Golden Time

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【彼女はキレイだった】第3話 デレる前に人格を認めることから入る真面目な宗介


酒にまつわる愛と宗介の失敗談2本立て。宗介の方は、失敗というより事故だけれど。宗介は酒を飲めないことを直接言わず、仕事があるからと言って誤魔化して進めようとしたが、これが仇となり即寝に。しかしこれは危険なこと。ちゃんとアルコールが飲めないと言うべきだった。

自白は覚えてないんかい!&樋口の機転

前回ラストのブチマケトークは樋口の機転で重要部分はカットされていたのか。どこまで聞いたのか、描写からだと名乗ったところで止められていたようだが、そうなると前回、宗介が電話を受けてかなり神妙な顔していたことと矛盾するような気がする。

企画をしろと言われる愛

チャンスとも言えるし、元々契約した仕事とは違うので、給料以上のことをやらされるリスクもあり。しかし、サポートに徹すると言う愛。まあ、そう言う契約なのだから、これが正しい陽動の姿。あ、契約は総務だったな。サポートは大きな意味で総務なのかな、この会社では。

出ていけと言わない宗介は謎

オフィス自室に侵入していた愛を特に咎めることもなく、それどころか愛を置いて部屋から出て行った宗介。え?まず愛を部屋から出して鍵をかけてから立ち去れよ。愛が実は仕事ができると認めているのなら、逆に愛は他社が送り込んだスパイの可能性を考えるとか、ドラマなんだからそこまでしないと。リスク管理のなってない男だな、宗介。

そもそも部屋に忍び込んで本人が戻ってきて慌てて隠れるパターンは、ドラマで繰り返されるけれど、飽きないのかな、やってる方も。

烏龍茶とウーロンハイ

ベタすぎるアルコールエピソード。絡むタイプでなく即寝タイプなのもベタだなぁ。寝落ちの描写は過去最高レベルの芸術品だったが。

オフィスの自室、マンションの自室で素を出す宗介

愛と宗介は少しずつ、近づいているのね。どちらもアクシデントから始まっているけれど。

一応デレは開始された?

元々空港で言われたことが引っかかっていることに加え、仕事振りや振る舞いを見て、宗介は愛に対する感情を改めつつある…あるのだが、デレまでは至らない。

アクシデントには寛容な宗介

廃刊のことを聞いてしまったこともパズルのパネルが壊れたことに対しても、感情的なことは一切何も言わない宗介。不意なことには素っ頓狂な声を上げるが、感情に任せて相手を責める発言をしないのは筋金入りの良い人タイプのツン。

素直に謝る宗介

謝ることの意味と価値が宗介と愛で全く違う。愛の謝罪は軽いが、宗介のは相手に謝ろうという意思を伝えようとする謝罪、多分、昔の愛ならそうするだろうという謝罪。宗介の中で昔の愛が行動規範になっているのだろう。この愛への謝罪のエピソードがあるからこそ、後で出てくる「その人の隣が似合うような人間になりたいって、そう思って生きてきたから」が生きてくる。これにより宗介の行動規範は昔の愛なのだと告白していることに説得力が増すことになる。

アシスタントと雑用係は別物

君の仕事はあくまで、部員がスムーズに仕事をするためのアシスタントであって、部員がサボるための雑用係じゃない

これ抽象的に言ってしまうとマネージャーの仕事でもある。ここ、ポイントかもしれない。

仕事を押し付けてくる同僚に、宗介が、

もし仕事量が多くてこなせないようなら割り振りを改めますけど

と言っているぎ、こんなの上司である副編集長に言われて、割り振り改められて少なくされたら編集者として死ぬ。

どうして自分の可能性を信じないの?

子供の時と今とで、言う側言われる側の立場の逆転。それにより、自分の可能性を信じることの難しさは、難しいと思う側にしかわからないことがある。愛は、自分の言葉で宗介を勇気付けられたことに満足した。そしてそれだけでなく一歩踏み出すことにした。つまり、愛は、昔の自分の言葉で自分が励まされた。これは良い。

その人の隣が似合うような人間になりたいって、そう思って生きてきたから

だから宗介は頑張ってきたんだねと愛は、あとでしみじみ反芻しているが、あの頑張りはちょっと違う。昔の愛の隣が似合うような人間ではない。それに気づいて突っ込めよ、愛。

初恋には勝てない

あーあ、初恋か

まあ、樋口は当て馬だからね…というか、愛の眼中にもなくて現状、当て馬にもなっていない。

廃刊を免れる条件

こういうの、聞く方も聞く方だし、答える方も答える方。口止めって当事者間でも控えるべきだろうに。新しい情報与えて宗介は危機管理できてないだろ。

びっくり宗介

電話中、愛にびっくりさせられること2回もあった。まずはオフィス自室で、次は事務室で。愛の大切なパズルのピースが宗介の靴底にくっついてしまうのすごいオチだった。

前回予告の樋口と宗介の抱擁

そう言うことだったのか。これは樋口ナイスアシスト!パズルが何の意味を持つか知っているかの好プレー、というか、脚本あざとい。

介錯人樋口

梨沙が自らの宗介への想いを断ち切るための行動を起こす際の立会人に何故か樋口が選ばれる。この世界は狭すぎる。極度に確率の低い偶然が重なりすぎてて、もうお手上げ。そもそも幼馴染と同じ職場というだけでないでしょ!

ラスト3分

いきなり持ってきたな!全てこの時のためにあったのか!ただ、子供時代の描写で宗介の傘になっている愛と宗介の体格差のインパクトが強すぎて…ここだけ北斗の拳の世界。

次回予告

この第3話で完全にデレが来ると思いきや来なかった。次回予告から見て、今度こそ、デレが来る。これでまた肩透かしならデレ成分欠乏症になる。