『ちむどんどん 』では、これまでお金が無いということに対して、シビアな状況であると描いてこなかった。比嘉家の家族は、安易に借金をしたり、他人の金を盗ったりしても、人生において余り辛い状況である様には描かれていなかった。そして今、暢子が店舗経営に失敗しそうになっている。信用金庫からの借金があって、かつ赤字。この状況が、暢子にとって、『ちむどんどん 』世界にとって、どれだけシビアな事態なのか、これから描かれる…が、もう木曜日なんだよなぁ。多分、明日大逆転の気がしている。
一緒に『フォンターナ』を辞めた桃木から新規開店店舗の共同経営のお誘い
怪しいなぁ…『ちむどんどん 』によくある詐欺じゃないのか?と思ったが、詐欺か否かも分からないまま、矢作が断ることで終わる。矢作、人生の選択を誤ったな。暢子のどこに惹かれたのか。暢子は、矢作を信頼しているというより、単に金銭を盗まれることに寛容なだけだぞ。
桃木から何故沖縄料理なのか聞かれて、暢子のことを言わないというか、言えない矢作。というか、桃木は、絶妙な詳細度で矢作の最新情報を手に入れるな。"暢子の店で働いている"ということだけ情報欠落しているって逆に変。
40万円カウンターに置きっぱなしで外出
そんなことあるの?しかも、今から信金の坂田と会って渡すお金なのに。絶対にあり得ない、絶対に。
逆に、暢子のお金に対する考え方が出ているエピソードかもしれない。それにしても、和彦は、折角の発言チャンスなのだから、「お金持った?」と聞けばよかったのに。
というか、お金を置き忘れるシーンが不自然すぎる。いや、今からそれを渡すために鶴見まで行くというのに、使ったタオルを置くみたいに軽い感じでお金の封筒置いちゃうか?
智、歌子は疑わない
何で矢作は疑うのに歌子は疑わないのだろう。歌子も矢作と同様盗るチャンスはあるのに。比嘉の家からクラクラすると言って、嘘をつないで銀座まで連れてきた女だぞ、忘れたか?
何で坂田との待ち合わせが『あまゆ』なの?
何で坂田との待ち合わせが『あまゆ』なの?確かに鶴見の信用金庫だけれど、これまで杉並の店まで来てた。それなのに…これ、矢作を疑う様にするために店を開ける必要があっただけのご都合主義設定としか言えない。
しかも、お金に関わる話なのに、個室ではなく普通の客用テーブルで話しているから『あまゆ』の順次にもトミにも丸聞こえ…というか、智も加えて立会人みたいになってる。ありえん。
すぐに戻ってきます
と言って暢子は『あまゆ』を出て行くが…あんなに忙しい信金の坂田さんを待たせるの?『ちむどんどん 』は杉並でしょ?すぐ戻るの概念が…。そう言えば、『ちむどんどん 』世界では、鶴見と銀座も近かったな。
暢子は、相手の時間がお金と同じであることが分かっていないのだろうな。
矢作に辞めてとは言わない暢子
やはり暢子はズルいんだよなぁ。矢作との約束で、給料が支払えないと矢作は辞めると言っていたのに、今月分は待ってもらえないか、来月もちゃんと払えないかも…みたいに言っている。まあ、そうなるのは仕方がないけれど。運良く矢作が暢子と共に進むと決断した後だからよかっただけ…なのかな。実は矢作はツンデレで、別にお金を盗んだ疑惑がなくても、残ったのではないかとも思うな。ドラマ的には合理的ではないけれど。
ちゃんと謝ることができる智
『ちむどんどん 』では、暢子より謝ることができる人が、出てくるんだよなぁ。なぜ暢子が謝ることのできる人と言われたのか不思議。とはいえ、智はやり過ぎだったとは言える。これまでも散々矢作をディスっていたからなぁ。ただ、今回の土下座により、智と矢作の間の壁はなくなり、暢子を共同して支える体勢ができたということなのだろう。現実世界では、なかなかそう上手くは行かないと思うが、ドラマだから、まあ許容範囲かな。
それにしても、今回の智は、というか今回の智も、自分から突っ込んで行って自爆してるな。告白して自爆した相撲大会の時の姿がダブる。
軸っていうか、目指すところがはっきりしないから、完全に迷子になっていますね
と暢子は言うが、そんな求道者みたいなレベルで味を求めることで客足を増やそうというなら、それは沖縄で店を開かないと。そもそも沖縄の味を知らない人たちにはそのレベルではなく、食べたいと思わせるところからだと思うが。
矢作の舌
矢作が沖縄そばの味を語っているの面白い。つい先日まで沖縄料理の味などわからないから言われた通りに作ると言っていたのに。料理の天才設定か?あ、『フォンターナ』では微妙な立ち位置だったか。
優子、良子来襲!
お金あるねぇ。楽しそうだねぇ。特に良子は、ハワイ家族旅行費用200万円を失っているのに、自分だけ上京か。博夫と晴海はどうしてるのかなぁ、どう思っているのかなぁ。