Golden Time

時はお金で買えません

【逃亡医F】第2話 やはりコメディというか強烈なギャグが大量投入されたコメディ


内容がシリアスかつ、逃亡者である藤木が1人で冤罪を晴らすために動き回る話なので、「偶然」や「天才外科医」設定に頼らないといけないのは分かる。コメディテイストは、その偶然が余りに御都合主義なのを誤魔化す機能というか言い訳に使われている。これ、良い。

ただ、気になるのは、このドラマ、主役の成田凌氏に説明したり企画通したりした時は、どのようなドラマだと説明されていたのだろう。そういうのが想像できないくらいのギャグ度の高いドラマ。

雪山で転げ落ち、寝てしまったら…暖かく眠れる部屋が見つかる

雪山で遭難し、眠ってしまったら、結末はどうなるか分かりそうなものだが、偶然、咳をする少年に見つけられ、偶然、良いおじさんのところに運ばれる。偶然、病院で美香子に再会し、寝る場所も確保したのだ。雪山で寝てたはずが、暖かい場所で眠ることができるようになった、メデタシメデタシ…?おめでたいのはご都合主義のシナリオなんだけど、それが良い。

しかし、雪山遭難だけが偶然ではなく自業自得の必然なの酷い話だ。

大地の鼓動を聴いていた

確かに嘘が下手。というレベルを超えた、突き抜けて詩的な表現とは言える。藤木は天才外科医というだけではなく、文才もあるのかな?

美香子の腕

切断し、再度くっつけたが、もう大分くっついているようだ。良かったなぁ。ここまで来るのに何ヶ月かかったんだろう…って、これ多くて1〜2日の話じゃん。こんなにくっつくわけないって。どんだけギャグにするんだろう。

都波教授

事件の鍵を握る都波教授。ソロキャンプシーンしか描写がなくて、どんな人だか分からないミステリアスな登場人物…と言いたいが、何でソロキャンプなんてしてるの?この人も逃げているのかもしれないが、逃げ方があるだろう。雪が降ってるとこでソロキャンプってスタイルは自殺行為。こういう突拍子も無いところがこのドラマがギャグであるということを表している。もしくは、自殺しようとしているのかな。なら、冬用シュラフ使わず寝れば、簡単に目的達せられそうだが、そんなことはしてなさそう。だから自殺しようとしているわけではない。何この人とは思うが、これでミステリアスさが増してドラマに引き込まれるというわけでもない。単に変な人だなぁと少しだけ思って終わりなサブキャラ。何というかおかしなキャラ設定なだけ。

山の麓の飲食店で接客する藤木

何で接客なんて不特定多数の人間に顔を出すことをするのかな。裏で皿を洗うならともかく。いざとなると大胆な逃亡行動に出るのに、そうでない時の行動が無防備すぎる。

偶然の出会い

都合よく「偶然」が続く。もう、偶然でしかストーリーは進まない。

命の恩人の少年の咳、指定難病313

松田健太君(4歳7ヶ月)のカルテから心臓外科(小児科)にかかっており、令和2年3月12日の記載から、次の病気であることが分かる。

#1 先天性肺静脈狭窄症(指定難病313)

#2 鬱血性心不全

心臓外科…偶然なので仕方ないが、藤木の専門と重なるな。

転げ回るレポーターと指紋

野原で転げ回ったり体当たりで取材に臨むが、結局逃げるレポーター。何というか覚悟はないのね。

雪山を手術したばかりの人と歩く

そこがポイントではなく、また遭難する。

美香子が滑り落ちた際に、藤木が美香子の右腕を掴み難を逃れる…ん?掴んだのが手術で接合したばかりの左だったら大惨事になっていたはず。何というブラックなギャグ入れて来るのだろう。しかしこのシーンは、それについて会話するかとまなく、真顔であっさりストーリーは進む。

今度は助けられた健太少年を助ける

山小屋でオペ開始。そこに健太君の親とその同僚レポーターが出て来る。

ぐうぜんってあるんだなぁ。

だからこれはコメディなの。

頑張りすぎなくて良いんだよ

これ、健太君に言っているようで、実は視聴者に刺さるように設計されたセリフ。視聴者サービスということ。このドラマ、コメディジャンルだけあって視聴者を楽しませることには余念がない。

盗聴器

カメラは奪ったが、結局、盗聴器の件はどうなったのだろう。山小屋の手術の際、カメラとは別に盗聴器仕掛けていたら、それだけでもかなりの証拠になると思うが。あの女性リポーターは一度撮影したSDカードを奪われており、再度の強奪に備えていることは考えられる。逆にそうでなければ、レポーターはかなり楽観的な人。

衣装

冒頭と終盤での冬山シーンで藤木が着ているジャケットが違う。どうやって手に入れた?服は重衣料も含めて使い捨てなのか?まあ、そこは突っ込んではダメなんだけど、逃亡のリアルさって着の身着のままだとは思うが。

今回の便利グッズ

登山中に両手を自由にしながら水分を摂るためのチューブに石油ポンプを取り付けたもの。包丁で切開するのはお約束。消毒とか大丈夫なのかな。ここは天才設定に完全に頼るしかないところ。

外科医ドラマの見せ場が…

手術シーンは、外科医ドラマの見せ場の一つのはずだが、ここではドラえもんの便利グッズ紹介とも思える手術に流用する品の紹介だけで、あとは比較的あっさり終わる。リアルさなど追求しないのでそれはそうだけれど。つまり手術シーンはコントということ。天才外科医が真顔で奇想天外な手術を行い、周りの者をアタフタさせるのを楽しむコント。

何で逃げているんだっけ?何で追いかけているんだっけ?

すぐに忘れてしまうのは、藤木は何で逃げているのかということ。それと、拓郎兄ちゃんは何で藤木を追いかけているのかというのも忘れてしまいがち。何というか妙子の死のシーンが早すぎたのかな。妙子と藤木、拓郎の関係を全く知らない時に妙子が落下して亡くなり、その後も藤木、拓郎と妙子の情の繋がりを描く場面はなく、あくまで真犯人探しにしか頭にない藤木と、犯人は藤木と決めつけて動く拓郎が描かれるだけ。妙子に対する思い入れを視聴者が共有しないと、視聴者は、藤木と拓郎の動きを追うだけになってしまい、感情移入できない。藤木と拓郎、なんかやってるなとしか思わない。