何かもう、詰め込みすぎて無茶苦茶になってる。リアルタイム視聴していたら、盛り上がりはあると思うかもしれないが、後で考えると、確実に何だこれ?になる。全てのサブエピソードに決着をつけようとした感じで、ご都合主義極まってしまっている。ハッピーエンドでない結末は、ハッピーエンド対比、それなりの時間をかけて描く必要が出てくるからね。
だから、明らかに最終回の時間が足りなかった。直前まで桃介のエピソードにあれだけ時間を割いたのに、最終回で桃介が大きく絡む訳でもなく、色々起きているのに、最終回が後日談みたいにたなっていた。最終回直前に未解決のエピソード乱立させて最終回視聴率狙う方法なのだろうが…うーん。
伊庭君のインターハイ予選時の相手選手分析
ホント、受験生伊庭にそんな時間あるのか?勉強しろよ!…と言いたいのだが、合格しちゃうのね。伊庭は、ボクシングの才能には恵まれなかったが、勉強の才能はずば抜けていたから、高校生活の収支はプラスということね。
芦屋監督
とりあえず最終回だから顔を出したと言う感じかなぁ。
教員同士の結婚
え?どちらかが辞めるの?違う学校の先生になるで解決ではないの…と思ったが、ここ私立か。系列の学校もなければ、そうなるか。で、折原と桐沢が結婚するなら、桐沢の収入が減る。だから焼き鳥屋復活話を、予め用意していたのか。
学校に直談判する折原の息子
いくら何でも、それはあり得ないだろう。
倒れる桐沢コーチ
焼き鳥屋とボクシング部コーチと教師の両立は無理だったか…ん?3時間睡眠で過労なだけか。そして、ここがポイントだが、桐沢が倒れる話は、本人が「今日だけだから」と言って、その後何ごともなく終了。何だこれ、主人公桐沢が倒れるシーンは、単に予告用の煽りだったということか。しかも一瞬で消化するとは…主人公が倒れるシーンを持ち出したにしては、かなりひどい。
愛マネージャー…
マネージャーが本気で桐沢にボクシング部に専念してほしいと訴えている。こういうマネージャー素晴らしいな。この最終回で唯一感情移入して良いかと思えるシーン。
伊庭さん東大合格!
あっさり合格してるけど、物語の設定として東大である必要あったのかな。東大受験というのが何かテキトーな設定で、何の盛り上がりもなく合格してる感じしかない。
水野…
勝ってインターハイ行っちゃうかぁ。何というか説得力が感じられない。京明高校に勝つところまでは良いが、決勝も勝ってインターハイというのはやり過ぎに見える。廃部危機だったのに、翌年インターハイに2名行っちゃうかぁ…という感じ。ボクシング部ならこういうことあるのかなぁ?
ラスト近くの焼き鳥屋シーン
なんだこの大団円。いつのまにか桐沢と折原が夫婦になってるし。嫌味ばっかりだった高校の教師陣はニコニコだし。
あれ?桐沢はどこに住んでるの?折原と同居なら、折原妹とも同居ということか?
バタついた最終回
桐沢と折原の結婚式的なシーンは省略しても良いが、桐沢が、死別した元妻に対する思いを1人語りするシーンもなし。これはなぁ。