Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ドラゴン桜】第2話 ネメシスより刑事ドラマな感じ


1話完結で1つのエピソードを完結させながら、それと繋げて全体の物語も進ませていくの心地よい。刑事ものドラマよりハッキリ崩すべき謎を事前提示し、その上でしっかり事件を解決の上、物語もちゃんと進んでいる。

不登校ゼロの学校で不登校2人

例の2人が不登校か。仕方ないな。自業自得だといえるな…と思ったら、2人は桜木のファンになってる。では何で不登校してるのか?

疑心暗鬼の怖さ

「アイツにメチャクチャにされる」と言う楓。しかしそれは逆恨みというもの。桜木の言葉を借りれば、万引きしたのも自分で選んだことだから。しかし、疑心暗鬼が行き過ぎると、もう何が何だか分からなくて、遂に洒落にならない事件を引き起こす。万引きを隠すために現住建造物放火罪を引き起こすとは!本末転倒というのはこういうこと。

共通テスト

東大専科希望の2人…実際のテストと同じスケジュールで泣き言うの好き。しかも、東大入試問題ではなく共通テストで泣いてる。それ、満点近く取るべきテストだよ?泣いてる場合じゃないよ?

諦めの早い早瀬さん

名前からして諦め早そうな早瀬さん。良いキャラだとは思うが、今のところそれだけ。ちょくちょく画面に映ってくるが、影薄い感じ。性格が掘り下げられるであろう、今後の早瀬さん回に期待!

馬渕英里何氏

楓の母親役か…父親と違って、極端に楓に対し押してくるわけではないところが怖い。何というか、父親と連携している感じ。これ、バドミントンのダブルスで培った能力なのかなと思わせる怖さを垣間見せる。でも演じる馬渕英里何氏は好きな俳優だから、出てくるたびに嬉しい。

膝を痛める練習しかさせない顧問

選手に寄り添わない、能力的に寄り添えない指導者の元で頑張る選手の不幸だが、潰そうとしている指導者の元では最悪の事態しか起きない。親も理解ないし。孤独な楓ということだろう。顧問…最悪。しかし、楓というか桜木は逆襲ネタを手に入れている。彼らが近くに居続けることというの、顧問に相当なプレッシャーをかけることになる。楓は、こういうの分かってるのか分かってないのか、ハッキリしない感じで、マネージャー的に近くに居続けるの、顧問にとっては、怖さ倍増だな。動画の証拠握られてるというのが大きい。

人生何もない人よりマシ

楓のセリフ。壮大なブーメラン…非常にわかりやすいフラグだな。人生何かあったが、それが無くなった人というのは、最初から人生何もない人よりマシなのか否か。怖い話であるが、是非はともかく物語としてこのシチュエーションを消費してくる『ドラゴン桜』というドラマ。

現住建造物放火罪

人の命を危険に晒す犯罪だから重罰なのだけれど、それが逆に学校の警察に突き出す方針を変えさせる方向に働くとは変な話で、現実感ゼロだけれど、何か雰囲気で納得してしまう感じで上手い。

意外に上手くこちら側に楓が付いた

ちょー簡単だったな、桜木の味方にするの。孤独な悩めるアスリートというのは単純という描き方が気になるが、逆に楓の相棒的な瀬戸がグチャグチャにひねくれてそうで、良い対比になっているとも言える。

楓の謎

桜木に対しては、桜木が具体的に害悪を及ぼしていないにも関わらず、強迫観念からかテントに火をつけるまでする楓。しかし、顧問とダブルスのペアに対しては、実際選手生命の危機に陥らせられたにも関わらず、寛容を装っている。これ、ちょっと分かりづらい。桜木の時との違いは、決定的証拠である動画をどちらが持っているかということか。桜木の時は、桜木が生殺与奪の権を持っていたが、顧問とペアの相手の時は逆。この違いが心の余裕を生んでいるか。あと、桜木の時は推薦を受けられなくなるかもという恐怖があったが、顧問たちの時は、すでに自分の膝の具合から、推薦は無理な状態であったことにより、どうしようもなさがあったと思う。

動画撮影のプロ?に頼む桜木

第1話の動画撮影を面白がる問題ヤンキー生徒2人が、何の説明もなく桜木に協力しているのは意外。しかし、ではなぜ登校拒否なのか?それは桜木関係なく自分の行動の恥ずかしさか?もしくは何か別にあるのか?その描写がないので、なんのことやらという感じはする。これ、伏線というかフラグというか、ちゃんと解決されるものである可能性はある。