Golden Time

時はお金で買えません

【ドラゴン桜】最終回 ご都合主義にしかならん


受験モノは、どんな結末だったとしても、ご都合主義としか思えないのは仕方がない。その意味で最終回はなんだかなとなる。これは受験モノドラマの宿命。。

藤井くん

痩せた?良い人キャラになったら、顔つきからも太々しさがなくなった。藤井を演じる鈴鹿央士氏は体重を増やし、落としたのだろうか。藤井同様、気合いを感じる。

受験と全く関係のない買収話を無視すれば、藤井の勇気ある友情の表示が、最終回一番の見どころ。藤井くんは、登場時の性格の悪いどうしようもないやつから、実は良い人だったキャラを獲得したが、その代価として、不合格となったと言える。脚本の正義のバランスなのだろうか。しかし、このドラマには、窃盗と現住建造物放火未遂の罪を犯した人がいる。また、この犯人を隠避した人もいる。どちらも立派な刑法に違反する行為である。しかしこの2人は無事に合格しており、正義のバランスの歪さを感じる。

桜木は、来年は大丈夫かのようなことを藤井に言うが、結局、藤井が不合格となった理由は不明であり、本番に弱いというレッテルが正しいとしたら、結局、来年も厳しいのではないかな。結局、藤井の描かれ方は、低偏差値高校の中での秀才にすぎなかったというポジションなのが哀れ。

アイドルと俳優

合格不合格は、結局、アイドルと俳優の扱いの違いということか?と書くと、演じる3人に失礼だが、そうではなく、アイドル2人には役者として活躍できるアイドルとしての地位を得させ、俳優には嫌われキャラからのいい人転向や、その場の雰囲気、流れに任せるキャラという演じ甲斐がありすぎる役を与えたことになるから、ドラマ内の結果は厳しいモノであっても、演じる中の人的には、問題なしなのね。藤井も早瀬さんもホントいい役。

早瀬さん

この人のポジティブさと要領・立ち回りの上手さは一貫していた。好きなキャラだったが、共通テスト入試だけでなく、私立大学や後期試験も受けたことにして欲しかった。瀬戸が合格して辻褄合わせのように、不合格にさせられた感がある。東大二次試験直前に、体調不良とか言ってクラスを休むシーン入れれば良いだけだから。残念でならない。

健太の座席近くの受験生

この席ハズレと言った気持ちは分からないでもない。やはり彼らも必死であり、何年もこの日のために費やしてきた筈だ。その時、健太と隣になったらイラつくという気持ちは分かる。明らかに例えば別室で受験する他の受験生と条件が異なると言えるほど気になるのであれば、直接行為に出るのではなく、何らかの対応を試験官に依頼すべきであった。現に藤井が2人に行った対応はそれであった。この点が藤井とこの2人の受験生の差。

瀬戸

こんなに感動のない大逆転はないな。なんだこれ。なんというか、合否は脚本次第でどうとでもできる。合否に説得力ある説明などしようもないから、ご都合主義なだけで全く感動は無し。まあ、番号見間違えパターンは、ドラマ、漫画でありがちだが、5人未達成かぁ…となった後の、実はみたいな展開は、一応、盛り上がりはしたのかな。

どうでも良い買収騒ぎ

結局、なんの意味があったのか。視聴率不安だったから保険かけたら、蓋を開けたら視聴率よくて変な感じになったのかな。いずれにせよ、全くどうでも良い話。そもそも東大合格者5名出ないと成り立たない買収にファンドがまともに参画してることからしておかしい。訳分からん。市川右團次氏もポカンな顔してたし…してないか。

IT企業

相関図で、坂本と米山の所属する会社の会社名が無くて単に「IT企業」と書かれているザックリさ。しかも、これまで坂本と米山のやってることは、IT企業っぽさが皆無。なんだこれとなってたら、ラストでなんとなくITっぽいことしてたけど、取ってつけた感。いやあテヘペロというのに、え?となってたら、もう卒業式になってた。それにしても会社名くらい付ければ良いのに。

矢島と香坂

シーズン1の生徒役が全員何らかの形で本人役で登場した。しかし、矢島と香坂は、坂本と米山に協力したと言っているが、一体何を協力したのか謎。どちらも今どのような地位にあるのかが明かされないままなので、できることが分からない。この辺りは辻褄を考えず、山下智久氏と新垣結衣氏を出すためだけの設定かなと。それで構わないないけれど。

家族の話

軽重はあれど、東大専科の生徒は各人家族との問題を抱えていた。一応、入試までには打ち解けているので、ドラマ最後にオフショット的な感じで家族とのカットが入れられたらよかったのにと思う。まあ、天野の弟は、苦虫噛み潰したような顔をして欲しかったが。

楓の父

アスリートらしい大きなおにぎりを作り、オリンピックは4年に1度、東大は毎年という名言を吐いた楓の父。オリンピックは諦めていないが、4年に1度のイベントに毎年躍起になる必要はないということかな。それより、東大在学中のオリンピック選手という肩書きの価値と美味しさに気づいたのかもしれない。

楓は合格した。となると楓の父は次はいつおにぎりを握るのだろう。

最終回のミッチー

小賢しい高原役で楽しませてくれた及川光博氏。満足に近い。ただ、形勢逆転されるまでの天狗になっているシーンの方が多く、やられてからの残念シーンが少なかったのが惜しい気持ち。これがあれば、まだ成分を最終回にふさわしい量補充できたのにと少しだけ思う。

教員の反対による理事長選任不可

前回のこの話はどうなったのだろう。合格者が出た段階で、他の教員は純粋に喜んでいた。東大合格者輩出時の教員という名誉と、そもそもこの名声を得た学園を潰すことの可能性。というか、リゾート開発で高校一つ潰すのは簡単なことではないと思うが。まあそれはおいても、この段階で、理事長選任手続きをしても、前理事長側に勝ち目はないのでは?なぜ全理事長側は強気?情報弱者ということか。

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