Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【ちむどんどん 】第76話 全て薙ぎ払って、ドタバタ結婚コメディになった


予想通りと言うか、これまでの和彦と暢子の周りの恋愛絡みのあれこれは無かったことにしてきた。本当にミッションクリアしたら、前しか見ないドラマだ。ロールプレーイングゲームだね。

早速、親の許可を得ようとする暢子と和彦

特に暢子のスピード感怖い。これ、暢子が押しまくっている。愛はもっとゆっくり時間をかけていたが、見たところ、緩急の差はあれど、攻め方は愛と暢子は同じに見える。暢子の方から結婚話を進めようとして、和彦が引きずられるも、あまり先に進まない…結局、この展開は愛と同じに見える。ラスボスっぽい和彦の母重子まで出てきて、嫌な予感はする。しかし愛はラスボスまで到達できていなかったのかな。

比嘉家の方は、基本的に優子が子供の意思を最優先するからこちらは成功。それどころか、僕にくださいという儀式の茶番まで見せられる。こんな描写は要らない。

和彦の母重子の方は厳しそう。

仕事と家事の両立は大変と言う良子

お前がそれを言うかとしか。

花嫁の父として祝いたかったとか余計なことを言う善一

実の娘の結婚祝っているはずなのに何を言うか。善一、そんなキャラだったのか?この人も『ちむどんどん 』化してきて怖い。

善一の話を途中で打ち切って暢子と話す和彦

善一に結婚報告に来ておきながら、話の途中で唐突に「暢子、ちょっと…」と言って、和彦は暢子を連れて退出してしまう。善一は訳がわからず「ん?」とか言ってる。やはり和彦、何か性格がおかしい。

三郎夫妻も『あまゆ』主人もおめでとうと言うのか…

ご都合主義だな。

いらなくなったキャラ智

智、鶴見から逃げたのか…いや、逃げたというより、脚本が消したのか。予想通りいなくなったか。こういうのは酷い。というか、『ちむどんどん 』は、こういうのばかり。つまり、暢子と和彦が手を取りキスをしていた時に、智はやんばるではないかもしれないが、沖縄にいたのだと。

ようやく『フォンターナ』に戻った

放送的には、本当に長い夏休みだった。もう包丁の握り方忘れてないか?ただし、『フォンターナ』のシーンは一瞬だけで、しかも厨房に立つシーンはない。まあ、料理メインのドラマではないからね!…ん?

フォンターナて包丁握るシーン、最後はいつだったっけ?覚えてない。

暢子の披露宴出席依頼から逃げる大城

大城オーナーは、鶴見の人たちとは気まずそうだ。しかも珍しくおどおどしているから、大城のほうがしでかしたのだと。そして、二ツ橋も事情を知っていそうだから、まあまあ大きな規模のしでかしなのだろう。これも後々解決する課題なのかな。

和彦の仕事は順調

いつも和彦の仕事がうまくいくのは、田良島のお膳立てなんだよなぁ。まあ、愛の時もそうだったから、田良島が優秀な上司ということなのだろうが。何か和彦は、才能以上にうまく行きすぎに見える…のは、そういう目で見ているからか。

田良島まで結婚話を歓迎

あれ、和彦が愛を振ってからまだ数日だよね。愛は国内にいるのではないか?田良島まで愛と和彦の付き合いをなかったことにしてきたか。

田良島的には、愛は記者として生きた方が良いと考えていたようだから、結果は良いのかもしれないが、愛からの手紙で呆然としていた和彦を沖縄に行かせたら、数日後にニコニコで暢子との婚約に漕ぎ着けてきた和彦を見て、祝福できるものなのだろうか。

良子は博夫のアパートに戻ることに

急すぎる、突然すぎる、何で?…まあ、話を進めるためにだろうな。良子については、金吾の時がそうだったが、延ばしに延ばしてから、オチをつけてくるから、今回ようやく進展するか。

結婚は許しません

このような展開は、ドタバタ結婚コメディだよね?軽すぎないか?というか、これまでの愛や智との因縁を踏まえたら、陽気なドタバタ結婚コメディになどならないと思うのだが…なっちゃったみたい。

和彦の母と初めて会う際の手土産はサーターアンダギー

なんで?何故そこにこだわるのか?勤務地銀座なのだから、色々然るべき手土産はあるだろうに。これ、何らかの暢子の意図を感じるが…何なのだろう。

祝福病

登場人物は全て和彦と暢子を祝福しないといけない病気にかかっているみたいなおかしさ。但し重子を除く。何でなの?

祝福できないであろうキャラは軒並み無視もしくは誰かのセリフの中で登場するだけになっている。不要だから描かないのではなく、本来描くべきが、描くとめんどくさくなるから描かない感じ。ある意味主観的幸福を追求することがテーマになっていそうなドラマにふさわしい描き方とは言える。