Golden Time

時はお金で買えません

【ちむどんどん 】第70回 何もかも無茶苦茶な回


さすが『ちむどんどん 』の金曜日だけあるなという回。15分の間に起きた何もかもがおかしい。田良島さんのシーンだけがまともっぽくて、後は全て、言ってることもやってることもドラマとしての許容範囲を超えて意味がわからない状態。

前回から徹底して愚鈍な『あまゆ』店主の順次

何で順次は翌朝になっても何も知らない顔しているのか?順次は、三郎夫妻と共に娘トミから智と暢子の話を聞いても、一人ついていけず、俺にも分かるように説明して…とか、何で?お前が諸悪の根源なのに、それ?…という愚鈍な役回り。順次の扱い酷すぎる。

『あまゆ』の店主の順次は、沖縄から出てきたばかりの暢子に手伝い条件で家賃安くするなど、言わなくても分かる的な人情味のある人だと思っていたが、言わないと全くわかっていない人という設定だった。酷い扱いだなぁ。

養豚場の朝の出来事

こんなの要らんでしょ。寅さんにこんな生々しいのあるのかな。何というか、下品なんだよなあ。朝のドラマでもあるし、描くにしても、こういうシーンこそ上品に描くべきだと思うのだが。描き方次第で同じシーンでももう少し何とかなる気もするから余計に下品さが痛い。

久しぶりの『フォンターナ』

朝の納品に来る智とそれを受け入れる暢子。プロポーズした側と断った側2人きり。これはキツい。しかしいつも通りにすることが何より大切。これが大切。

それにしても、『フォンターナ』のシーンはこれだけ?長い休暇でもとっているかのような、最近の暢子。

東洋新聞社早出の一コマ

和彦と愛。

全部無かったことにしてくれ

ごめん。愛と結婚する資格はない

は?は?無かったことにするって?資格?結婚に年齢以外の資格は無いぞ?え?

これは前代未聞の無責任な別れ話の口上だな。無かったことにというのは、精算しないということだよ。ダメだろ。

薄々分かっていたが、和彦の思考が衝撃的すぎる。

移籍の上でのパリ駐在の告白

才能があり、パリ駐在というチャンスも目の前にある。だからそれを選ぶと和彦に伝える愛。これ、目の前にいて、たった今酷いことを言ってきた和彦に手紙で伝えるというのがポイント。和彦が「結婚する資格はない」とか寝ぼけたことを言う前に決心していたと言うことを意味するから。まあこれ、和彦を悪者にしたくない制作の都合なんだろうけど。それにしても、移籍かつパリ駐在とか、もう会うこともないよと制作が言っているようなもの。だからか、即日、和彦は暢子に告白するし。もう無茶苦茶。交際中は同じ部屋で仕事して、別れ話になった途端、移籍&勤務地海外って、徹底しすぎていて、都合良すぎる。

和彦を手紙でディスる愛

優柔不断なくせに頑固なところ

ちょっぴり鈍感だけど誰より思いやりがあるところ

嘘がつけないところ、諦めの悪いところ

熱い志を持っているところ

愛の手紙の中の記載は、読みようによっては、何も決められない、何も自分から動かない和彦を徹底的にディスっているように読める。さすが新聞記者。

なんと言っても、"良い所"を並べた後で、

和彦は暢子ちゃんのことが好きだよね

なんて続けてくるのだから、この手紙の熱量は凄い。そのまま外に出て歩いてる愛の姿はパンツ姿だった。角力大会でもパンツだったが、今回は職場でパンツ。これが象徴ということなのだろうなぁ。

これから期待したいドロドロ

白金のマンションの名義が書換えられていたら面白いことになるな。今回、愛に別れ話をして、直ちに暢子に告白したように、嫌なことはズルズルやらずに引き伸ばすが、やりたいことは躊躇なく仕掛ける和彦のことなので、もし名義書換えが済んでいたら、即換金するか、平気な顔して暢子と住むぞ。もう身近にいたら最悪のタイプの人間。

