橋本じゅん氏を迎えて「三文芝居」というタイトルなのは、なかなかシャレが効いている…のだが、「相棒」でこれをやるのかなぁという感じ。
またキレ始めた芹沢・伊丹
以前のようにマイルドな嫌味を言うだけになったかと思ったが、またこの2人はキレている。芹沢は出雲麗音にも強い口調で、
何 ぼさっとしてんだよ さっさと目撃者連れてくる!
と指示を出している。これは芹沢なりの後輩教育かもしれないが、そんなキレた口調でなくともとも思える。これはドラマなので、出雲が言われなくても目撃者を連れて来ることにすれば、芹沢がキレたセリフを言わなくても良かったわけであるし。挙げ句の果てには、芹沢は右京にまでにらみをきかせている。一方で、芹沢は伊丹には従順な先輩に対する接し方をしている。
橋本じゅん氏
売れっ子だなぁ。けれど、今回のように表に出てくると疲れることが分かった。自分にとっては少しだけ出てくるから良いのか…とも思ったが、そうではなく、表に出てずっと演技されると疲れる…という印象を与える役を、橋本氏は、非常に上手く演じたということなのかもしれない。
角田課長
角田課長は、特命係の2人が外出している間も、勝手に特命係部屋に入り浸っているのか。右京の帽子被ったりして、この人、本当にヒマなのだろう。
出雲麗音
あの2人には内緒でお願いしますよ
と言って、容疑者を右京と冠城に引き合わせている。出雲はついに捜査一課コンビを堂々と裏切り始めた…それは正しい。しかし、堂々とやるのは、捜査一課に属していることから見てあまり得策ではないような気がするが…青木も同じような感じで特命係に情報を渡しても、何か罰則受けたり、叱られたということもなさそうなので、出雲もこのスタンスでいくのだろう。
サブタイトル「三文芝居」はその通り
全て見終わった後の感想は…三文芝居だなぁと。なんというか、ストーリーとしてちゃんとまとまっているが、しかし、これ「相棒」なのか?という感じ。橋本じゅん氏に罪はない…多分。これ、橋本じゅん氏ではない役者がゲストだった場合は、どうなったのであろう。