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【相棒21】第19話 堂々と夢オチを使ってきた


ちょっと酷い。夢オチを胸を張って使ってきた。正々堂々としすぎだろ。

いきなり意気消沈した感じの右京から始まる

なんか声の落胆度合いが強い。ここから、普段の右京ではない、これは亀山主観の右京だ、だからこれは夢オチだ…と視聴者に気付けと言うことなのかな。

監禁事件の発端となる角田課長

角田課長が最初から特命係の部屋の中で会話してるところから始まるの違和感。暇かどうか聞いてほしいのに。これもいつもと違う感じだから、つまり亀山の夢の中の話だと言うことかな。毎回「暇か?」と言われるのは気持ち良いものではないからね。

縄で縛られているが簡単に脱出!

右京、亀山共に縛られていたが簡単に脱出!まあ、右京の推理が見どころのドラマで、監禁からどうやって脱出するかをメインにするのは無理があるということかな。いや、違う、これも亀山の夢の中だから、歪んでいると言うことか。夢オチという結末はやはり酷い。

二手に分かれて逃げる

久里坂村で落ち合いましょう

右京はこう言うが、捕まった場所から移動させられているかもしれないので、落ち合うなら警視庁の部屋としたほうが良い気もする。もしくは少なくとも町か村に着いたら何らかの連絡を角田課長に入れるのが先決だろう。ただ、亀山は、角田課長ではなく伊丹に電話する。まあ、それは仕方ないか。亀山、伊丹のこと好きだからね。

縁があれば、また

監禁されているところからこれまでイマイチ緊迫度がなかったが、このセリフで事態の重さが分かる感じで引き締まった…と思ったのだが、結末は夢オチだからなぁ。

デジタルデトックスの謎の男"神戸"

理由は分からんでもないが、山奥の別荘で、電話までなしと徹底するのはちょっと色々リスクありそうだが…右京が自殺しにきた?と勘違いした良い人だった…本当に良い人なのかと疑いたくなるが、正しい道を教えてくれた。

しかし"神戸"との会話で、この地域に自殺で訪れる者がいることが分かる。これが右京ののちの推理の材料になるのね。

亀山は未だ逃走中

追っ手の声も聞こえる。そして見つかる!

神戸…という名前

小さな縁。その人は上司を慕っていたと。

次々に人に会う右京、今度は享に会う

今度は青年の"享"に。その人は父親の部下が干渉していると。もう1人年上の先輩に世話になったと。

一方、亀山が会うのは追っ手…だが、遂に里に出る

伊丹に電話できたか…良かったね!しかし緊急時なのに亀山と伊丹、長電話するな。電話料金払った方が良いよ。監禁される前に訪れた家に戻ったということは、落ち合う場所に先に来たのは亀山なのね。それはそうか、右京、回り道ばかりしてるからね。

"あいつら"

里の老人が、"あいつら"と呼ぶ孫の学校時代の不良グループがいると。この情報を得たのは亀山、お手柄…だと思ったのだが、善意の人から得たミスリードだったのね。視聴者をミスリードする効果はあったけれど、捜査にはあまり影響なかった感じかな。

右京と亀山がある程度自由に裏山捜査をできているということは、敵側は小規模組織であることが分かる…のだが、夢オチだからなぁ、何でもできる。

遂に"冠城"と遭遇

借りた携帯電話は電波の範囲外…あれ?敵の"隊長"は、GPSで居場所を連絡していたと追っ手は言っていた。冠城は敵の"隊長"ではないのか…からの、自殺希望者の集団だったとか。しかし、なら何で右京や亀山を監禁したり追いかけたりしてるの?ってなる。ここからの説明が、ちょっと訳わからない。

何でバスに乗って自殺するのにこだわるの?

"隊長"、計画にこだわりすぎ。訳わからん。しかも何故他人を巻き込むのか。

高齢化問題絡ませている

ちょっと強引。"隊長"の理不尽さというか、自殺なのにバス爆破というおかしな犯行の動機をカモフラージュするために持ち出された理由ぽい。

説得成功

亀山の説得が成功し、橋を通過、いつスイッチ押しても良い状態になったが、それをも説得材料にする右京。良い感じのチームワーク描いてる。

バスの行き先、西奥多摩駅

架空駅。

右京と亀山は互いにきっちりフラグを回収後、合流

右京は過去の相棒を回収し、亀山は追手を回収して、互いに合流。
うまくいきすぎてるんだよ!と言いたいが夢オチだからね…で、批判は無効化されてしまうの反則。

神戸と享、冠城

聞き覚えのある名前。結局、里山全体がミステリーゾーン的な扱いになっている…まあ、結局は夢オチだけど。

神戸:どことなく前の上司に似てると思ってました。しばらく会ってませんが

確かに、しばらく会ってないね。

享:親父の部下かと思ったもんで(略)いちいち干渉してくるようになって

うーん、父親絡みって確かに享だ。

冠城:長く一緒にいましてね

最長相棒だからね。そして、初代かつ現行相棒の亀山が頭とラストを締めると。

なお、神戸、享、冠城役の3人の役の年齢的なものもこだわりがあるような気がするが、細かくはよくわからない。

夢オチの使い方が悪質

最後に亀山が右京に感謝するの良い…のだが、夢オチ?え?どこからが夢オチ?右京の言い方から見ても、最初から夢オチ?に見えるが、最後の最後に夢オチじゃないみたいになるし…ええー?夢オチをこんなふうに使うのあかんやろ。