タナケン絡みは前回と余り変わらず、一方、小夜絡みは急展開。次回は小夜とサムエピソードのクライマックス来るかな。2つの全く異なる話を同時並行で進めるの好き。
芝居の稽古シーンから始まる
スズ子、前回と違って台本持ってない。ちゃんと対応している。セリフは相変わらず棒読みチックだけど。しかしタナケンも相変わらずで特に何もスズ子に言葉をかけない。タナケン、何考えているのかわからないけれど、客観的に見てスズ子に対し優しくはない。
演技の素人とは自覚しているスズ子
歌手とジャンルは違えどステージに立つプロだからそれは理解している。だからこそのタナケンが何もアドバイスしないことに不満を持つ。これは納得。
田中君は役を取られたことにイラつき、それをスズ子のせいだと言う。この流れで歌のステージに素人が上がったらどう思うかと言われてしまいスズ子は絶句する。田中のたとえ話的確すぎたか。
スズ子も田中の言うことを理解できてしまったから。そしてタナケンにアドバイス求めるも、特に言うことはないと返されてしまう。こうなるとスズ子の性格からして、演劇やる意味あるんかとなる。そりゃそう。タナケンに何も言われないのに、他の役者から言いたい放題言われるのは筋が通らないと言う理屈になるから。
山下の慧眼?もしくは上手いおだてかた?
スズ子より達者に歌う歌手はいるが、皆が聴きに来るのはスズ子自身が面白いから、だからスズ子の私が知らない人にもっとスズ子の魅力を知ってもらいたいから演劇を強引に押すと言う。言っていることは分かるが、スズ子にしてみれば、だからと言って歌手としてはスポットライトを浴びて輝く側なのに、タナケンどころか他の劇団員に悪態つかれるのは、気分良いわけがない。頼まれて参加したはずのスズ子の序列が低いことにスズ子が納得できないのは分かる。羽鳥がスズ子のことを配慮していないとしか思えない。戦争で変わってしまったのかな。これをスズ子のために羽鳥が試練を与えた…と言うふうに制作側が持っていくなら、それは違うと思う。羽鳥はすべきことをしていない。
ただ、スズ子が自分の楽団を解散したことを羽鳥が良く思っていないというのであれば、それは納得できる。まあそんな展開になるとは思わないけど。
小夜、スズ子のところに泣きつく
いや、これは酷い。小夜、節操ないな。しかしそれが小夜。
"コラァアメリカ〜!"
相変わらずの、スズ子の早とちり。それにしても、サムという個人に対し"アメリカ〜"と国のレベルの名詞で怒鳴るの凄過ぎる。
サムと話をしようとする愛助
サム・ブラウン。アメリカに帰ったら実家の農園を継ぐということを聞き出す。
スズ子と話をする小夜
スズ子といて自分が何者でもなかったと気付いたと。ここは小夜らしくなく感じるとこるだった。しかしこれが人間というものか。
小夜とスズ子の相似形
小夜が愛助に向けた敵意?が、スズ子がサムに向けた敵意?に似ていると言う愛助。しかしスズ子は自分はそれだけではない、自分は小夜を取られるのが悔しいと。こう持っていくの凄いなぁ。スズ子の性格が出ている感じ。