優子と善一の再婚話

なんだこれ、優子から切り出すのか?は?色々おかしくなってる。こう言うのほんとご都合主義だな。しかも、歌子がそれを聞いてるって…ご都合主義にご都合主義重ねて無茶苦茶になってる。

なんというか、歌子もご都合主義展開のためには、早とちりの愚か者にされるのね。何というかキャラ使いおかしい。もう少し大切に使ってほしい。

ところで、賢吉は、優子に話を持ってくると同時に善一にも持っていかないとダメだと思うのだが。特に2人が同じ職場で働いているのだから。こういうところに全く意識が向かないのは、賢吉らしくないと思う。なぜこうなった?

愛との結婚はなくなった

うまく言い換えるなぁ、和彦。自然現象で消滅したみたいな言い方してるよ。和彦が原因の人為的な事件なのに。流石新聞記者言葉の遣い方が上手いわ。うん、呆れる。自分から無くしたのに、なにこれ?そして次の言葉が、

僕は暢子のことが好きだ

なんて人としておかしいでしょ。ずっと一緒にいたい…とか、何言ってんだ?愛を捨ててすぐ告白なんて、ついていけない。愛のあの手紙読んでこれかよ!

和彦のセリフにつき落ち着いて考えよう

①愛との結婚はなくなった
②僕は暢子のことが好きだ

①と②の間に他のセリフ無し。
この和彦の感覚、どういうこと?
愛との結婚に対して色々決断すべきことがあっても、ズルズル先延ばしにしていたのに、暢子に対しては光の速さで事を起こそうとしている。和彦、かなり悪質で、もはやサイコパスという言葉も生ぬるい。あと、多分、愛と付き合い始めた時は、今の暢子に対して接した様に接していたのではないかと想像してしまう。つまり、かなり悪質なクズだ、これは。

優子の再婚話を聞く暢子

優子の再婚話を電話で聞いた暢子は、まず、それを大声で『あまゆ』中に響くように言ってしまう。そして、「とにかくすぐ帰る、うん、待ってて」と暢子は言う…やんばるは鶴見から電車で15分くらいのところにあるのかな?

あと、この日は角力大会の翌日、つまり月曜日。それで沖縄にすぐ帰るということは、火曜日は少なくとも仕事を休むということだろう。『フォンターナ』は結構簡単に休める良い職場だな。つい先日、オーナーまでコックコート着てバタバタした記憶はあるけれど。大城オーナーに、「母が再婚するかもしれないので、突然ですがやんばるに帰ります」とでも連絡するのかな。これで大城が許したら、やはり身内に甘い大城確定。

やんばるに帰るために、深夜バタつく暢子

さっきの話、ちょっとタイム、うちやんばるに帰らないと!

と和彦の告白をさえぎる暢子。

フォンターナの仕事帰りということは深夜でしょ?仕事帰りにそんなに焦って、どうしようというの?

また、既に成人した娘たちが親の再婚話に急遽集まって何するの?阻止でもするつもりなの?そもそも本人から言われたわけでもないのに。ドタバタ喜劇もこうまでご都合主義というかむちゃくちゃだと、流石にもうシュールな世界に行ってる。

ただしこれ、要は、比嘉の三姉妹は年齢は重ねているけれど、全く大人になっていないということを表現している可能性もある。愛がこの場にいて、この話を聞いたら、一旦暢子を落ち着かせたと思う。しかしそこに愛はいない。だからすぐ帰るとか言い出したのかと。ちなみに和彦はそこにいるんだよなぁ。案の定、何もしないけど。それが、このドラマにおける和彦は暢子のやりたいことを妨げないということで、智との違いなのだよなぁ。一応、和彦の行動は徹底している。これ、智だったら行くのを止めるのではなく、キャラ的に一緒に行こうとか言い出すのかな。

冷静に考えてみれば、良子は自分の意思で結婚しているし、暢子もプロポーズ受けたり告白されたりしている訳で、父親と死別した母親に再婚話が持ち上がったからと言って、即、帰省するほどのことかと。

暢子はどこに向かうのか?

