Golden Time

時はお金で買えません

【ちむどんどん 】第88話 陥落が早すぎる。まだ水曜日です。


何かが足りないまま展開していく感じはこのドラマの個性なのだろうか。コース料理を食べただけで、話が通じない相手を認めることができるというの説得力ある描写に見えない。これは感覚の問題だから、これで良いという人もいるのだろう。ただ、ドラマとして主流ではないと思う。

歌子の参戦

歌子の重子説得参戦。カセットテープで暢子の結婚を訴えるのか。これで暢子の兄姉妹3人ともが重子に訴えたことになる。圧と執念を感じるな。
しかし方言を抑えようとするも出てしまう。そして『椰子の実』を歌うが、三線も歌もなんでこんなに下手なのか。歌子は緊張するとやはりこうなるか。普段は弾けているのに。いや、なんで『椰子の実』?

『椰子の実』の歌詞

この詩の最後は、「いずれの日にか国に帰らん」。これ、暢子がいずれ沖縄に帰ることを暗示しているのだろうなぁ。詩集を読む重子なら、これは理解しただろう。その上で、和彦の好きにさせたと。歌子も中々重子を精神的に削ってくる。賢秀よりも良子よりも、こんな歌詞の歌のカセットテープを送ってくる歌子が一番恐怖かもしれない。

『フォンターナ』貸切

オーナーの親族というのはここまで凄いのか。とも思ったが、前回『フォンターナ』予約の時間を言わなかったのは、こういうことか。通常の営業時間外に招いたから結果的に貸切になったのね。和彦は仕事のない日かな?

『フォンターナ』貸切とは、重子が完全アウェーの場に入れられたということ。、暢子、和彦、大城がにこやかな顔をしながらも、取り囲んで圧をかけるわけか。何でいつも重子は1人で、暢子側は集団戦なんだろ。

普通に美味しいけど?

重子はこんなこと言ってる。1品目からこれを言うの、重子は今回の料理自体に意味があるとちゃんと見抜いて臨んでいるのか。貸切の段階で企みがあることを察知していたし、重子頭良いな。

重子も何が来るか構えてるからこんなセリフになるのか。それはそうか、完全アウェーに単身着ているのだから。重子すごいわ。

その意味で、家族の仲の良さを強調しながら、何かあると集団で押しかけ圧をかける比嘉家とは生き方が違う。

黄色いバラ

『フォンターナ』のテーブルの一輪挿しに挿してあるのは黄色いバラ。この花言葉は微妙。

暢子の気持ち「親愛の情」と重子の気持ち「嫉妬」の両方を表現しているのか。

終戦直後、闇市の味

ニコニコしながら料理の説明をする暢子…いや、これ暢子の料理ではなく大城の料理。ニコニコするのは良いが、暢子の手柄ではない。

ただ、成功したから良かったものの大城も賭けに出ていたと言える。和彦のマーケットという言葉だけでは、重子にとっての闇市の食事の思い出が良いものだったというのは確信が持てない。重子にとって辛い思い出であった場合、危険だった。

重子さんの大切な思い出の味を作れたらと思いました

暢子はそう言うが、最初にそれを思いついたのは大城であり、暢子はそれのアイディアに従っただけと言える。何故その辺りを暢子自身で思いついた様に描かないのだろう。今回の重子攻略は、毎朝のお弁当作戦を行っても打開策がないまま行き詰まった暢子に、救世主が現れて、一挙解決してくれましたというだけの話になっている。暢子が主人公のドラマでそんな展開にする意味は何なのだろう。

あれ?水曜日に早くも重子陥落…

なんかね。落ちるのが簡単すぎる。いや、薄っぺらいと言うのか。何でなの?ご飯食べただけだよ?賢秀、良子と親戚付き合いする覚悟は出来たのか?

しかも、重子が認めたのは大城のアイディアであって、暢子が重子を動かしたわけではない。いや、ここでウルトラマン大城で解決は物語的に上手くないと思うのだが。

考えてみれば、暢子の毎朝のお弁当攻撃から、和彦の喫茶店モーニング攻撃、賢秀馬券&オルゴール破壊攻撃、良子突撃逆ギレ攻撃、歌子カセットテープ攻撃、大城美味しくないもの攻撃と、重子1人に対し集団で攻撃していたことを考えれば、重子はよく耐えた。基本的には耐え切れたと思うのだが、なぜか諦めてしまった。

和彦は結局何かやったのか?

暢子は諦めないよとか言ったのは覚えているが、『あまゆ』や『フォンターナ』に重子をエスコートしたことと謎の喫茶店日参以外に、重子に対し、効果的なアクションとったのか?

暢子1人語り

私は和彦君にふさわしくないかもしれません。でも私を信じてくれている家族は素晴らしい家族です。

1文目と2文目が論理的に繋がっていない。相応しくなかったら家族が信じてくれようとダメじゃん。というか、このセリフにこそ比嘉家の本質が出ている。比嘉家が全て、比嘉家以外が反対しようが、倫理的に間違っていようが、比嘉家として幸せならそれで良い。この価値観がストレートに出たセリフ。重子を説得するこの決定的なシーンでも、比嘉家のポリシーを貫いている制作は凄い。

結局、暢子の押し切り勝ち

重子は妥協したが、暢子は何か妥協したか?しかも同居も始めるのか?家事しなくて良くなるから良いな!これは良子を見習ったか?歌子と違い青柳家には、ちゃんとお手伝いさんがいるから心置きなく頼めるな。

しーちゃん

暢子と和彦が結婚したら、何でも押し切ってくる暢子に対し、重子が妥協することになるのかな。孫ができたら孫を人質にするだろうから、もうどうしようもないな。

それにしても、しーちゃん…ねぇ。笑うしかない。何でこうなるの?コントじゃないのだから…ひょっとして、コントなの?

毎朝のお弁当攻撃を描いた意味

重子と対立した当初、良いこと思いついたと言って、毎朝お弁当を作って持っていくことを始めていたが、あれは結局、ドラマ的に何の意味があったのだろうか。

何が起きても諦めない暢子の執念深さは分かったが、それ以外に何が分かるのだろう。