットなんて置いとけ
こんなもん見なきゃいいんだ

これです。見なければ囚われない。でもなぁ無線か携帯で連絡来てると思うけど。しかし、ネットのフェイクに騙されなかった理由はこれ。

特派員REC最後の仕事

説明なしに映像で描かれただけなので、久住がRECのチャンネルに対してしたことは具体的には分かりづらい。ただし、RECの望まぬ状況に陥らせたようではある。一方、アクセス数はかなりの数に上がったはずだが、少なくとも一時的にはアカウントバンされたと思われる。バンの解除は、身の潔白を示せるか否かにかかっているだろう。第四機動捜査隊と組んで、久住を追い詰める動画を作成するのが、「MIU404」がシリーズ化する際にRECも生き残るためには、少なくとも最終回におけるRECの最低条件であると考えられる。まあ、相変わらずアウトローという道もあり得るかもしれないが、いかんせん第10話で余りのあわてっぷりを見せてしまったので、クールさ、邪道さが薄れてしまっている。シリーズ化に生き残った場合も、情報提供者等の文字どおり白ウォズの役を担うのではないだろうか。

久住の本名

結局、久住の本名は不明のまま。とりあえず、五味と名乗っていることもあることはわかった。クズにゴミか。まあ、本当に人を買ったネーミング。次は、芥川くらい出てくるのか。そこから推測すると、本名は、宝田とかそんな感じかな。ゴミの山対比で宝の山ということで。

無茶な話

MIU404は、あまり荒唐無稽な話は持ち込んでいないと考えていたが、第10話のテレビ、ネットのジャックは、ありえないと思った。これは荒唐無稽を超え、本来ならば、その物語世界において、このジャック前と後では、価値観が全く変わってしまうはずであり、何事もなかったかのようにはいかない。

久住のリアリティ

久住の生い立ち等を描かず、単に追跡し、逮捕するだけとなった場合、闇は闇でしたというオチになってしまう。時間的制約はあろうが、久住の生い立ちというか、せめてあのような行動を起こす必然的な理由を描いて欲しい。そうしないと、ウルトラマンにおけるどっかから現れた超強い怪獣みたいになってしまい、強敵ではあるが背景がないため、リアリティを感じられないため。

最終回あらすじ

誘惑に勝てず、公式ページの最終回あらすじを見てしまった。ああ、やはりこんなか…これはダメなやつ。