やんばるに帰るため、深夜に準備する暢子はどうするつもりなの?当時は沖縄直行深夜便の飛行機があったの?

養豚場の寛大と清恵

この二人、なぜ賢秀にこれほど寛容というか甘いのか。寅さんのおいちゃんとさくらならば、身内なので関係を切れないのは仕方ない。しかし、この父娘は血縁全くないので、名前が寛大だとしても寛大すぎる。おおらか(?)な人としても、ロボットの様で人格を感じられない。

優子と良子

2人合わせて優良となるが、2人ともそんなキャラではなくて、かなりヤバい。来週は少なくとも優子の再婚話が進むのだろうが、都合よく無視されている良子の方の離婚話しも再浮上するかもしれない。第70回では、呑気に比嘉の家で母の再婚話に驚いていたが、自分にもとんでもない弾が飛んでくる事を知らない。これが同時進行的に進んだら、まあ、ドタバタになるかもしれない。それが面白く行くのか、明後日の方向に向かうかは、来週にならないとわからない。普通とは違う意味で予断を許さないドラマ。

帰ってきた暢子と『あまゆ』の外で話す和彦

なんとなく夕方とか19時からの感覚で見るけれど、『フォンターナ』閉店後に銀座から鶴見に帰っているのだから、かなり遅い時間なんだよなぁ。早番遅番とかあるのかな?無さそうだったけど。

愛のその後の予測

描かれることがあるのかないのかわからないが、系列とはいえ移籍して、日本を離れての仕事。これまで愛は、過干渉気味の親、面倒見が良く守ってくれる上司がいた上で、行動していた。パリに行ったらそのような後ろ盾があるとは限らない。実は考えが甘かったということが起きるのではないかな。その際、耐えられるか否かだが、和彦と別れたという経験が愛を大きくしたため、何とか耐えられたというようなことになるのではないかな。完全な妄想だけれど。パリに行ったからと言って夢が叶ったラッキーにはならないと思う。そこがスタートなのだから。

和彦と智の綺麗すぎる対比

和彦は、長年付き合ってプロポーズしない男。智は、付き合ってもいないのにプロポーズする男。この綺麗すぎる対比を持つ男2人に、暢子と愛を交えた4人の間で6年間にも渡りグループ交際を続けた末の結末が今週描かれたということ。暢子と愛は、もうあからさまに真逆で行こうとする感じ。

異説、愛は優しいわけではない

愛は、和彦と別れる直前は、和彦にも暢子にも気持ち悪さを感じていたのではないかな。

和彦と暢子は明らかに惹かれあっている。それなのに和彦は自分との結婚をやめようと動くわけではない。しかし暢子のことを見つめたり、暢子の料理を異常に褒めたりは平気でする。これ、嫌というより、気持ち悪い、怖いという感情の方が立つということはないかな。暢子の方も愛に和彦が好きだが諦めると言いながら、言った後も好き好きオーラを出しているし和彦に褒められると非常に喜んでいる。それどころか同じ下宿に住み続けている。諦めるなら毎日顔を合わせないところに引っ越すべきなのに。そんな2人の行為に、自分は何か騙されているのではと思うことはありえると思う。だから、何か分からない不安感もしくは恐怖心から毎日のように仕事が終わった後、愛は『あまゆ』に通う羽目になったということは考えられないだろうか。それが失恋することの不安感とも限らず、この人たちと関係することの気持ち悪さなのかは分からないが。それでも2人の関係の居心地の悪さから逃れることはできなかったが、限界にきて、平和的に逃げることにしたのかと。無傷で逃れるには、2人を怒らせないようにする必要があり、そのために移籍かつ3年の国外勤務という形を選んだのではないかと。何かまとまらない分になったが、愛の行動が、そのまま愛の気持ちとは限らない気がしてきた。

このため、愛の手紙をそのまま愛の本当の気持ちと受け取るべきではないかもと思い始めた。