Golden Time

時はお金で買えません

【舞いあがれ!】第2回 飼育係で無理したと母に告げる舞と、五島に行こうと舞に告げる母


高熱が出る小学生の娘。去年はリレーの選手として元気に走っていたというのに…これは親は心配する。第2回は、そこを深掘りする。

兄妹、それぞれが必要な環境…

兄と妹、それぞれにとっての良い環境は違う。

兄悠人は、自分の成長のための要求をしているだけ。親に対しても、他の家庭と同じレベルを求めているだけ。しかし、演出によりキツい子供に見えてしまう。

妹には体調を考えた環境と兄には安心して勉強できる環境。結果的には…ベストと言わないまでもベターな環境になるのかな?

兄妹だけではなく、両親を含めて家族はそれぞれ限界に来ている感じがする。特に母めぐみが危険。貴司の母雪乃も気にしている。父浩太は分かっていても出来ないと思っている。そんな中で、めぐみは遂にキャパを超えた感じになる。めぐみは"昔のこと"で意地を張って五島に住む母祥子を頼ることをしたがらない。この流れ、サクッと描いているが、シリアスすぎる。

父浩太の決断

五島行きは、母めぐみのためでもあるのだろうな。身も心も過労状態の妻めぐみを気遣い、舞と2人とも五島に行かせようとする夫浩太の優しさ。その皺寄せは、浩太に来るはず。それがドラマ。少しだけれど、『ちむどんどん 』のストーリーをなぞっている気もする。

家族の皆が葛藤ありながら決断して行く

これは、浩太も、めぐみも、舞も同じ。兄悠人は…分からない。言いたいことは言っていたから、まあ希望通りとは言わないまでも、良くなるのだろう。

こじれた過去のある母娘の電話のやりとり

めぐみ:五島に帰ってもよかかな

祥子:来たかったら、来ればよか

めぐみ:母ちゃん…

これ、祥子にとって、過去色々あっても、めぐみは娘ということか。何というかこのやりとり、セリフは少ないが心にくる。

舞の体調不良に対する両親の考え

舞の兄悠人に対して言うセリフの違い。 父浩太は「舞は病気なんや」と言い、浩太が舞を寝かせるためにいなくなってから、母めぐみが「舞は病気やない」と言う。この違い。どういう意味なのだろう。

紙飛行機に折った手紙

久留美が書いて貴司が紙飛行機に折った手紙を持ちながら、舞はめぐみと話しているが、めぐみが大事な話があると言われた直後、それを脇に置き、居住まいを正す。そしてめぐみから五島行きの話を聞き、愛はそれを受け入れる。せっかく出来た友達を諦めることを意味する辛いシーン。

飛行機がテーマのドラマにさりげなく出てくる紙飛行機

久留美の優しさと貴司の機転が、紙飛行機の手紙になっているの、飛行機が軸になりそうなドラマとして、綺麗。

久留美のキャラ

第1回では、ウサギは飼育委員しか触ってはダメとハッキリ言って舞を立ち去らせたが、その後ろ姿を何か考えがあるように見送った久留美だが、その一方、給食を残したのは舞と久留美の2人だけと、久留美も完璧優等生ではない感じ。どんなキャラなのだろう。

この第2回では、学校に来て一緒にウサギの世話をしようと誘う。久留美良い子確定!

悠人と賢秀

『ちむどんどん 』と比較して、こちらの兄は学問は優秀ぽいが、家族に対してドライな感じ。『ちむどんどん 』では、主人公は足が速く、妹は原因不明の熱を出す設定だったが、こちらは主人公にその両方の属性を持たせている。

"普通のドラマ"の展開なら…

舞の進路。自分が突然原因不明の病気に罹り、飼育係をするという流れからは、予備知識がないと、舞は医者か看護士を目指すのかなと思うのが"普通のドラマの展開"である気がする。これが大学で飛行機サークルにつながるには、原因不明の発熱を克服しなければならないが…。原因不明の発熱が、五島に引っ越すためだけの設定なら…引っ越して、"そして数年後…"だけで、病気は治りましたとしてくるのではと身構えてしまう。『ちむどんどん 』の手法はトラウマになってる。

ちょっとした矛盾

浩太は、1人工場辞めたからめぐみに負担がかかっていると言うのだが、それに対して人を雇う余裕は無いという…これ、ちょっとした矛盾に見える。1人辞めたなら1人雇えそうなのだが…逆なのか?辞めてもらったのか?