Golden Time

時はお金で買えませんが、時間はお金で買えちゃいます。

【舞いあがれ!】第13回 ダークモード継続中の幸せな1日


舞の発熱が治り一気に明るく行くかと思ったらそうは行かない。舞は前向きなのに、家庭内がダークモードに突入し継続中。しかも、年が明ければ阪神淡路大震災が起きる。青年期突入までまだ波乱はあることだけは分かっている。

浩太が仕事のピンチを切り抜けて、年を越すことができると思ったら、阪神淡路大震災…っていう展開だけはやめて!

何故か古本屋に上がり込む舞と貴司

いつの間に根城にしたのか。秘密基地的な?しかし、男一人の古書店の主人のところに小学生男女が上がり込むシチュエーションは、1994年でも問題視される状況のはず。バレ方次第で大変なことになるのでは?

変人的古本屋店主を演じる又吉直樹氏

詩を書くことが楽しいかと聞かれて、例えがあんまりで意味わからないことを小学生に返す八木役。うーん、そういう役かぁ。当て書きなのだろうなぁ。

望月さん仲間外れ問題はまだ解決してない

舞と貴司の2人が描かれるが、望月さんの仲間はずれ問題は、舞が望月さんを慰めただけで解決には至っていないのだが…これは時間差を置いて解決するのかな?しかし、時間を置くと、その間、望月さんは孤立したままということにもなりそうなのだが…早く望月さん問題解決してあげて、と思うのだが…小学校の描写はもうないのかな。望月さんの孤立問題を明確に解決してほしすぎるのだが。

針金ハンガーをぐにゃぐにゃにするだけの舞

一応、洗濯物を畳むお手伝いしてるシチュエーションなのだが、何故かぐにゃぐにゃにするだけ。畳みなさい!

新しい機械も独自の技術もない

バブル崩壊後という設定を考えると、取引先の言うことは、その通りだと思う。

品質も悪いし、新しい機械も独自の技術もないから取引を切られるというの、理由として100点に見えるけど、バブル後で他の納入業者も身を切ってそうで、納入側はどこも良いことないのだろうなぁ。

悠人を私立に行かせることが金銭的に難しいと話す浩太

それに対し東大に入る目標のために計画があると主張する悠人。更にそれに対し、悠人に、悠人なら公立からでも東大に行けると言うめぐみ。

浩太は言いたくないことをちゃんと言った。めぐみとは少し違う。本作では浩太とめぐみの考えが大筋では同じなのだが微妙に一致しないシーンが度々描かれている。この微妙さはドラマでは珍しいように思える。リアルさを感じる。

お金のことをわざわざ描くということは、舞は国公立大学に進むのかな。

ストレート過ぎる励まし

仕事がなく会社が潰れると泣き言を言う浩太に対し、跡を継いで帰ってきてくれて嬉しいと、余り現実には力にならない励ましをする貴司の父。内容はストレート過ぎて慰めにもならないとは思うが、心配する気持ちだけは浩太に伝わったはず。しかしそれはやはり現実には何の役にも立たない。ただ、これと舞との竹ひごや遊園地のやりとりで、浩太のやる気が少し復活したか。

竹ひごを曲げる技術

浩太がここから自信を取り戻すのか?しかも翌日遊園地にも連れて行く。ただ、精神的には少し回復したかもしれない。まだ、諦めるわけには行かないとは言うが、浩太の悩みの根本は解決しない。

助け船を出す取引先の社員

特殊ネジの試作を受ける浩太。1月半かかると予想されるネジを3週間で作ることを受けてくる。あ〜あ、どうするつもりなのだろう。ちょっと嫌な予感。遂にご都合主義炸裂かなぁ。こんなとこでそれを出して欲しくないので、リアルな感じになるのを希望。しかし、新しい機械も独自の技術もなく、新しい金型も必要な試作にチャレンジするのは、どう見ても失敗しか見えない。しかも年明けが近づくから、成功しても阪神淡路大震災が…という感じ。

そもそも、これは助け船なのだろうか。取引先の社員に悪気はないと思うのだが、火に油、焼石に水、そんなことにならなければ良いが。

頭を下げるだけの浩太

取引先に頭を下げるだけ、職人?の笠巻にもお願いするだけ。浩太…実は天才的技術を持ってたとか?それより昔の仕事付き合いで金型作りの工場を知っているとか?昔の同僚が独立して…というパターンがありそうだな。なんと言っても頭を下げるしかできない感じの浩太だから。

浩太…ダメな社長、ダメな父として描かれているのではないかな。ダメというか弱いというか。

浩太の仕事行き詰まりが、めぐみも悠人も舞も影響受ける描写のうまさ

収入が絶たれるということの家族への影響について、コンパクトかつシリアスに描いていてゾクゾクする。

1週目に疲弊する母めぐみを描き、3週目に疲弊する父浩太を描くこと

ものすごいドラマの予感がする。